手賀沼日記

貿易講座97 コンテナ輸送ーその2

コンテナ輸送の場合の留意点の追加

1 包装Packing
在来船積みのような強固な包装は不要ですが、国際輸送に耐える包装が要求されます。木材を包装材料として利用する場合、燻蒸処理などを義務付けられることがありますので、輸入国での規制を調べます。

2 荷印Shipping Mark
コンテナ積だからと言って、無関心な向きがありますが、貨物や荷主の認識のため必要です。ただし買手までの一貫輸送で、買手も合意しており、揚げ地の規制に違反していなければ個別の荷印は省略し、荷印をコンテナの内側に添付することも可能です。インボイスやパッキングリストにはVan Markと記載します。

3 デマレッジDemurrageとデイテンシヨンチャージDetension Charge
実入りコンテナをコンテナヤードからの引き取りの遅れ、空きコンテナの返却の遅れに対しては、それぞれデマレッジDemmurageとデイテンシヨンチャージDetension Chargeが課されます。コンテナは早く引き取り、早く返却すること。

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