手賀沼日記

約束手形26年廃止—賛成

昨日の報道によると、経産省と全銀協は約束手形を廃止する方針のようです。かって私が仕事をしていた業界では、「毎月20日締切り月末起算4か月目手形払」というのが標準的支払い条件でした。長期的な与信という意味で、一部にメリットがあったと思いますが、わが国独自の商慣行です。

海外でもこのような支払条件は聞いたことがありません。今は昔米国で会社を経営していましたが、支払条件は、通常30日以内、銀行送金が主流でした。他に小切手やクレデイットカードによる支払いもありました。



ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

watanabe_march
約束手形が利用されている国は、わが国以外先ずないでしょう。ゼロとは言いませんが。私は15年ほど海外勤務をしておりますが、わが国のように約束手形を使う例はありませんでした。よく似たものに「先付小切手」がありますが、諸外国では利用されていない、あるいは利用禁止です。
今のような紙の約束手形を使うのは、処理に手間暇がかかります。電子処理になるでしょう。以上国内取引を対象にしたものですが、貿易に利用される「荷為替手形」は当分使われ続けるでしょう。
jikan314
外国と違い、信用力があればこそ、約束手形が発行出来るかと。
江戸時代は、盆暮の半年決済。この習慣を手形にしたと存じます。現在読んでいる俳句集でも、現地仕入れは、信用ではなく、小銭を持ち歩いたとか有ります。
経産省は、商習慣が、不合理とあるのでしょうか?海外が合理的と彼らは考えがちです。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事