綿星日記

心に映った風景を気ままに綴る。  

フェルメール展

2008年09月27日 | 東京便り
見てきました。
30分待ちではありましたが、近くで見ることができました。
他のデルフトの画家たちよりやはりフェルメールの絵が魅力的なのでした。
光かなあ。


「絵画芸術」がなかったのが残念。
「真珠の耳飾の少女」もいつかは見たいなあ。

メトロに乗って

2008年06月19日 | 東京便り
東京にいると、地下鉄に乗る機会が多い。
都会の証ともいえるかもしれない。
特に住まいが地下鉄の駅のそばだと、どうしても乗ることになる。

地下鉄というのは、あまり、気持ちのいいものではない。
エスカレーターで一階おりるくらいだとまだいいのですが、それが、もうひとつ、しかも長く続いていると、なんとなく落ち着かない気分になる。
飛行機が離陸するときの感じにも似ている。
何かあったら助からないという感じもしてくる。
閉鎖的というのも似ている、逃げ場がない。

とはいっても、便利で早い。
利用しないわけにはいかない。

田園都市線は渋谷からの5駅が綺麗な色で塗られている。
オレンジ、黄色、緑、桜色(ピンク)、水色。
これは、ぎゅうぎゅう詰めや、寝ぼけている時に、助かります。
私の場合は、ちらっとでも桜色が見えたら、大慌てで降りるといううわけです。
何度か、危ない所を降りることができました。

でも、田園都市線は用賀をすぎて、二子玉川になると、地上に出るのです。
いつまでも地下を走ってるわけにはいきません。
その時の、開放感たらありません。
やっぱり、地下を走ってるのは、不自然だと感じる瞬間でもあります。

東京メトロ副都心線

2008年06月15日 | 東京便り
14日は、副都心線の開通日。
田舎物の私が、開通初日に乗ることになろうとは、世の中わからないものです。
ということで、再び東京にきています。

副都心線は、渋谷から、新宿3丁目、池袋を通り、和光市までの路線とのこと。
今居候してるとこから渋谷に出て、地上に出ることなく、乗り換えて新宿三丁目の伊勢丹デパートの入り口まで到着。
はは~、これは伊勢丹デパートが普段のお買い物範囲、デパ地下が夕食のおかず候補になるぞという感じ。さっそく息子用にハンバーグを買いました。

そのあと、ごろ友さんの案内で、バカラのガラス製品売り場へ、
噂の黒いワイングラスなどを眺めて(お値段も4個そろいでびっくりするものでした)、すっかりバカラの製品が気にいりました。いずれ一個は購入したいな

そのあとの、食事でキリーワインを一杯飲んだら、すっかり気分が悪くなってしまい迷惑をかけてしまいました。お酒にすっかり弱くなってしまったようです。


しかし、もともと渋谷から、新宿、池袋は山の手線で繋がっており、この副都心線という地下鉄は本当に必要なものだったのかと思わないでもないです。
莫大な費用に見合うほど必要なものなのか?
そうも思う私です。



緑の濃さ

2008年05月17日 | 東京便り
緑が濃さを増してますね。
今日は、東京都庭園美術館に行ってみましたが。
なんか、緑が濃くて、独特のにおいがする。
私には少し息苦しい。
この間の代々木公園でもびっしりと葉が茂っていて同じようなことを感じた。
私は、もう少し前のみずみずしい若葉の頃が好きです。
でも、もっと暑くなれば、涼しい木陰をプレゼントしてくれるんでしょうね。

東京という所は、緑が多いですね。
そして、幹の太い大きな木が多い。大きな公園、庭園も多いですね。
松山にはひとつもないなあ。
東京というところは、いろんな顔がありますね。

庭園美術館では、『オールドノリタケ』展をやってました。
その、繊細な筆致見ていると、なぜか、新幹線で春に食べた駅弁を思い出しました。季節の弁当で、鯛そぼろとたけのこごはん、鯛そぼろでかすみを描く繊細さ、そして煮物も上には、大根で桜の花びらを形作り、そのふちをピンクに染めたものがのせてありました。ほとんど味や満腹感とは関係ないところへの繊細な心遣いに感心し、日本人の感性は凄いと思ったのでした。

美術館巡り

2008年05月16日 | 東京便り
この三日、京都で大学院に行ってる娘が東京にやってきていました。
娘は、院で油絵専攻、三日間の予定はすべて美術館やギャラリーを訪ねることでした。丁度三日間とも晴れて暖かくなったのでよかったです。

★大岩オスカール展 夢見る世界  東京都現代美術館
 現代絵画だけど、非常に見やすく分かりやすい絵だそうです。大きな絵とのこと。屋上庭園も開設中。
★中西夏之展 渋谷にある松涛美術館 
 静かでいいところで建物もいいそうです。

★マティスとボナール地中海の光の中へ 川村美術館
 ここはいっしょに行きました。千葉県の佐倉ということろにあります。東京からJRで一時間あまり、佐倉駅からは無料送迎バスで行きます。
 遠いです。こんな遠くまでなかなかこないだろうと思いきや、中高年のおばさま、おじさまで大賑わいでした。美術館巡りは人気なんですね。
娘はたいそうボナールの絵がお気に入りのようでした。

★モーリス・ド・ヴラマンク展 損保ジャパン東郷青児美術館
 ヴラマンクという人はほとんど知りませんでしたが、油絵らしい力強い筆致に驚きました。娘もこんなにたくさんの絵が揃ってるのは凄いと感心してました
 ゴッホのひまわり、ゴーギャンとセザンヌの絵も常設展示であります。私は、ゴッホのひまわりが大きい絵なのにびっくりしました。また、セザンヌの静物がゴッホに光を当てすぎて、また額がきらびやか過ぎて絵がくすんで見えたのが残念でした。

その他、表参道のギャラリーなど、また自分の先生の個展にも行ったようです。

私も、娘に付き合っていろんな絵が見れて有意義な日々でした。
また、長女と長男と私という組み合わせは非常に珍しく、3人で泊まり、3人で食事というのは、新鮮でありました