517 TYPE DENIM VINTAGE WASH
NO. 9015AW-PD-DP02
COLOR:ONE WASH , VINTAGE WASH
SIZE:1 / 2 / 3
70年代のヒッピームーブメント
正確には、60年代後期から
ビートニクの影響やベトナム反戦運動・公民権運動などを背景として始まった
反体制的なカウンターカルチャーの大きなうねり。
僕らが何気なく履いているデニムが
労働者・作業着という殻を破って、ある種の自由を獲得し
若者の支持を勝ち取った分岐点の1つです。
1969年に発売された646のブーツカットシルエット
それに習いつつも、フレアのラインが抑えられた"517"
1971年に登場し、同じく若者から絶大な人気を誇り
現在でも愛されているタイプとなっています。
奇しくも、70年代初頭には急速にヒッピーカルチャーは衰退し
新たなムーブメントへと移行する時期となりますが
この時代の文化を象徴するファッションということは、言うまでもない事実。
フォークミュージック、ウッドストックフェスティバルのメインストリームで
ミュージシャンたちが決まって履いていたのは、このシルエットでした。
Varde77 2015AW 『OLD MAN』
架空のミュージシャンを創造し、構築された今コレクションと
大きくリンクするアイテムであり、バックボーンです。
何がカウンターで、何がストレートなのか
判然としにくい現代ですが
2015において、これがVarde77らしい1つの答えとしても感じられます。
Varde77の得意とするデニムという素材であり
パターンワークには定評のあるボトムス。
どう思って履くか、どう履くか、是非楽しんでもらえればと思います。