大田原より愛をこめて

仕事中の現実逃避

渡辺元行革相、首相に質問状 秘書官が受け取り拒否

2009年01月09日 | 公開中
渡辺よしみ氏が離党という重いものを賭けてまで、公務員制度改革(霞が関改革)にメスを入れようとしてます。
これは小泉純一郎がかつて掲げた郵政民営化どころじゃない、極めて重いテーマです。
ほとんどの人が問題を認識しつつ、病巣が深く大きすぎて手がつけられないでいた。病気に例えればほとんど末期がんなんです。
結果、天下りなんて問題を指摘されて以来20年以上も放置され続けている。
今では優秀な学生たちも就職先として霞ヶ関を敬遠してるという。
嫌気がさして辞職しようとしたけど思いとどまって内側から改革をしようという若手グループも現れた。その名も「新しい霞ヶ関を創る若手の会」。

私自身はこう思ってる。

エリートという名の特権階級はいらない。そういうコンセプト自体が古い。
私たち国民の生活を豊かにしないばかりか、彼ら自身が、それでは幸せになれないだろう。
今はできる人、優秀な人ほど、さらに勉強して血がにじむような努力をしている時代。
磨けばどこまでも果てしなく光れるのが私たちなのだ。
たかだか22,3の若者にその時点の断面だけでもって「エリート」の称号や地位を与えることは全く無意味である。
それは彼らの未来の可能性を削ぐことでしかない。
日本の未来にとって大きな損失なのだ。

聖域なき構造改革の最終章として、霞が関の抜本改革が進むことを、願ってやまない。





麻生首相あての質問状の受け取りを拒否された自民党の渡辺喜美・元行革担当相=9日〔共同〕

 自民党の渡辺喜美元行政改革担当相は9日、退職した国家公務員が公益法人などへの再就職を繰り返して多額の退職金を得る「渡り」に関する麻生太郎首相あての質問状を持って首相官邸を訪れた。衆院予算委員会に出席していた首相の代わりに対応した首相秘書官は「質問は国会でやってほしい」と受け取りを拒否した。

 質問状では(1)渡りのあっせんを全面禁止にするのか(2)渡りあっせんを認めている政令を撤回・修正するか――をただしたうえで、否定された場合は離党に踏み切る意向を示した。(15:22)
コメント (2)
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