
連休最後の日 悲報が入りました。
小児ガンと闘っている子供さんの母親(お世話にになった知人の方)から
「○○が亡くなりました…最後はとても穏やか顔で…まだ眠っているような気がして目が覚めるかもと思ってしまいます…娘に気遣いをいつもありがとうございました…」というメールの内容でした。
すぐに向かいました。
子供好きで子供が欲しいと頑張って…5年目過ぎた頃にようやく授かった女の子だったようです。まだ2歳でした。
病院で経緯を聞き…
私が泣いてはいけないと思うのに
涙がとまらず…
子供が欲しくてもなかなか恵まれない人もいる
奇跡のように子供が授かる人もいる
(なぜ こんなことに…!)
事情を知っているからこそ解る気持ちでした。
小さい身体に沢山の注射の跡…
大人でも痛いと思うはず。
痛くて泣いてもいいはずなのに
いつもにこにこ笑っている…
そんな可愛い女の子でした。
神様なんて…!と 正直思いました。
世の中
悪い事している人間も沢山います。
愛や恋や願い事やら
自分の欲のことばかりしか頭にない人ばかり…
ただ…
小さな幸せを大事にして生きている人もいるのに…と胸が痛くなりました。
もし私だったら…
たった一人しかいない子を見送るなんて
きっと…考えられないから。
こんな時に励ます言葉も出てきませんでした。
ただ抱きしめて一緒に泣くだけ…
「○○はとてもいい子だったから…私、楽だったのよ…我慢強い子だったと思う…泣いたのは注射の時だけ…それが済んだらジュースも飲めるのちゃんと分かって笑って待ってたみたいだから…」
最後に顔を見せてもらい…また涙が出て…
(神様なんて…!)と何度も思いました。
どうか…せめて…
彼女の心を穏やかに安らかにしてほしい。
こんな時
どうしてあげたらいんでしょう…
今になって力不足を感じましたが
母にでもなれば…
お腹を痛めて産んだ我が子がいなくなることは
どんな事より辛いんだと感じた日でした。
こんなに胸が痛くなることはなかなかありません。
《彼女にまた新しい奇跡がありますように
》
