Woodのぼやき

大阪府枚方市の宇山サッカークラブでコーチをしてます。失礼な発言も多々ありますが、ご容赦ください。

たくましく育って欲しい

2007年03月28日 | サッカー日記
子供たちには、サッカーを通じてたくましく育って欲しいと思っています。しかし現実には、???と思えることが色々あります。今日は、少しその点に触れたいと思います。

先日の試合のとき、白のセカンドユニフォームを持って来たか? と子供たちに聞いたところ、一人の子が判らないと答えました。お母さんが全部荷物をかばんに詰め込んでくれたから判らないとのこと。...何もいえませんでした。

その試合の途中、お弁当だけでは足りないのか、子供たちにスティックパンを配られるお母さん。そういえば、先日の試合のときは、途中でココア・スープと至れり尽くせり。寒かったからかな? でも子供たちは、それを当たり前のようにもらって飲みます。...ここまでしてあげないといけないのでしょうか? 暖かいお茶を子供に持たせれば済むことでは?

そして試合の後。この日は近くの小学校での試合だったので自転車で行きました。試合後、子供の荷物を応援に来られた父兄が持って帰ってあげるとの言葉。来る時は自分で持ってきたのに...。

どうも、子供たちが出来ることを、子供にさせずに親がやってしまうことが多いような気がします。これで自立した人間が育つのでしょうか? たくましい子供に成長するのでしょうか? ご父兄の愛情はひしひしと感じますが、私には子供の成長の機会を取り上げてしまっているように思えました。

今度、4月7日は神戸に、8日は近江八幡へ、西へ東へと連続して遠征します。神戸の方は交通の便が悪く車でないと行けないので、ご父兄に車の配車をお願いしています。8日も雨が心配なので一応、ご父兄に配車をお願いしていますが、天気が良さそうなら電車で行こうかと実は考えています。基本的には、交通の便がいいところには電車で行くべきと思っています。その方が、子供たちの経験になると考えています。ただ、引率の私は車で行く時の倍以上疲れます。それでも、交通機関を使っていく方が、子供たちにとってはいいと思います。

3年前、初めて全日の大会に参加したとき、羽曳野まで電車で行きました。暑い中、駅から15分くらい歩いて会場に到着しましたが、それだけで子供たちも疲れてしまいました。慣れていないからでしょう。結構、強いチームだったはずですが、1回戦で負けてしまいました。相手が強かったこともありますが...。サッカーはそれなりに強かったのですが、たくましさという点では物足りなかったのでしょう。

以前、高ノ台は基本的には交通機関を使って試合会場に行くと聞きました。また、高槻QUEENは、牧野高校で交流試合をした時に、高槻から自転車できました。たくましい子供たちです。そういえば、フジタに行ったタケは、守口で試合があるときには牧野から自転車で守口に行っていました。たくましくなったものです

言いたい事は、自分で出来ることは自分でしよう。出来そうなことにはチャレンジして、自分が出来る範囲を広げよう。そして、自立したたくましい少年に育ってくれ!ということです。


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