晴天の土曜日。久しぶりにMusser hybrid vibraphoneを積んで朝11時半に松山を出発。
瀬戸大橋を渡り、中国道の手前の高梁サービスエリアでひと休憩。ここは以前からよく使っていたサービスエリア。
吉備高原の眺めが疲れを癒してくれる。
休息後、人生第二の故郷、岡山県津山市に。
先に楽器を下ろして、軽くサウンドチェックののちホテルにチェックイン。
このホテルはいつもリクエストした眺望の部屋をおさえてくれるから好きだ。
今から40年以上前の記憶が目の前に広がる。
これから恩師の追悼公演。
懐かしい顔、初めての顔、皆、偉大な恩師の元に今夜は集う。
5月10日(土)夜、岡山県津山市カフェ&サラダもり田2Fで行われた恩師「故・下山忠良先生お別れの会」はたくさんの方にお集まりいただき、下山先生の会らしく笑顔に満ちた追悼となりました。
お忙しい中にも関わらずご参加いただきましてありがとうございました。
この会の開催に尽力いただいた小阪さん、お疲れ様でした。
当夜は下山先生の弟さん他ご家族も参加されて楽しそうに津山の演奏家の演奏を楽しまれているのを見て先生にもメッセージが伝わったと思いました。
故・下山忠良先生
先生と小阪さんと僕で最後に会った去年の宴の時のスナップ写真と、10年前にご一緒した時にカメラに収めた演奏中の“あの”表情がお役に立てて光栄です。
弟さんは当時テレビ岡山にお勤めで、僕らが毎週演奏していた当時では珍しい生バンドの入った生番組のことを懐かしそうにお話しされていました。生バンドの入った番組なんてキー局でも数局しかなかった時代に、ローカルテレビ局では異例のことだったという誇りと、そしてそれはお兄さんそのものだったんだと、強く感じました。
学生時代に毎週土曜日の午後に出演していたテレビ岡山の生番組の1シーン(1978年頃)
そんな機会に学生の駆け出しヴァイブ弾きを選んでいただいて改めて心から感謝です。
それも込めて一緒に出演していた小阪さん(b)と最初にデュオで奉納演奏させていただきました。
続いて津山に集うジャズ仲間の演奏が続く。
今回初めてお会いした「赤松」先生。下山先生から「音大に熱心な子がいてね」とお名前は伺っていたが、お会いするのは今夜が初めて。下山先生の弟さんがドラムで加わり、その時にダブル赤松で演奏してみたり。
最後に、もう47年も前になる出演していたテレビ番組のテーマ曲(作曲は下山忠良先生)を思い出し、思い出し、譜面に起こしたものを津山の同志で演奏するというコーナーに。
譜面は愚か、まだ一般家庭用のホームビデオも普及してない時代だったので記憶だけが頼りでしたが、皆さんの演奏で当時が蘇りました。ありがとうございます。
アフターアワーズはヴォーカルも入り、予定の二時間はあっという間。
ここに集った皆さんは、下山先生が津山に戻ってきてから蒔いた種です。長い時間をかけて蒔いた種が次の世代へと受け継がれて行くのを楽しみにされていることでしょう。
その期待に応えて、一人でも多く次へと伝えて行きましょう。
ご来場いただいた皆さんありがとうございました。
小阪さん、よかったですね。
ゆっくり休んでください。
ありがとうございました。
先生、お疲れ様でした。

♪♪♪ THE MEDIA
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毎週土曜日午後7時から、好評放送中!
次回・5/17(土)19:00- 第59回「月不見月(つきみずづき)のうた」をお送りします。お楽しみに。
【放送 / テレビ】
今週のオンエア (5月10日〜5月17日)
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【テレビ】
東京MX2 (地デジ9ch + ▲up)
番組名『ヒーリングタイム&ヘッドライン・ニュース』
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■平日(月〜金) 25:00〜26:00 ※金曜都知事定例会見の時はお休み
🆕 “工場夜景クルーズ”
『MY REAL BOOK - Season 1 & 2 / 赤松敏弘』(2023年作)

演奏:赤松敏弘(vib)ハクエイ・キム(p)市原ひかり(tp,flh,vo)酒井麻生代(fl,alt-fl)須川崇志(b,cello)小山太郎(ds)望月慎一郎(p)平石カツミ(b)岡部洋一(perc)
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Rチャンネルでも配信中
番組名『ヒーリングタイム&ヘッドライン・ニュース』
癒しの映像+最新のニュース+最良の音楽。

