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里山コスモスブログ

ヤブミョウガ(藪茗荷)




上:雌花 クリーム色の子房から長い花柱が突き出ている。

上:中央下に雄花、右に両性花、上方に結実した幼い果実(白い萼が残っている)

ヤブミョウガ (ツユクサ科 ヤブミョウガ属 学名Pollia japonica Thunb.(多年生草本 花期8月頃) ミョウガの名がつくがミョウガ(ショウガ科)の仲間ではなくツユクサ科。和名は藪に生え、葉がミョウガの葉に似ることに由来。。茎高50cm~1m、葉は大形で長楕円形。茎の先から花序軸を真直ぐ上に伸ばし、その花序軸の節から花梗が輪生状に出て層をなし、それぞれ数個の花をつける。花被片は半透明で同形大6片(萼3+花弁3)、雄花と両性花が混在する。雄花は雄蕊6、雌蕊は退化。両性花は雄蕊6個、雌蕊1は雄蕊より長く、花柱が球状の子房から長く突き出でる。果実(液果)は直径5mmほどの球形で淡緑色、萼が花後も残って実を載せており、熟すと艶やかな濃青紫色になる。中に灰褐色をした不定形の種子が並ぶ。熟した果実はジャノヒゲの青紺色の種子(直径9mmほど)を連想させる。
属名Pollia  オランダ人 Jan van der Poll (1726-1781) への献名。彼は命名者Thunb.(Carl Peter Thunberg 江戸時代に来日)に資金援助したという。
ジャノヒゲの実:早期に果皮が剥脱し、青紺色の種皮に包まれた裸の種子となる。果皮が剥脱する前が果実であるが、その写真を撮るのが課題。ジャノヒゲの実は果実か種子かという問いかけは適切ではない。ジャノヒゲの青紺色の実は果実か種子かと問われれば種子ということになる)
Jan van der Poll (1726-1781)について次の記載があった。
Councillor 評議員 of Amsterdam,burgomaster市長 1779 年 and directorディレクター of Amsterdam Chamberアムステルダム会議所 of East India Co東インド会社.


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