仕事帰りに、晩飯を食べようとグーグルを見たところ、駅までほとんど店がなくナショナルチェーンしかなかった。途中、住宅街のはずれに中華料理店があった。表のメニューを見てみると値段が書いていない。中をのぞくと、薄暗く客がいなかった。普通の店であれば、満員でなければいけない時間だ。何かあるんだろうなと思ったが、探すのも面倒なので、5000円ぐらいまでぼったくられるのを覚悟して入った。メニューを見ると800円代で定食がありリーズナブル。店主も中国鉛のある気の良い感じ。注文して出てくるまで、中華包丁の独特の切る音を聞いていると、これで何故客が入らないのか不気味に思えた。料理が出てきて見栄えも悪くなかった。食べたらうまいとは思わず、かといって、まずいとは思わず。何なんだろうと思って、良く考えると薄味好みだが、それから見てもほとんど味がしない。水だけが唯一、水の味がした。店を出た後、最もらしい味がする物を食べたくなり、コーヒーとプリンを買って食べた。この店もうちの料理は95%完成してお出しします。後はあなたが完成してくださいと五味の調味料をつけて出せば満員になるかもしれない。
五味の調味料は何があるのだろう。
5大調味料とは何ですか?
「さ」砂糖、「し」塩、「す」酢、「せ」しょうゆ(古いかな使いで「せうゆ」)「そ」味噌のことで和食における基本の5大調味料を使う順番に合わせて並べたもの
吉澤嘉代子 - 残ってる @ 森、道、市場 2018
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます