今年も雪かきの季節がやって来ました。

当地は北海道でも雪の少ない地域ではありますが、それでも雪かきが必要な日がひと冬に３～4回はあります。これもやはり介護保険では出来ない作業です。
「御用聞きわらび」では主に高齢者の方のために雪かき（除雪）も行っています。30分700円ですが、協力会員に支払う賃金と除雪道具の購入などで、今まで黒字になった事はありません。

除雪の依頼件数は平成29年度には34件だったのに対し、令和5年度には18件と減少しています。もちろん除雪の需要が減ったのではなく、作業をする協力会員が高齢化して出来なくなったのが原因です。　人手不足のため、現在は新規の除雪のご依頼はお断りしています。

昔は近所の方や町内会の方が除雪をやってくれましたが、やはり高齢化で困難になっています。

利用者の方は平屋の町営住宅にお住まいの方が多く、屋根から落ちた雪が固まって氷になる事もあり、雪かきに氷割がプラスされる事もあります。（かなり体力が要ります）

雪を捨てる場所も玄関のすぐ近くなら良いのですが、裏側に捨てて欲しいと言う要望もあり、事前に雪捨ての場所を確認する事も肝要です。

深夜～早朝に積もった雪は、町の除雪車が早い時間に除雪を行う時がありますが、その雪が道路の端に大量に置かれている場合もあり、その雪が固まると、もうスコップでは歯が立ちません。（ツルハシが必要です。）

なるべく早い時間に除雪をしてあげたいのですが、1人の協力会員が何人もの利用会員の雪かきを担当しているため、直ぐには駆けつけられません。デイサービスなどで朝早く出かける予定がある方は、バスが来る前に作業を行うよう努めています。
雪国での除雪問題は、全国的な課題となっており、益々高齢化が進むにあたって、抜本的な解決策を模索しているところです。

留守宅管理サービス事業

当法人は高齢者や身体障がい者の方の生活支援を行うNPO法人ですが、「福祉有償運送」では介護保険事業では出来ない買い物や理容室・美容室などの送迎も行っています。少し聞きなれない言葉ですが、今回は「留守宅管理サービス」についてお話します。

あまり多くの事例はありませんが、高齢者方が急に入院する事があります。着の身着のままで入院する事が多く、後から入院生活に必要な物を届ける時もあります。（下着・歯ブラシ・入れ歯など）又高齢者でも携帯電話を使用してる方もおり、充電器のお届けも必要です。近くにお子さんや親せきが居る方ばかりではありませんので・・・

又、ペットを飼っている方の餌やり、水やり、糞尿の始末などもあります。室内で植物を育てている方もおり、枯れないようにしなければなりません。　いずれもご自宅の鍵をお預かりするわけですので、普段からの信頼関係が無ければできない事です。

日本には「介護保険事業」がありますが、高齢者や身体障がい者の困っている事を全て解決することはできません。「御用聞きわらび」は介護保険サービスの『隙間』を埋める事を大きな目標としています。

この冬初のまとまった降雪、雪かき体制の現状

今朝方、当地ではこの冬初のまとまった降雪がありました。
いつもより早く起きて、事務所の前の雪かきをしてから仕事です。

現在、当法人が雪かきを依頼されているのは21名です。（多い時は50名近くいらっしゃいましたが、亡くなられたり、施設に入所されたりで減少しました。）現在は雪かきは4名でやりくりしています。以前は11名で対応していましたが、協力会員も高齢化しており、新規に雪かきを希望されるお客様にはご要望にお応えするのが難しい状況です。

料金は30分700円で、雪かきに従事した協力会員には500円支払っています。利益が出てるように見えますが、そこから消費税を支払い、雪かき従事者には「わらび」から除雪用具を支給していますので、この仕事をやってから黒字になった事はありません。ただ雪かき困難者がいるので、何とか続けています。

雪の多い所では高齢化に伴い、雪かきが自力で出来ない方が増えています。行政が抜本的な雪かき対策を講じるよう（予算措置を含む）、当法人から提案書を提出していますが、解決策はなかなか見つからないようです。

町営住宅の片付け（冷蔵庫の異臭）

新年度早々に、町営住宅の片付けの依頼がありました。長年不在だったらしく、冷蔵庫から異臭がしたそうです。冷蔵庫を片づけた後も異臭がするので、明後日6人くらいで片付けの仕上げをする予定なので、他に異臭の原因があるかどうか、調べて見ます。







