週末の2/15(土)夜7時から放送の赤松敏弘『gloaming“E”』(FM愛媛)は「赤松プロデュース、日本の若手ジャズ・長野、静岡、愛媛」と題してお送りしました。
それぞれの土地の空気や景色、味覚や風習から生まれた紛れもないオリジナル・ジャズ。
放送では触れられなかった詳細情報を。
信州・長野の安曇野からは、東京を通り越して広く世界中に向けて発信された「Shinsyu(信州)」というキーワードが活かされたジャズ。長野県のジャズシーンではそれぞれの編成にグループ名があり、独特な習慣だなぁ、と東京から眺めていたんですね。●●トリオ、とか■■グループとかではないんですよ。「mjuk(ムジーク)」とか「kiretto(キレット)」とか、何かその土地だけの独特の習慣というか響きがあって興味深かったです。
安曇野在住の中島仁/bをリーダーとする中島仁トリオは 佐久市在住(当時)の望月慎一郎/p 原村在住(当時)の橋本学/dsによるもの。
この三人が信州の地で繰り広げていた信州のジャズがギュっと詰まった2018年の中島仁ファーストアルバム『Pioggia』からお届けしました。一部の曲ではゲストに市原ひかり/tp 赤松敏弘/vibが加わります。

apple music
静岡で異彩を放っていた個性派集団GPSY VIBSのセカンドアルバムは当時ヨーロッパで広まっていた伝統の再構築から生まれるモダニズムにも通ずる、新しさ、懐かしき、が同居する独特のインストミュージック。そこにちょっぴり昭和歌謡に通ずるフレーバーが仕込まれているのだから注目されないわけがない。
彼らのファーストアルバムを聴いてその独特のコンセプトを持つサウンドに驚くとともに、太平洋に向いた静岡県という開かれた土地のイメージにピタリと一致。
リーダーの佐々木優樹のマヌーシュ・ミュージックに通ずるギターを中心に、柴田鑑のサックス、中司和芳のアコースティックベース、石川裕子のヴァイブとマリンバをメンバーとして、サポートに中筋タイキのパーカッション、ゲストに赤松敏弘のヴァイブ。2017年のアルバム『Tower - 誕生』からお届けしました。

レコチョク
愛媛・松山を拠点として四国、中国地方から西日本で演奏活動を繰り広げるベーシスト高橋直樹。彼が大学在学中から松山でベーシストとして仕事を始めて10年が経とうとする時に、それまでの集大成を作り、新たな一歩を踏み出すきっかけとなったファーストアルバム。松山のジャズシーンの若手が集まってヤング・ライオンズならぬ、ザ・ヤング・キャッツとしたところが松山らしい。と同時に猫好きの高橋らしいネーミングでもある。
70年代の日本のジャズシーンに颯爽と登場したTBM(スリーブラインド・マイス)が放っていたような、純粋無垢て熱いジャズが聞こえる高橋直樹/b 武田玄也/p 河北洋平/ds のザ・ヤングキャッツに一部赤松がヴァイブでゲスト参加した2017年のファーストアルバム『Farst Visit』からお届けしました。

apple music
毎週土曜日の夜7時に、独自路線でジャズを生活の1シーンの音楽として紹介する赤松敏弘『gloaming_E』。
今後の予定は・・・
・2/22(土)19:00- 第47回「春を待つくつろぎと潤いの時間に」
・3/1(土)19:00- 第48回「イブイブひなまつり、というわけではありませんが」
他、
全国の方はradikoプレミアム登録(月額ほぼコーヒー1杯分)で全国の民放番組と一緒にお楽しみいただけます。放送後一週間は聞き逃し対応もあります。
FM愛媛は愛媛県全域と、香川、大分、山口、広島、岡山 各県の瀬戸内海側の地域はFMラジオでお楽しみいただけます。
聴取エリア判定も兼ねて、radikoもこちらのページからどうぞ
↓
【放送 / テレビ】
今週のオンエア (2月17日〜2月24日)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【テレビ】
東京MX2 (地デジ9ch + ▲up)
番組名『ヒーリングタイム&ヘッドライン・ニュース』
━━━━━━━━━━━━━━
■平日(月〜金) 26:15〜27:00 ※金曜都知事定例会見の時はお休み
🆕 “工場夜景クルーズ”
『MY REAL BOOK - Season 1 & 2 / 赤松敏弘』(2023年作)

