ちょっと買物があったので、高野のカナートへ。
インド系の雑貨屋さんによく立ち寄るのだが、
なにやら楽器のようなものがいくつか並べてあり、
ちょこちょこ触っていたのだけれど。
ふと気づくと、白髪まじりのベリーショートのすごく美しい店員さんが横に立っていて
私の触っていた仏壇のチーンのようなものを
「これはね」と使い方を教えてくれた。
普段、私は店員さんに声をかけられるのがとても苦手なのに
とても心地よくすっと入ってこられた。
手のひらサイズの金属のボウル。
一度叩いてその響きを引き延ばすように外側の縁をなでていく
「これは簡易版で、本当はこっちのサイズなんですよ」
と、その奥にあった、小振りなスイカを半切したぐらいのサイズのものを手に取る。
「これを、こう乗せて」
と手のひらにボウルを乗せ
今度は叩かずにつうっと外周を何度かなぞると、
その無骨な単なる金属のボウルが、
いきなりすごい音を発しはじめた。
背中から肚の底に響くその音に、ほんとうにびっくりしてしまった。
倍音てこれか
瞑想アプリなんかで耳にしたことのあるあの音、
本物の音を直接聴くのは初めてで
あまりの衝撃に、ほんとうに、
ちょっと言葉にならないぐらい揺さぶられてしまった。
ここしばらく、こんな状態になったことがなくてしばらくドキドキしていた。
数時間たってもまだ余韻が残っている。
久しぶりに、「どうしても欲しい!!」とおもってしまったのが
チベットの宗教道具で一万円以上もするものって、
私いったいどうしたらいいんだ。
ちなみに、演奏者や、その体調によっても音が異なるらしく、
店員さんが出したその音は、何度試しても私では出なかった。
どうしてもノイズが出るし、響きも濁って音域も違って執拗にならしてしまった。
すごくよいものを知ってしまった。
インド系の雑貨屋さんによく立ち寄るのだが、
なにやら楽器のようなものがいくつか並べてあり、
ちょこちょこ触っていたのだけれど。
ふと気づくと、白髪まじりのベリーショートのすごく美しい店員さんが横に立っていて
私の触っていた仏壇のチーンのようなものを
「これはね」と使い方を教えてくれた。
普段、私は店員さんに声をかけられるのがとても苦手なのに
とても心地よくすっと入ってこられた。
手のひらサイズの金属のボウル。
一度叩いてその響きを引き延ばすように外側の縁をなでていく
「これは簡易版で、本当はこっちのサイズなんですよ」
と、その奥にあった、小振りなスイカを半切したぐらいのサイズのものを手に取る。
「これを、こう乗せて」
と手のひらにボウルを乗せ
今度は叩かずにつうっと外周を何度かなぞると、
その無骨な単なる金属のボウルが、
いきなりすごい音を発しはじめた。
背中から肚の底に響くその音に、ほんとうにびっくりしてしまった。
倍音てこれか
瞑想アプリなんかで耳にしたことのあるあの音、
本物の音を直接聴くのは初めてで
あまりの衝撃に、ほんとうに、
ちょっと言葉にならないぐらい揺さぶられてしまった。
ここしばらく、こんな状態になったことがなくてしばらくドキドキしていた。
数時間たってもまだ余韻が残っている。
久しぶりに、「どうしても欲しい!!」とおもってしまったのが
チベットの宗教道具で一万円以上もするものって、
私いったいどうしたらいいんだ。
ちなみに、演奏者や、その体調によっても音が異なるらしく、
店員さんが出したその音は、何度試しても私では出なかった。
どうしてもノイズが出るし、響きも濁って音域も違って執拗にならしてしまった。
すごくよいものを知ってしまった。