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妄言会社HKL・水底古都本店

南緯47度9分 西経126度43分に位置する古き水底都市で、
妄言の一つや百つ垂れ流したところで罪には問われまいて。

王位の継承者たち

2015年11月03日 | 千年戦争アイギス_覇王の玉座
スローネ
「フュンフは別に剣術弱くなかったよ?
 むしろ強い。
 私とか最初負けっぱだったもん。」

「しばらくやってるうちに、試合なら私が勝ち越せるようにはなったけどね。
 ただ、実戦とか戦場でフュンフに勝てるかって言われるとどうだろうなぁ。」

「そもそも剣を交えてくれるかどうかってのもあるし。」

「勝てそうな負けそうな、
 微妙なところだね。」

ダークエルフのロアナ

2015年09月27日 | 千年戦争アイギス_覇王の玉座
ロアナ
「エルフの郷だけが世界ではないのです!」

ロアナ
「追われた記憶は忘れません、ですが、
 それだけに囚われなくてもよいではありませんか!」

ロアナ
「世界は、もっと広い。
 私はスローネと共に、その世界を知りたいと思ったのです。」

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スローネ
「潤んだ瞳でしか私を見られなくしてあげるから、覚悟しなよ!」


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スローネ
「やれやれ、暗黒鎧どもとの戦いが治まったと思ったら、次はダークエルフ?
 やっかいだなー!」


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スローネ
「動き回る木の魔物?
 まぁ、こないだまで空飛ぶかぼちゃとも戦ってたし、いまさら驚くようなことでもないんじゃない?」

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スローネ
「私の国が目指すところ?
 そうだな…。」

「うちも所帯が大きくなってきたじゃん。
 それに龍人やらビーストハーフやらヴァンパイアやら天使やらがいるし、
 人間にしたって海を越えた土地の子もいる。」

「そんなごった煮だとさ、やっぱ結構出てくるんだわ、群れ同士の確執とかね。」

「それは出るのが仕方ないにしても、私はみんなが幸せに笑ってるのが好き。」

「だから、目指すとしたら、分かり合う努力を忘れない国、かな。
 話し合いも良し、時には殴りあうも良し、
 でも最後にゃ笑っていられる。
 そんなんにしたいね。
 フュンフにゃ笑われたけどさ。」

ツンデレゴリラ

2015年09月13日 | 千年戦争アイギス_覇王の玉座
エルヴァ

 かわいいものが好きだが、力が強すぎて、かまった相手が怪我をする。
 それを素直に謝れなくて悪態をつくから事態が悪化する。
 (マルコがそれでふっとばされた。)

 ユリナが暗黒オーラをデバフ方面に特化させていったのもそのため。

 「…そうしなければ、私は絞め殺されていたと思うんだ。」

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王剣ダモクレス
 英雄王コスモスが女神アイギスより贈られたロングソード。
 神聖結晶と融合した鋼の刀身は、千年を経てなおその輝きを失わず、
 代々の王の証として【戴剣式】の日に受け継がれていた。

 

Emergent Mission 039:錬金術師と賢者の石

2015年03月20日 | 千年戦争アイギス_覇王の玉座
コリン
「やあ、久しぶりだね。オデット。」

オデット
「コリン…?君が何故魔物を率いている。」

コリン
「真理を見るためさ…。
 この、賢者の石で!」

オデット
「賢者の石…だと?
 馬鹿な、あんなものを人間が持てる訳が無い。」

コリン
「だが現実だ。私の手に今、賢者の石は存る!」

オデット
「…その石の製法を、知った上で言っているのかい?」

コリン
「無論だよ…。」

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オデット
「スローネ、コリンを止めて欲しい。」

オデット
「そして、あの石を破壊してくれ。
 あの忌まわしき石に、"賢者"の名が付いてはいけないんだ。」

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バルバドフ
「兄の愚行を継ぐものがいたとは…!」

サイラス
「スローネ姫。我々からもお願いしよう。
 あれは存ってはいけないものだ。
 犠牲になった者たちの冥福のためにも。」

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スローネ
「…野郎…!
 そっ首、洗って待ってろ!」