うすっぺらの素 セカンドシーズン

うすっぺらの素のセカンドシーズン。

小説(R18)

2017-11-17 11:50:40 | 日記
注意!着ぐるみフェチ向け、女装注意!中身の人が分かります。
着ぐるみさんのイメージが崩れる場合がありますので閲覧には注意してください。





俺の友人の様子がおかしい。
最近何がおかしいことにはまっているという噂を聞いたのだ。

友人は確かにアニメとかは好きなオタクの面は見せても、普段はすごく真面目で変なことするような奴には思えない。

俺は思いきって友人を直撃する。
と、友人が言ったこととは


「ちょうどよかった。お前に見えたいものがあるんだよ。うちに来てくれないか」

見せたいものとは…俺は友人の家へ…

彼の家の部屋へ来た。
来るのはだいふ久しぶりだが、そこには…

「え?これってコスプレの衣装…?」

コスプレに使う衣装がたくさんあった。しかも衣装は可愛いものばかり。こいつは女装するため…?
見せたいものってこれなんだよ」

そう言って友人が見せたのは…着ぐるみのマスク?
「俺は女の子になることが趣味になったんだ。これで女の子に変身するんだ」

友人が何か変なことにはまっているというのはこれだったのだ…。
俺はただただ驚愕して声が出ない。

そんな友人に俺は思いきって質問する

「お前、何でこんな趣味に…」

友人の口からは出た言葉は

「俺、女の子になりたいんだ…どうしても…色々理由があって」

どうやら何か理由があるらしい。

「とりあえず着ぐるみ着るから見てくれよ」

友人はそう言って着替えるために部屋を出た。

しばらくたってから彼が着ぐるみ姿で戻ってきた。

「どう?本当女の子みたいだろ?」

確かに女の子の姿である。
友人の前の姿とは丸で別人のような変身ぶりだ。

みた感じは2次元のキャラクターが3次元の世界に飛び出したようなものである。

「ふむ…可愛い。」

「ねっ?可愛いだろ?」

「しかし何でお前、そんなにこんな格好したいの?」

「それはね…」

友人は口が重くなる。
そしていきなり

「…おい!お前…」

着ぐるみ姿で俺にいきなり抱きついてきた。

「お前のことが好きだったんだ…」

衝撃の一言であった。
まさか、これが女の子になりたがる理由だったとは夢にも思っていなかった…

ち、ちょっと…おまえを、何を…」

「こんな姿を見せるの恥ずかしいと思ったけど、どうしてもお前に見てもらいたくて…それで可愛いっていっている貰えて…本当よかったわ…」

友人は本気らしい…

「わ、わかったよ…ちょっと冷静になれよ…」

友人の着ぐるみ姿は確かに可愛い。
俺もこんなものは嫌いではない。友人は本気みたいだ。俺は思いきって言ってあげる。

「まぁ、その姿だったらいつものお前ではないから、女の子として見てあげるわ。恋人になりたいんならお前の努力次第だな」

「え?そうか…それはよかった…?」

友人は着ぐるみ姿で表情は見えないのだが、喜んでいるようだ。

勢い余って思いきったことを友人に言ってしまったが、これからどうなることやら…。


いったんEND

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