演奏:赤松敏弘(vib)ハクエイ・キム(p)市原ひかり(tp,flh,vo)酒井麻生代(fl,alt-fl)須川崇志(b,cello)小山太郎(ds)望月慎一郎(p)平石カツミ(b)岡部洋一(perc)
━━━━━━━━━━━━━━
■金曜 25:35 都知事定例会見終了後 〜27:00
“路面電車のある風景 - 1”
『NEXT DOOR - NEW LIFE/赤松敏弘』(2020年作)

演奏:赤松敏弘(vib)ハクエイ・キム(p)市原ひかり(tp,flh)酒井麻生代(fl)須川崇志(b)小山太郎(ds)佐々木優樹(g)
━━━━━━━━━━━━━━
Rチャンネルでも配信中
番組名『ヒーリングタイム&ヘッドライン・ニュース』
癒しの映像+最新のニュース+最良の音楽。

Rチャンネルで無料配信中(テレビプログラムとは別日程で配信中)
━━━━━━━━━━━━━━
【テレビ】
昨年好評だった赤松meetsハクエイ+市原+小山+須川SPBの横濱ジャズプロムナード2024のステージが放送されます

横浜ケーブルビジョンYCVチャンネル①(地デジ11ch)

1月18日(土)、19日(日) 21:00-22:00
2月21日(金) 21:00-21:59
※この後順次各局で放送。各局の放送予定は追ってお知らせします。
coming soon!
出演:
赤松敏弘(vib)
ハクエイ・キム(p)
市原ひかり(tp,vo)
小山太郎(ds)
須川崇志(b,vc)
2024年10月12日 横濱ジャズプロムナード2024にて収録
どうぞお楽しみに!
━━━━━━━━━━━━━━
♪♪♪
━━━━━━━━━━━━━━
新レーベル、AMS RECORD(アムズ・レコード)
MY REAL BOOK - Season 1 & 2 / 赤松敏弘
(AMS-23001)定価3.000円(税抜)
通算17枚目となる赤松敏弘のvibraphoneに、レギュラーメンバーのハクエイ キム(p)市原ひかり(tp,flh,vo)須川崇志(b,cello)小山太郎(ds)によるグループ・インターアクションが6曲(含む赤松&ハクエイDUO1曲)と、話題の望月慎一郎(p)を迎えて酒井麻生代(fl,alt-fl)平石カツミ(b)岡部洋一(perc)と繰り広げた絵画を眺めるようなジャズ。ライナーノーツ:高井信成。
動と静、夜と昼、都会と自然、二つの異なる世界を一つのアルバムとして作り上げました。
今回は下のサブスク・サイトでも世界同時配信。ストリーミング、ダウンロード。そして今回はハイレゾ配信も行っていますのでどうぞご利用ください
━━━ Magazine Interviews, CD Reviews ━━━
■ジャズ批評 24年1月号 No.237 (23年12月24日発売)
【インタビュー】P106~109. 赤松敏弘 音と沈黙は背中合わせ『MY REAL BOOK - Season 1&2』リリース
4本マレットを駆使し、美しい音色を奏でる日本を代表するヴィブラフォン奏者の赤松敏弘が自身のレーベルAMS RECORD(アムズ・レコード)を立ち上げ、通算17枚目をリリース。完成度の高いアルバムに仕上がった。タイトルに込めた思い、レーベルを立ち上げのわけなど詳しく語ってくれた / 取材:編集部
【新譜紹介】P160. 驚くべき成熟がここにある。熟成しかつ濃密な音楽。これが現在の赤松敏弘の驚異的とも言える到達点だ / 文:小針俊郎
出版社:ジャズ批評社 発行間隔:隔月刊 発売日:毎隔月24日 サイズ:A5判 参考価格:1.320円
━━━━━━━━━━━━━━
■Jaz.in 24年1月号(23年11月27日発売)
【巻頭】P16~19. 赤松敏弘 世界的ヴィブラフォン奏者が紡ぐインプロヴィゼーションの奇跡。その音楽的原点にあるもの / 取材: 高井信成
【Jazz Record Guide】
P28.『MY REAL BOOK - Season 1&2/赤松敏弘』「2つの異なる世界を1つのアルバムとして作り上げた」、見事にその意図がしっかりと具現化された充実した作品 / 文:小島良太
出版社:シンコーミュージック 発行間隔:月刊 発売日:毎月24日 サイズ:A4判 参考価格:1.177円
━━━━━━━━━━━━━━
■JAZZ LIFE 12月号(23年11月14日発売)
【新作インタヴュー】P14~15. 赤松敏弘「通算17枚目のリーダー・アルバムを発表」対局に存在しているふたつのバンドの演奏を収めた僕流のリアルブック / 取材:長門竜也
【Disc Review】P37.『MY REAL BOOK - Season 1&2/赤松敏弘』人生を2シーズンに分け、独自の“リアルブック”を著した作品 / 文:長門竜也
出版社:ジャズライフ 発行間隔:月刊 発売日:毎月14日 サイズ:A4判 参考価格:970円
━━━━━━━━━━━━━━
サブスク配信(NexTone)サイト
どうぞご利用ください。
■AMS RECORDの第二弾『SOMETHING'S COMING / MIKI』(AMS-23002)
世界初!432hzサヌカイ陶琴アルバム【Something's Coming(何か起こりそう!)/MIKI】
マリンバ奏者でもあるMIKIがこの楽器と出会って得たインスピレーションから全ては始まっています。
インストによる即興演奏であることは現代ジャズのフォームと何ら変わらないものの、もう一つの「あちら側」の即興演奏の要素も取り入れて、AMS RECORDのレーベルポリシー「音と沈黙は背中合わせ」の一翼を担うものです。

