講談社より映画の原作、「あしたの私のつくり方」が絶賛発売中。映画観る前も、観た後でも楽しめる。女の子の共感がいっぱいつまってる。泣けて元気が出て、どの世代が読んでも何かを見い出すはず。特に新生活を始める方に贈りたい一冊。映画化にあたり、 原作者のコメントをいただきました。
昨年、30歳になった。
私と同世代の女性には、結婚をして子供を育てている人もいれば、仕事をしながら悠々自適な日々を満喫している人もいる。
彼女達はみな毎日を一生懸命生きている。 たまに彼女達が迷う瞬間を目にすることがある。 そこに私は、ジュリを見る。カナコを感じる。 どんな30歳の中にも、この15歳の少女二人がいる。
もがきながら前を向いて進む仲間がいることは、それだけで心強いものだ。
この小説を読み映画を見ることで、私と同世代の女性、『大人になったジュリやカナコたち』が何かを感じてくれたら、これ以上のことはない。