朝からの作業でしたが、この写真は午後撮ったもので、どのくらいの「ごみ屋敷」だったのか・・・・・！

大雪で雪かき（除雪）のご依頼が殺到！

北海道でも雪が少なくて有名な当地ですが、今朝方起きたら２０ｃｍ以上は雪が積もっていました。雪かきの依頼が殺到しています。雪かきをする協力会員は、「福祉有償運送」の運転手も兼務している人もいて、市外の病院の通院などを頼まれると、大変です。公営住宅や一軒家まで雪かきは重労働です。年々自分で雪かきが出来なくなっている方が多いようです。明日は降りませんように！


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町営住宅の引越し

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

さて新年早々から町営住宅に住んでいた方が、施設に入所することになり、後片付けのご依頼がありました。寒い中頑張って片付けをやってます。

ペットボトルのキャップを社会福祉協議会に寄贈！

先日、事務所の職員や草刈後・草取り後などの後に飲んだペットボトルのキャップを町の社会福祉協議会に寄贈しました。


ポリオのワクチン購入の資金になります。ささやかな社会貢献ですね。

当世 お墓掃除事情

遅くなりましたが、8月10日に行ったお墓の掃除の模様をお伝えします。当町には町が整備した立派な町立の墓苑はあるのですが、やや地方の方に行くと昔ながらの墓地が点在します。そこには水道施設がなく、近くの小川から掃除用の水を汲みます。
　　　

その水をお墓まで運びます。
　　

お墓の周りには雑草もあり、草刈もします。





そしてやっとお墓の掃除です。


今回はそうでもなかったのですが、墓碑に彫ってある文字の中に苔が生えていて時間がかかる事もたまにあります。

お盆が近づき、草刈・草取り、墓掃除などのご依頼相次ぐ！

私どものお客様（利用会員）は高齢で1人暮らしの方が多く、草取りや草刈、お墓の掃除などができない方が多くおられます。
お子さんや親せき・知人がお盆に帰省する前に、草刈や墓掃除のご依頼が集中します。
今回はその中の1件をご紹介します。

　　　

かなり広い畑でしたね。

次回は都会の整備された墓地とはかなり事情が異なる、田舎のお墓の清掃の模様を詳しくお伝えします。

只今、ゴミ屋敷 片付け中です！

当ブログでもたびたびお伝えしておりますが、高齢者の主に1人暮らしの方が亡くなったり、施設入所などで住宅が空き、その片付けを依頼される時があります。その中には写真のように「ごみ屋敷状態」の住宅が少なくありません。
只今、3人掛かりで鋭意片付け中ですが、北海道は稀に見る酷暑で、大変です！

高齢者のコロナワクチン接種のため福祉有償運送の需要が多くなっています。

コロナワクチン接種が、高齢者を中心に全国的に行われています。当町でも町内の病院や、集団接種で地域のコミュニティセンターや公民館などでの接種が行われています。

通常の通院での福祉有償運送に加え、ワクチン接種のためのご利用も多くなって来ました。
当町には車がない方のために地域循環バスがあるのですが、決められた時間にしかその場所に来ないため、接種が終わってからかなりの時間待たないといけない場合もあるので、「御用聞きわらび」を利用する方が多いようです。

1日も早いコロナの終息を願わずには居られません！

清掃や窓ふきもやってます！

春になりました。NPO法人「御用聞きわらび」はホームヘルパーさんが出来ない、居室以外の清掃や窓ふきもやっています。
これから草取りなども、需要が増えてきます。

廊下の拭き掃除


窓ふき

10月になりましたが・・・

8月はかなり暑かった当地ですが、9月になるとかなり冷え込んできて、不純な天候が続いています。
夏に草刈や草取りをやったお客様が、2回目・3回目のご依頼も結構ありますね。

又公営住宅にお住まいだったお客様が、施設に入所されたり亡くなったりして、役所から引越しや部屋の片付けを依頼される事もよくあります。

10月になるとさすがに夏場のようなご依頼の数ではありませんが、まだまだ需要は多いようですね。

当法人も協力会員が高齢化したり、女性の協力会員が夫の転職や、本人の妊娠などで退職者が増え、仕事のやりくりが大変になって来ました。

1年を通じて協力会員を募集中です。

ＮＰＯ法人御用聞きわらび　０１４４－８２－３４６５　（星又は笹原まで）

まだまだ暑いですが、草取りの依頼は多いです

本州ほどではありませんが、北海道もかなり暑い日が続いています。

まだまだ草取りの依頼が多くあります。
高齢者の方の庭は立派で広い所が多く、3人がかりで丸3日間かかる時もあります。

下の写真も蒸し暑い日でした。

畑起こし

4月は畑起こしの季節です。
4月の末にご依頼が集中しました。その中の1部です。
今回はビニールハウスの中の畑起こし