大阪府大阪市北区天神橋5-5-2 「江戸前にぎり寿し 春駒(本店)」【1164】

JR大阪駅から「大阪環状線」を東へ一駅のところに在る「天満駅」を下車し、いかにも大阪らしいコテコテのガード下を約400㍍北上する。 程なく左手上に「天神橋筋商店街」のアーケードを確認したら目線を路上に落とし、パイロンを起点に行列が続いていますので大人しく最後尾に付けます。

行列の基は此処! 安くて美味いと「食に厳しい」大阪人が認めるお寿司屋さんなんです。
この日は幸運にも約30分待ちで着席することが出来ましたが、粗間違いなくどの時間帯でも行列が出来ていますので、根気よく待ちます。 尚店内は厨房をL字に囲むようにカウンター席と、その後方にテーブル席が設けられ約25名の収容能力がありますが、その名の通り「寿司詰状態」ですので覚悟しておきましょう。

店頭に置いてあるメニュー表。
これだけ見ていると回転すしの様にも見えますね。 行列の最前列に到達するとワクワクしながら、メモ用紙にオーダーする寿司をスラスラッと書いて、店内に入ったら渡します。
さて、それではドンドン紹介して行きましょう! 尚殆どの寿司は2人前です(勿論2貫で1人前です)

「マグロ ¥150」
大ぶりのネタと若干小さめシャリでチトバランスが悪いが、この鮮度とボリュームで150円はとってもお得です。

「イカ ¥150」
コチラも同様ネタも大きく、鮮度もOK!

「エビ ¥300」
しっかりとしたネタで申し分無し!

「玉 ¥100」
最近専門店でもセントラルキッチン製が多くみられるが、此処は勿論自家製であり、たとえ100円でも手を抜くことなく甘さ加減も焼き加減も絶妙でGOOD!

「赤だし(魚) ¥250」
器に並々と注がれた熱々の赤だし(もう少し温度調整をして欲しいな)お寿司によく合います!

「イワシ ¥250」
ネタの鮮度を図るためオーダーしたが、予想以上に鮮度がよくビックリです!

「赤貝 ¥350(写真上)」と「煮込あなご ¥250」
赤貝は歯ごたえがあり、玉と共にお店の実力が図れる煮あなごもホッコリ蒸されており合格!

「鉄火巻 ¥200」
細巻きも口直しに一つ。 見た目不格好なれど、マグロがブットク詰まっており食べ応え十分です。

「サーモンあぶり ¥350」
炙り方が絶妙でサーモンの旨味がギュッと凝縮しており、思わず旨い!

「タイ三種盛り ¥350」
異なる部位の歯ごたえの強弱が楽しめナイス!

「カニ ¥250」
ベニズワイの剥き身でひょっとして境港?それとも香住?(間違いなくどちらかと思われます) 勿論新鮮そのものです。

「カワハギ ¥時価」
旬メニューとして店内の黒板に提示してありました。
上にのっている肝は新鮮でないと食べれないシロモノだが、臭みの無いピュアな物で「う~ん」と思わず唸ってしまった。

「カンパチ ¥時価」
コリッと来る歯ごたえが新鮮さを物語るネタで、大阪でこれだけのものが食べれるとは思わなんだ、、

「サバ ¥250」「シャコ ¥250」(いずれも一人前)
サバは〆加減が絶妙、シャコはややパサつきがありチョイ残念。

醤油とガリ。
如何にも大阪らしい、醤油は刷毛でネタにつけるシステムです。
京都に赴任して約8か月、鳥取県人のおやじにとって「魚」には正直飢えていました。 誘われて訪れる直前まで「どうせ期待外れだろ、、」と思っていましたが、良い意味で期待を裏切ってくれました。 地元と同等とも言える鮮度のよい寿司が、しかも安価で食べれるとはホントびっくりで、気が付けば堰を切ったようにとんでもない量を食べていました(お蔭で晩御飯はノーサンキューでした)
おそるべし「くいだおれの地」大阪です。