ピアノトリオ、猫、服をたたむ

年末から最近にかけて、出無精な僕にしてみたら出かける事が多かった。

三十一日はワイヤーの年越しにＣＰＢとしてライブに出させていただき、

二日は山梨へ、こたつに潜り、ドラマの再放送をみてのんびりすごす。

五日ダッシュさん宅で牡蠣鍋をやり、そのままパノラマへDJをしに行く。

八日夕方はチェルシーホテルでCPBライブ。夜はビエンダ。

十日ふくくんちで飲み、その足でワイヤーの新年会、途中抜けておのちゃんとハナマルうどんを食べて帰る。

昨日は仕事終にユニオンにより。

マイルスデイビス
ジョンコルトレーン
ビルエヴァンス

初めてジャズを買う。

メジャー所から聞いていこう。

今年初めての新しい趣味。

加藤は部屋が静かになるから良いと言っていた。

最近猫を買おうと思い里親探しのサイトをいくつか眺める。

もうなんだか、なにもかもどうにでもよくなるような可愛さ。

ただそのサイトにのっている猫たちは全て何かしらの理由で里子に出されているわけで、

写真とともに、そのエピソードが掲載されているのだけれど、

前の飼い主が引っ越したときそのまま家に放置されていたとか、

まぁ様々な理由。

毎月二、三千匹の犬猫が保健所で殺されていると言う事実もとてもショックだった。


加藤には自分の面倒もみきれない君に飼えるわけがない、
というような事もいわれたが、


僕は、猫を飼いたい。
ペットショップにうってある猫ではなく。
里子に出されている三千分の一の猫を。

偽善、自己満足と言われるかもしれないけど、
何もしないよりは、、、と言う気持ちが先んずる。

とにかく、そんないろいろなごちゃごちゃした問題もさることながら、
猫と一緒にぼーっとしたりしたいのである。

なにはともあれ、猫を飼うためにまずは家の片付けをしなければ。

応接間を兼ねるリビングはまだ綺麗なのだが、寝室の地面部分が服なのです。

フローリングではなく、服。

なんか森美術館で似たようなインスタレーションを見たような気がするな。

とか流暢なことを言っている場合ではない、なぜならあそこは美術館ではなく寝室。
アバンギャルドさはカケラ一つも必要ない。

というわけで、猫を迎え入れられる家にするためにまずは服をたたむことから始めよう。

ちゃおもといこんにちは、きんでした。