の~んびり、ゆっく~り、ほっこり

いつもバタバタ、ドタドタ、ウカッリ、ゴチャゴチャの私…
のんびり、ゆっくり、ほっこりと出来る時が、私のごちそう!!

霧島連山 韓国岳

2017年08月29日 | 九州の山
今年の夏山は九州へ行ってきました。

九州上陸は二年振り  

仕事の都合で行きはフェリーを使う事が時間的に間に合わないので
広島辺りで仮眠をとり、えびの高原へむこう事にしました。

2時ごろから仮眠する為休憩。

目が覚めるともう陽が上がってました。



宮島のパーキングエリアは瀬戸内海の島々が望め とても美しい。


  

の~んびりと車を走らせ、麓の道の駅でゆっくり昼食をした後
三時頃にえびの高原キャンプ場に到着



荷物を運ぶのが大変だったけど、アカマツ林の高台に設営 



韓国岳と噴煙の上がる硫黄山が見え、キャンプ場の絶景スポットです

まずはキャンプ場の温泉にてゆっく~り、ほっこり。
夕御飯はテントサイトでの~んびりと。 
 
夜空を見上げると満天の星



モルゲンロートで輝く、硫黄山の噴煙



2日目は韓国岳(からくに岳)登山  
何年も前から、このお山から見える風景をみたかったんです。



キャンプ場から広場を抜けて登山口へ

韓国岳への登山道がいくつかあるのですが、
2年前の新燃岳の噴火、今は硫黄岳の活動が活発になり規制がかかり、
歩けるのは樹海の森を抜けるコース




野花も夏から秋への変わり目で少ないのが残念…


木漏れ日と苔の美しさをたっぷり堪能し、韓国岳直下、山頂への登り口に到着



地形図見ると… 山頂まで直登 頑張りましょう!!

登山道は多分新燃岳噴火後に整備されたようで、延々と階段



樹木が茂り、遠望が望めない区間はとにかく階段やっつけて…



景色が見えだし、疲れては振り返り展望を楽しみながら登って山頂へ



霧島連山の風景が広がります。


新燃岳の向こうに、雲に隠れる霊峰 高千穂峰
二年前に荒々しく噴火した新燃岳ですが、噴煙はまばらでした。

 
大波池が眼下に この風景は四季折々見てみたいものです

穏やかにも思える風景の反対を見ると、韓国岳の爆裂噴火した火口がぱっくり


写真では全く伝わりませんが、荒々しい絶壁で大迫力!!
 

深い火口を恐る恐る覗き見ると足がゾゾッ~~

コーヒーとパンで一服していると下の方から登ってくる人々の賑やかな声
山頂辺りが混む前に下山開始



長い階段の下りもまた辛~い。 登ってくる人も辛そう。

「まだ階段続きますか?」「あとどの位掛かりますか?」 と何度も尋ねられました



えびの高原では、地元の人々が広場や木陰でのんびり過ごされています。
なんと羨ましい休日の過ごし方

そして夕方には、お勤め時代の友人が急な連絡だったと云うのに、
西都市から手土産携えて、三時間近く車を走らせキャンプ場に尋ねて来てくれました。

彼女は子供達が小さい頃、えびの高原にキャンプをし、山も登ったそうで、
大好きなキャンプ場だそう。

新燃岳が噴火する数時間前に登ったと云う話や写真に、私達は驚き

夕食をして、お酒も楽しんで、真っ暗な広場で星を眺めてたり、
午後から仕事だらかと、我が家のテントでお泊りしてくれて、
思いがけなく楽しい、懐かしい夜を過ごす事が出来ました






高千穂観光

2015年07月17日 | 九州の山
2015/06/14

九州登山遠征 二日目は祖母山の予定


ところが、朝起きると大粒の雨音 
山は諦め高千穂観光に変更となりました。

宿泊先から高千穂へは車で30分ほど 

高千穂への途中にトンネルの駅??

