ネジキ （ツツジ科 ネジキ属 落葉小高木 花期６月 果期１０月頃） 樹皮は縦割れし捩じれる。若い枝は赤味を帯びる。葉は互生、葉身は卵形ないし卵状楕円形で葉表全面に伏毛、葉裏の葉脈に白い毛。縁は全縁で波打つ。前年枝の葉腋から総状花序を出し、壷型の白花を横一列に下向きにつける。花冠は先がすぼまって浅く５裂。果実（さく果）は球形で上向きにつく。花は下向き、果実は上向きとなる。成熟すると５つに裂開し種子を散布する。殻が翌年の花期にまだ残っている。冬芽は赤いとんがり帽子状で、葉痕は半円形、その中心に口状の維管束痕がある。似たような葉をして一列に下向きに花をつけるものにナツハゼがある。但しこちらの花はカラフルである。
「ナツハゼ（夏櫨） 花も実もミニサイズのブルーベリー」2011-05-24
