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人事情報と自己情報の開示請求

2021-04-22 09:42:06 | 日記

独裁国でない限り、世界の知恵として、教育に関しては「政治からの中立」と「それを担保する言論の自由と情報公開」が日本でも憲法の基本と考えられるのに、それを一番理解すべき総理大臣みずからが憲法理解が薄いと思えるような発言を繰り返す日本の異常。

役所にある自己情報が間違えていたら・・・。議論も質問も許されず、その閲覧と訂正の権利が無視されても泣き寝入り? 政治の場で、「人事に関することで答弁は差し控えたい」は通用するのでしょうか? 

法律を無視する法務大臣やITを知らないIT大臣を任命しながら、すべて「人事に関すること、適材適所」の一言で片づけていいのでしょうか? 大臣は税金で高給をもらっているのに総理は国民への説明責任は果たさず、逆に学術会議には、国民への説明を求める矛盾! それに気づかない政府と政治家。滑稽を通り越して悲しくなります。

政治なら、結果を総括して国民に丁寧に説明すべきです。コロナ対策での日本のお粗末さは、モリカケ桜以来のITほかの担当大臣が適切な仕事をしてこなかった失敗の結果ではないでしょうか? 

外交や防衛に関する国家機密なら、答弁を差し控える場面は当然あり得ますが、役所の情報は税金を使った公務の結果としての「国民財産」で、役所や公務員の個人財産では有りません。その情報を、自分や身内の役得にするなどもってのほかです。また、国民の個人的な情報は非開示が基本と言っても、それは本人の意思、同意が大前提のはずです。

自分の知らないところで、自分のことがゆがめられて国家情報に記載され歴史に残されるほど恐ろしいことはありません。

政治は説明責任が基本です。モリカケ桜の問題以来、政府も議会も説明責任を果たさないことの異常さを認識せず、それがコロナ対策に関しても、国民の聞きたいことには一切返事も説明もせず、単にテレビ露出を増やして自分の都合の良い「精査して適切に判断します」発言だけを繰り返す総理会見につながっているように見えます。

庶民への我慢要請をダラダラ1年以上も続けながら、「良い仕事をしている」と自画自賛する政府のリーダー。国民の「いつまで我慢すればよいの? 早く有効な手を打って! 仕事も生活も破綻する!」との悲鳴が理解できないような唯我独尊の空気が読めない総理では、国民の理解と協力は難しいように思えます。



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