何かなぁ??と、立ち寄ってみると、トンネルを利用した焼酎の長期貯蔵庫

ウイスキーやシェリー種の樽に詰めた焼酎の樽がトンネルの奥まで並んでいました

高千穂神社

高千穂18郷88社の総社

雨模様も相まって神秘的

運良く御神楽の奉納が行われていました。

高千穂峡

昔に立ち寄り、晴れの夏の昼過ぎに木漏れ日が美しく
観光客がボートで楽しむ穏やかな風景の思い出がありますが、
今回は雨で水かさが多く、息をのむ絶景に出会いました。



太古の昔、阿蘇火山活動の時の火砕流が川に沿って帯状に流れ、
急激に冷えた為の柱状節理の渓谷が続きます。








次に天孫降臨の案内役の猿田彦と天細女命が結婚される時に建立したという荒立神社を詣で、
天照皇大神がオカ暮れになった天岩戸を御神体とする天岩屋戸神社へ



神職の案内で天岩屋戸へ直拝する事ができました。


天安河原の大洞窟へ

天照皇大神がお隠れになり神々が集まり神議されたという処

訪れた人々の願いが込められた石積み


圧倒的なパワーを感じ時間を忘れ高千穂に少し長居をしてしまいました。
ゆっくり昼食を取る時間が無くなり、フェリー乗り場の別府へすこしでも近づかなくてはなりません
九州は広い… ここからが、果てしなく長いドライブ


お腹が空いて早くご飯が食べたいんたけど~、スケールの大きな景色が現れては車を停めて…

高い谷間を渡る橋 恐る恐る下を覗いてみた
 
川が削り深い谷となり、まるでマチュピチュの様


祖母山を水源とする落差37㍍ 常光寺の滝はドドドッとお腹に響く凄い水量

美しい棚田風景がずっと続く


長い長い山道が続き、突然現れた平野は緒方という処

やっと、昼ご飯にあり付けた~


そして緒方の原尻の滝は、是非とも見てみたいと思った滝 やったぁ~





滝の落ち口のすぐ上に道路が掛かり、人々が日常の生活をしています。




まだ別府までは少し時間が掛かりますが、フェリーの出港時間には間に合った。
運転手の皆さま長い山道ご苦労様でした。



この春からの少し気の重たい事を少しの間だけ忘れ、笑顔一杯の良い山旅となりました。
 

誕生日登山は九州遠征 一日目

2015年06月24日 | 九州の山
2015/06/12夜~13

山の会の企画でミヤマキリシマの咲く久住連峰の企画が上がっています(*^_^*)
と云う訳で、今年の誕生日記念の登山は九州の山に決定♪ 

大阪からフェリーに乗船、須磨沖での夜光虫、夜9時にレインボーカラーに輝く
明石大橋通過までデッキで潮風に吹かれて船旅満喫

翌朝は青空の九州へ上陸、やった~




下船後レンタカーを借り、別府で合流する方を迎えに行くので出発時間が遅くなった上に
登山口への道路へ大周りしてしまい、男池登山口に着くのが遅くなってしまいました。

天気も青空はどこへやら… 予報より早く雨雲がやってきたよう。

コースは 男池(おいけ)~かくし水~ソババッケ~大戸越~平治岳

男池は「日本名水百選」で、登山口から素晴らしい原生林と清らかな湧水が流れる川


 

広葉樹、苔の美しい緩やかな登山道




ブナや楓の大木が次々現れ深く美しい原生林がずっと続くので楽しみながら登れました。

ソババッケ(どういう意味かしら?)


途中から雨脚が少し強くなったので合羽を着用。 
関西からはるばるやってきたのでミヤマキリシマはみたいと山上へ向かいます。

景色が開けると大群落が有るはず?? あれ、あれ~??


 
ミヤマキリシマが無~い 今年は虫に花芽を食べられ、ほぼ全滅状態だったそう。 



枝に僅かに咲く花とご対面。 とても小さい花だけと、可愛らしいピンク色でした。



眼前には三俣山と坊ガツル  雨降りで遠望は諦めていたのでこれで良しとしましょう♪


ツアーの団体さんもがっかり… 

昼食はタニウツギの木の林の中。 

雨はどうやら本降りに… 



時間が押してしまったので平治岳南峰へは登らず傘をさして下山。

私はっていうと、雨に濡れた花や森を写しながら降りてきました。


空中の水滴が反射して、雨の森を写すのは難しい…




コゴメウツギ


キヨスミウツボ


またいつの日かのリベンジの楽しみが増えたとさ~