●「副作用として」(可能性がある、との意味かな? )
a, アレルギー反応 - - P.3
身体が痒くなる、身体に発疹がでる。咳やクシャミが止まらなくなる。息苦しい。
b, 骨髄抑制 - - P 4
「白血球減少」
治療開始1〜2週間で白血球が減少する、抵抗力が落ち感染しやすくなる。
症状 : 38℃以上の発熱。喉の痛み・尿が近くなる。寒気。軟便・下痢。
傷口・吹き出物周囲の発赤・腫れ、かゆみ。排尿時の痛み。
c, 口内炎 - - P 10
薬による直接的な刺激で起こる粘膜障害と、白血球が低下し口内が不潔になる事による感染がある。
口の中は自分でも毎日観察し、変化や違和感があれば看護師、医者に相談。
「対応策」
口の手当ては (保清) (保湿) が基本。
・起床時、食事前後、就寝前のうがいの徹底。
・一日3回の歯磨き、先の小さい柔らかい歯ブラシにて。
d, 皮膚障害 - - P 16
「手足症候群」
・抗癌剤投与、数週間(3月末頃かな) してから手掌・足底がヒリヒリ赤く膨れる、水ぶくれになったり皮膚がひび割れる。
・皮膚、爪が黒ずむ
・爪が割れる、爪に盾の線が入る
「ざ瘡様皮疹」
・顔面や前胸部・背部にニキビの様な皮疹ができる。
(投与1〜2週間で出現し、5週程度で軽減・再燃を繰り返す)
・皮膚乾燥 : 全身がカサカサな乾燥状態になり痒みを伴う。投与5週間程度より。(4月に入ってからかな? )
・爪周囲炎 : 爪周囲に紅斑や炎症を伴う色素沈着が見られ、割れると痛みを伴う。 (投与8週前後から)
・皮膚や爪の異常は、少し時間がかかるが、治療が終われば徐々にに治る。
e, 倦怠感 - - P 22
原因はよく分かってませんが、治療開始数日後に全身に倦怠感が起こる人もいます。
「対応策」
・十分な休息、睡眠をとる。・音楽や読書で心をくつろぐ。
・軽い運動をしよう。
f, 血管外漏出 - - P 3
腕や足の血管から抗癌剤の点滴を行なっている最中に、血管の外に薬が漏れてしまうことがある。
点滴が入っている皮膚の周囲に異常を感じた場合は、すぐに看護師さんに知らせる。
g, 悪心・嘔吐 - - P 7
投与期間中に吐き気を感じることがあります。投与終了後から24時間にわた理、吐き気を感じることがある。
この様な症状は数日間続くこともあるが、通常は3〜4日後から改善する。
[対応策]
・我慢をせずに処方されている吐気止めを積極的に使う。
・香りの強いものや脂っこい物はなるべく避ける。
・温かい食事は、湯気の匂いでも吐き気を誘発する場合がある。
・氷やキャンティーなどを口にすると良い。
・音楽を聴くなどしてくつろぐ。
・ゆっくりと時間をかけてよく噛んで食べる。
・1回に食べる量を調節して満腹にしない様にする。
・嘔吐してしまった場合には、脱水を避ける為に水分 (アルコールやカフェインを含まない物) を十分にとる。
[化学療法中の食事について]
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h, 下痢 - - P 12