◆明けまして、おめでとうございます。
旧年中より、この拙い私の部屋にお越し戴いたすべての皆様に御礼申し上げます。
見ず知らずの方がふとこの部屋に訪れ、私のその時々の心模様に触れて戴けたことに、何かしらのご縁を感じ嬉しさを覚えます。 私がblogを書く時間は、ほとんど深夜になるため、書きたい気持ちと眠たい気持ちが混戦状態。いい加減な文章になっていることをUP後に気づくことが多々あり、汗汗ものでございます。 
ｂlogを書くことで毎日の生活が少しだけ緊張し、結果として多くの方々と不思議な形で連帯していけると思うと、なかなか止められないものになっております。これからも、気ままに感じたことの足跡を残して行きたいと思っておりますので、今後ともどうぞ宜しく御願い申し上げます。
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↓金城孔明様、よう似ておりますね！！ 
◆ところで昨年末、中華圏では各地で《赤壁（下）》の試写会があり、エライ大好評の模様です。中華プレスは12.27付けで一斉に試写会ニュースを流していました。
◆総じて《赤壁（上）》よりずっと良いと高評価。
だいたい、中華圏に於ける《赤壁（下）》の上映は、台湾と同日の1月15日と言われていました。それが、1週間早まって1月8日となり、最終的には1月7日午後2時まで繰り上がったわけです。なぜなら、試写会の結果、反応が熱烈で映画館マネージャー達の熱い要望(一日も早く上映を！)があったためと中影グループのスポークスマンが伝えています。また、中影グループは、この様子だと《赤壁（上）》の150％の興行成績を挙げるだろうと予想しています。
◆《赤壁（上）》の試写会直後は、中国歴史の歪曲うんぬんと、プレス及びインテリ層はけんけんがくがくでしたが、いざ蓋を開けてみると中国映画史上最高の出足を見せたわけで...。韓国・台湾・日本・・次々と驚異的な興行成績を挙げたことは記憶に新しいところです。
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◆以下ネタばれになりますから、避けたい方はここまでで・・・。
--【《赤壁（下）》の評価ポイント】--
▼周瑜の奥方、小喬を演じたリン・チーリンさん...
《赤壁（上）》の記者会見で記者の意地悪な言葉に涙を流しましたが、《赤壁（下）》では好評です。なぜなら、声の吹替えを立てたので、すばらしい小喬になったと讃えられています。また、ヒンシュクものだった周瑜とのラブ・シーンも《赤壁（下）》には無いということで..。彼女はやはり賢い。
▼中華人民が愛する”草船借箭”（10万本の矢）
金城孔明の最大の見せ場、一滴の血も流さず、ゆうゆうと酒を酌みながら、粛々と静かなる頭脳戦で大勝利を納めた孔明の戦さ。すばらしかったと好評です。
▼”借東風火焼赤壁”
”草船借箭”にも増して大好評のシーンが、"火焼赤壁”で、ロード・オブ・ザ リングに匹敵すると絶賛。”草船借箭”の静、”借東風火焼赤壁”の動と対比させてすばらしいと賞賛されています。。
ただし、諸葛孔明の北斗七星の壇を築いて神に東風を借りるの場、黄蓋の苦肉の策などは削除されたとあります。（まぁ、海外向けにはそうなるか）中華メディアも今後の展開を察して、ジョン・ウーを讃え始めました。当然の成り行きでしょう。
▼女たちの戦さ...
創作劇、小喬の行動がかなりの重さで描かれ、孫尚香の恋も挿入されますが、それらを含めて《赤壁（下）》のストーリーは"感動的"だったと本当に好評。
▼周瑜と孔明の賭け..
三国演義では、諸葛孔明が北斗七星の壇を築いて神に東風を借りるの場があり、東風を呼んだ後周瑜が企んだ暗殺計画を見事にかわし、迎えにきた超雲の船でゆうゆうの逃亡を図るわけですが、ジョン・ウーの《赤壁（上)(下）》では友情や絆が描かれるわけですから、そんなシーンはありません。
では、なぜ ”草船借箭”（10万本の矢）の場に至るのか？ ←ここが、興味津津でした。
周瑜と孔明は互いの能力を競い合い、試合（つまり賭け）をします。魯粛と程普を審判に立てて。誓紙まで書いたとあります。周瑜は諸葛孔明を要して3日で10万本の矢をゲットする、諸葛孔明は周瑜を要して3日で曹操の水軍を指揮する蔡瑁・張允を排除させるというわけです。・・・結果はご存じのとおり。二人は更に、更に互いを評価しました。。。
▼ユーモアは相変わらず... これだけは言ってはならぬ ・・観てのお楽しみ！
そんな訳で全体的に高評価ですが、プレスによっては、有りもしない三国志を撮っていると憤慨している文章も少なからず見受けられ、上映後の話題がまた賑やかになることでしょう。
ともあれ、2009年1月7日午後2時、台湾を除く中国各地で、一斉に上映されます！
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