福島 木の家 株式会社氏家
藤栄道彦さんの「最後のレストラン」という漫画があります。
この作者のが描く作品が好きという事もあり、よく読んでます。
物語は、世界の偉人、
著名人がなんらかの理由で、
主人公がシェフをしているレストランにタイムスリップしてきて、
その人が食べたいお題のメニューをつくり、
それを食べて満足したら何か引き換えの物を置いていき、
元の世界に戻る…
という話です。
その中に、ジョン・F・ケネディが来店した時の話が気になりました。
あるシーンで、ケネディが、
「そのうち、君の本気の料理を食べてみたい」
と言うと、主人公は
「いつも本気で作ってますよ」
と答えます。すると、ケネディが
「いや、そうじゃない、
なんと言ったら良いか…人のリクエストじゃなくて、
君が自信を持って『これは美味しい』とだせる料理を」
というやりとりがあります。
自分自身の仕事に置き換えたときに
主人公同様本気で仕事をしていますが、
基本的には、お客様のリクエストにお答えしています。
「おまかせします」ということもありますが、
それは、お客様が2択、3択を迷った時の事が多いです。
もちろん、そこに至るまでには、
それに使う材料や工法、技術は
自分で良いと思うものを提供しています。
なかなか、予算このくらいで、こんな感じでおまかせ
というのはほとんどありません。
ケネディの言葉を借りれば、
自分が自信を持って「これは素晴らしい」と建てる家を
お客様に認めていただくということなのだなと思いました
まだまだがんばらないといけないですね