絆

この度の震災に被災された方々にお見舞い申し上げます。

また、犠牲になられた方のご冥福をお祈りいたします。

さて、お客様の皆様に毎月お届けしております

「もくもく通信」ですが、4月、5月号を出すことができませんでした。


大きい震災があったこんなときだからこそ、

皆さんにお伝えしたいことがあったのですが、

申し訳ありませんでした。


また、震災直後は電話も12日の午前中までは通じていたのですが、

午後からまったく通じなくなりました。


震災で壊れて急ぎ連絡を取りたかった方もいらっしゃったとは思いますが、

心配だったのではないでしょうか。


屋根や塀をはじめ、危険なところや緊急を要するところから、

ガソリンなどの燃料の少ない中、

十分な対応が出来たとはいえませんでした。


震災から2ヶ月経ったころからは、

徐々に落ち着きを取り戻しつつあります。

しかし、まだまだ物流は十分とはいえず、

津波で被害にあった工場の部品がないために、

トイレやエコキュートなどの設備機器もまだまだ品薄な状態です。

ご迷惑をおかけしております。


さらに、福島には原発の問題もあり、

窮屈な毎日を過ごされているのではないでしょうか。

換気扇はあまり回せないものの、エアコンは使えます

（換気機能がついているものには注意が必要です）ので、

これからの湿気や暑さ対策はそれで乗り切るしかありません。


放射線が気になりますが、講演などを聴いてみると、

極力、放射能のあるところに行かないなど「管理する」

という方法をとるしかないようです。


地震のあった次の日から2日間、

弊社イベントの予定だったのですが、

イベント自体は中止せざるをえない状況でした。


ひとまず、お店は開けておきましたら、

当日いらっしゃったお客様の中には、大変だろうからと、

水をお持ちいただいた方もいらっしゃいました。

本当にありがとうございました。


こんなときにわかるのが、「絆」ではないでしょうか。

お客様と私たちの「絆」はもちろんのこと、

ご近所からの色々な親切な申し出など、

給水所やスーパーで一緒になった人などからも

ちょっとした「絆」を感じることができました。


このようなときでもないと、

もしかしたら感じることができなかったと思います。

それを大切にしていきたいと思います。


まだまだ、余震や原発など問題はいろいろとありますし、

梅雨入りで瓦などの工事の進捗も気になるとは思いますが、

できる限り、がんばりたいと思います。