SOMETHING'S COMING / MIKI
(AMS-23002)定価2.273円(税抜)2024年3月13日発売
演奏 : MIKI (サヌカイ陶琴) サポート : 赤松敏弘 (シンセ、サヌカイ陶琴 on tr M4, 7 & 9 )
━━━ Magazine Interviews, CD Reviews ━━━
■Jaz.in 24年4月号(24年2月26日発売)
【Jaz.in Portrait (インタビュー)】P72~73. MIKI ハンドメイドな楽器だから、次に何が起こるかわからない、その時にしかできないことを作品に閉じ込めた / 取材: 島田奈央子
【Jazz Record Guide】
P31.『Something's Coming (なにか起こりそう)/MIKI』「本作には、大変驚いた。マリンバの名手MIKIが全曲で、「サヌカイ陶琴」を弾いて・・・」/ 文:高木信哉
出版社:シンコーミュージック 発行間隔:月刊 発売日:毎月24日 サイズ:A4判 参考価格:1.177円
━━━━━━━━━━━━━━
■愛媛新聞2024年2月26日(月)刊
【芸能】サヌカイ陶琴 詩情豊か
『マリンバ奏者MIKI(松島美紀、松山市出身)が3月13日、インストゥルメンタルアルバム「SOMETHING'S COMING(なにか起こりそう)」をリリース。今作では香川県産の石サヌカイトを使った陶琴を鳴らし、詩情あふれる癒しの音楽を届ける。ジャズビブラフォン奏者の・・・』 / 文:山口淑子
発行所 : 愛媛新聞社 発行間隔 : 日刊
━━━━━━━━━━━━━━
CDのお求めは→■ディスクユニオン ■タワーレコード ■HMV ■Amazon 他
サブスク直リンクはこちら

どうぞよろしくお願いします
【期間限定公開/無料動画】
━━━━━━━━━━━━━━
最新の動画です。2022年11月に栃木県足利市のartspace&cafeで行われた彫刻家藤岡孝一氏の個展BLUEの中の「JAZZ in BLUE」での演奏からダイジェスト
約27分間の動画です
演奏:Toshihiro Akamatsu(vibraphone) Hakuei Kim(piano)
Nov/13/2022 artspace&cafe @ Ashikaga, Tochigi.