かずおの人生日記

毎日が日曜日のおじさんの人生徒然日記

紅梅ミルクキャラメル

2007-09-28 08:46:43 | Weblog
昭和20年代から30年代にかけて、紅梅ミルクキャラメルというキャラメルがあったのを、覚えている方は居ないでしょうね?小田急線豪徳寺から松原町へ行く道路沿いに工場はありました。前を通ると甘い臭いが漂ってきて、キャラメルを連想して、舐めたくなったものです。当時は、お菓子類も少なく、子供のおやつにはもってこいの存在でしたので、大変な人気がありました。その上おまけが付いていたのです。巨人軍の選手写真がカードとして入っておりました。更にホームラン、3塁打、ヒット等が当ると景品が貰えました。そしてカードが貯まると野球のバットやグローブが貰えるのです。明治も森永もありましたが、それを凌ぐ人気商品でした。当時は、子供に野球用具を買ってやれる家庭は未だ少ない時代だったのです。


そんな背景でまたまた、私の告白です。もう時効なので、白状しましょう。
我が家は駄菓子屋をやっていましたので、紅梅キャラメルも売っておりました。景品がついておりますので、何とか「当たる」事が出来ないか?傾向と対策を子供の頭で調べました。判りました。先ず、「当たり券」は帯封の印刷がずれているのを発見しました。キャラメルの箱は帯封で止めてありましたが、その紅梅の花のマークがずれておりました。白い梅と赤い梅の印刷が微妙にずれているが判ったのです。それ以来我が店ではキャラメルの当たり券はでなくなりました?
更に30箱で1ボール入りの紅梅キャラメルの大箱の縦列●番目、横列×番目に必ず「ホームラン」が1箱だけ入っていることが判りました。以後ホームランも出ることはなくなりました。
そして今私は「大の巨人フアン」です。今年は優勝は間違いないでしょう。
そして今私は「賭け事」は一切したことがありません。絶対負けない対策がたたない限りやりません。
そして私は親から野球用具を買って貰った記憶がありません。

新橋演舞場

2007-09-17 14:43:58 | Weblog
昨日は新橋演舞場へ、嫁さんと行った。演舞場は初めてである。嫁さんは今迄に何回も来た事がる。中村橋の助、野川由美子等のお芝居であったが、浅田次郎の原作なので面白かった。インターネットマップで下車駅、目的地を確認して電車に乗ったが、嫁さんは演舞場の下車駅は「東銀座」であると、譲らない。私は大江戸線の築地駅下車で向かったが、途中「演舞場へ行く景色と違う」と言い出した。残暑厳しい炎天下、口喧嘩をしながら演舞場に到着。お約束の来月公演「森光子、勘三郎共演の寝坊な豆腐屋」のチケットを買い求めた。初めて、劇場で予約チケットを取ったが、良い席が取れた。インターネット予約も便利であるが、気に入った席を予約するには、現地が一番と思いました。終演後、何十年振りに「銀ブラ」と洒落こみました。晴海通り、銀座通りを数時間かけてウインドウショッピングを楽しみました。私は買う予定の無い商品を店員さんとあれこれ話すのは不得手である。「私は買う予定も、お金もありませんよ。」と顔に出てしまうようで、一か所に長く立ち止まれません。その点、嫁さんは、買いもしなくて、いろいろ店員さんとおしゃべりするのは、得意中の得意とするところである。みきもとパール、シャネル、三越、新松(呉服屋)等で特技を如何なく発揮して長期滞在、店員さんをその気にさせてから、次回来店の期待感を持たせて退却。私は恐れ入ったのと、くたびれました。最後は並木通りへでて、「三笠会館」でフランス料理のフルコースを嫁さんと食べて、銀座を後にしました。銀座を知らない私も「ボロ」をださずに、少しは嫁さんを満足させたようです。

フイットネスクラブ

2007-09-14 10:21:32 | Weblog
メタボ対策でフイットネスに通い始めて4か月、未だ効果は出てない。筋トレをやりながらスタジオを眺めると、ヨガ、エアロビクス、??ダンスと様々なレッスンが繰り広げられております。メンバーは95%迄女性。20代~40代が圧倒的に多い。スタッフに聞くところによると、ほとんどが主婦だそうである、これが夜になるとやはり女性が圧倒的で学生、フリーター等なそうだ。それも人数が半端ではない。スタジオが溢れんばかりの人数である。健康、ダイエット、暇つぶし、コミュニケーション、目的は何であれ、よくも、まあみなさん時間が取れるのに驚くばかりです。今から15年ほど前、3年間位フイットネスクラブに通った経験があるが、当時はスタジオは閑古鳥が鳴いておりました。隔世の感があります。私の通うクラブは広い敷地のビルの3フロアを使った大型施設ですが、最近ではアメリカからきた「カーブス」と言うフイットネスクラブが日本に上陸したそうです。聞くところによりますと、フイットネスのコンビニエンスのようです。
フロアは40坪位と狭く、マシンも少なく、シャワーもないし、ミラーも無いが、月謝が安く5~6千円だそうである。商店街の一角にでも出店できそうな規模なので、多分これから「あちら、こちら」で見かけるようになるのかな?

先生

2007-09-11 09:32:09 | Weblog
今日は著名な作詞家の葬儀の模様を再三テレビが報じており、森昌子の「先生」も代表作として、聞こえてきました。私の先生の思い出を辿れば、何といっても小学校1年の担任だったU先生が浮かびます。戦後間もなく小学生になった私に、U先生は家庭訪問に我が家を訪れました。当時は食べる物が不足している時代でしたが何を思ったか、親父が日本酒を振る舞いました。先生は大喜びで痛飲して、お帰りになりました。(当時、我が家は八百屋と酒屋をミックスしたような、よろずやを営んでいました。)その後、何かにつけて先生は我が家を訪れ、焼酎、どぶろく、日本酒何でも結構と浴びるほど飲んで帰るようになりました。更に私の家庭教師紛いに、勉強を教えてくれるようになりました。(担任の先生です。)1時間位のお勉強、2時間位の親父との父兄会(もちろん、アルコール付き)先生はその後教頭に出世しても、我が家でのお勉強と父兄会は小学校卒業まで続きました。敬愛するU先生も既にこの世に無く、親父もいませんので、時効と思い告白しました。
私が勉強が嫌いにならず、本を好く読むようになったのは、U先生のお陰と思っております。因みに私の小学校の通信簿は体操と音楽を除いてオール優でした。
「おとぎ話」のような時代でした。PTA関係の方、怒らないでください。むかし、むかしのお話ですから。