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キジトラうーぽの場合~縞々と水玉と眉毛とぱんつ

ひな祭り

2008-08-10 | +Weblog
時計の針が3月3日のひな祭りを刻んだ時
洗い物をしていた私は驚きのあまり、濯いでいた皿を落としそうになった。



うたがベビーからキッズを経て、
そしてレディーになった記念すべき瞬間ではあるけれど
なんと例えればよいのだろう。

出動し得る限りの消防車と救急車とパトカーの後を
豆腐屋のラッパ音が追い上げているかのような
この世のものと思えない金キリ声は、
未だかつて聞いたことのない激しい男子猫カモンコールだった。

それは三日三晩続き、
寝不足で家族全員がフラフラとなり最早限界のとき
やっと一時休止を与えられる。


しかしそれは束の間で、再び男子猫コールが再開されると
許されるのは、彼女も眠るわずかな眠時のみであり
そしてそれを万が一か逃してしまうと完徹となり・・・

・・・そんなわけで私は生まれてはじめて仕事中、目を開けたまま意識を失った。


二度と聞くこともなかろうとて
忘れられないうたの男子猫カモンコールは
激しかった。