Rチャンネルで無料配信中(テレビプログラムとは別日程で配信中)
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Next Show
5月31日(土)16:00- 渋谷 ノナカ・アンナホール
(詳細はチラシ ↑ をクリック)
♪♪♪
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新レーベル、AMS RECORD(アムズ・レコード)
MY REAL BOOK - Season 1 & 2 / 赤松敏弘
(AMS-23001)定価3.000円(税抜)
通算17枚目となる赤松敏弘のvibraphoneに、レギュラーメンバーのハクエイ キム(p)市原ひかり(tp,flh,vo)須川崇志(b,cello)小山太郎(ds)によるグループ・インターアクションが6曲(含む赤松&ハクエイDUO1曲)と、話題の望月慎一郎(p)を迎えて酒井麻生代(fl,alt-fl)平石カツミ(b)岡部洋一(perc)と繰り広げた絵画を眺めるようなジャズ。ライナーノーツ:高井信成。
動と静、夜と昼、都会と自然、二つの異なる世界を一つのアルバムとして作り上げました。
今回は下のサブスク・サイトでも世界同時配信。ストリーミング、ダウンロード。そして今回はハイレゾ配信も行っていますのでどうぞご利用ください
━━━ Magazine Interviews, CD Reviews ━━━
■ジャズ批評 24年1月号 No.237 (23年12月24日発売)
【インタビュー】P106~109. 赤松敏弘 音と沈黙は背中合わせ『MY REAL BOOK - Season 1&2』リリース
4本マレットを駆使し、美しい音色を奏でる日本を代表するヴィブラフォン奏者の赤松敏弘が自身のレーベルAMS RECORD(アムズ・レコード)を立ち上げ、通算17枚目をリリース。完成度の高いアルバムに仕上がった。タイトルに込めた思い、レーベルを立ち上げのわけなど詳しく語ってくれた / 取材:編集部
【新譜紹介】P160. 驚くべき成熟がここにある。熟成しかつ濃密な音楽。これが現在の赤松敏弘の驚異的とも言える到達点だ / 文:小針俊郎
出版社:ジャズ批評社 発行間隔:隔月刊 発売日:毎隔月24日 サイズ:A5判 参考価格:1.320円
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■Jaz.in 24年1月号(23年11月27日発売)
【巻頭】P16~19. 赤松敏弘 世界的ヴィブラフォン奏者が紡ぐインプロヴィゼーションの奇跡。その音楽的原点にあるもの / 取材: 高井信成
【Jazz Record Guide】
P28.『MY REAL BOOK - Season 1&2/赤松敏弘』「2つの異なる世界を1つのアルバムとして作り上げた」、見事にその意図がしっかりと具現化された充実した作品 / 文:小島良太
出版社:シンコーミュージック 発行間隔:月刊 発売日:毎月24日 サイズ:A4判 参考価格:1.177円
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■JAZZ LIFE 12月号(23年11月14日発売)
【新作インタヴュー】P14~15. 赤松敏弘「通算17枚目のリーダー・アルバムを発表」対局に存在しているふたつのバンドの演奏を収めた僕流のリアルブック / 取材:長門竜也
【Disc Review】P37.『MY REAL BOOK - Season 1&2/赤松敏弘』人生を2シーズンに分け、独自の“リアルブック”を著した作品 / 文:長門竜也
出版社:ジャズライフ 発行間隔:月刊 発売日:毎月14日 サイズ:A4判 参考価格:970円
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サブスク配信(NexTone)サイト
どうぞご利用ください。
■AMS RECORDの第二弾『SOMETHING'S COMING / MIKI』(AMS-23002)
世界初!432hzサヌカイ陶琴アルバム【Something's Coming(何か起こりそう!)/MIKI】
マリンバ奏者でもあるMIKIがこの楽器と出会って得たインスピレーションから全ては始まっています。
インストによる即興演奏であることは現代ジャズのフォームと何ら変わらないものの、もう一つの「あちら側」の即興演奏の要素も取り入れて、AMS RECORDのレーベルポリシー「音と沈黙は背中合わせ」の一翼を担うものです。

SOMETHING'S COMING / MIKI
(AMS-23002)定価2.273円(税抜)2024年3月13日発売
演奏 : MIKI (サヌカイ陶琴) サポート : 赤松敏弘 (シンセ、サヌカイ陶琴 on tr M4, 7 & 9 )
━━━ Magazine Interviews, CD Reviews ━━━
■Jaz.in 24年4月号(24年2月26日発売)
【Jaz.in Portrait (インタビュー)】P72~73. MIKI ハンドメイドな楽器だから、次に何が起こるかわからない、その時にしかできないことを作品に閉じ込めた / 取材: 島田奈央子
【Jazz Record Guide】
P31.『Something's Coming (なにか起こりそう)/MIKI』「本作には、大変驚いた。マリンバの名手MIKIが全曲で、「サヌカイ陶琴」を弾いて・・・」/ 文:高木信哉
出版社:シンコーミュージック 発行間隔:月刊 発売日:毎月24日 サイズ:A4判 参考価格:1.177円
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■愛媛新聞2024年2月26日(月)刊
【芸能】サヌカイ陶琴 詩情豊か
『マリンバ奏者MIKI(松島美紀、松山市出身)が3月13日、インストゥルメンタルアルバム「SOMETHING'S COMING(なにか起こりそう)」をリリース。今作では香川県産の石サヌカイトを使った陶琴を鳴らし、詩情あふれる癒しの音楽を届ける。ジャズビブラフォン奏者の・・・』 / 文:山口淑子
発行所 : 愛媛新聞社 発行間隔 : 日刊
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CDのお求めは→■ディスクユニオン ■タワーレコード ■HMV ■Amazon 他
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どうぞよろしくお願いします
【期間限定公開/無料動画】
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最新の動画です。2022年11月に栃木県足利市のartspace&cafeで行われた彫刻家藤岡孝一氏の個展BLUEの中の「JAZZ in BLUE」での演奏からダイジェスト
約27分間の動画です
演奏:Toshihiro Akamatsu(vibraphone) Hakuei Kim(piano)
Nov/13/2022 artspace&cafe @ Ashikaga, Tochigi.