Wakkyの毎日

ホームページにUPするまでの裏話や今日あった小ネタなんかを書いています。

【長崎カステラ總本舗】

2005年06月29日 23時04分29秒 | Weblog
ishさんが運営されているBlog,「foodish」に紹介されていました、
むちゃくちゃ怪しいカステラ屋さんへ行ってきました
今日は散髪へ行く日だったので、
カステラ好きのおばちゃんへの手土産です

神戸市民の方なら、覚えているか忘れているかは別にして
おそらく一度は見ているお店だと思います
大丸から神戸駅方面へ向かう元町商店街の3丁目、
海文堂書店の近所にあります

今日はHP用のネタに【倭】でうどんを食べる予定にしていましたので、
そのついでに買いに行きました

しかし店に入るのに躊躇したのは、おそらく初めての経験なのでは?
むちゃくちゃ怪しい・・・
完全に色あせた陳列ケースのサンプル、
なんか偉い人が映っている写真が多数、
古ぼけたソファ(なんでソファが要るん?)、
でも、思い切って店に入ってみました
すると店主とおぼしき、かなりご高齢のようですが
嫌味なくらい髪が黒いおじさんが、
「あれ(サンプル)見て大きさ言うてな。」とのこと。
私 : 「あの~、この¥1300のはあるんですか?」
おじ: 「あ~、¥1000のな。
     ハイハイ。ちょっと待っとってな。」
私 : 「いや、¥1300のがあるのかどうか知りたいんですが。」
おじ: 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

おじさん、無言でカステラを切る準備をしています。
私は心の中で、(まぁ¥1000のでええわ)と思いましたが
少しサイズが小さいので

私 : 「じゃ、¥1050の2つ下さい!」

と少し大きめの声で言いましたが

おじ:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
私 : 「2つよ!2つ!」(手でチョキをする私)
おじ:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

と、まるで会話が成り立ちません。
おそらくご高齢で、耳が遠くなっているんだろうと悟った私は
完全におじさんのペースに合わせるしか
なすすべがありませんでした

おじさんは丁寧にカステラを切り、
丈夫そうな箱へ丁寧に入れてくれ、
キレイに包装してくれました。
1つだけ。
もう私はヘロヘロで言葉もでませんでした
代金¥1050を支払って、おじさんの
「なるべく早う食べてな。」の声にうなずいて店を後にしました

散髪屋で食べたカステラは、すごくしっとりとしていました
水分が多いって言うのかな?
カステラ特有のパラパラ感がありません。
またキメが細かいのか、重量もずっしりとあり、
まるで泡のような食感でした。
味は必要最低限の甘さって感じ・・・だと思います。

おっちゃん、このカステラ
むちゃくちゃ美味いがな!

ちなみに営業時間や定休日などは
謎に包まれています