調教師・藤澤和雄、JRAのリーディングトレーナーである。
各クラブ、毎年、目玉といえる馬を藤澤厩舎に預けている。
一口出資者なら、1度は藤澤厩舎の馬に出資したい!と思うのではないだろうか。
私もそうであった。
今までに私は、タイキアルファ、タイキスピリッツ、スルーザワールド、
バントライン、ストームファング、メテオグローリー、ファストロック、
アルスマグナ、エールドクラージュ、レッドアワード、プラテアードと
11頭の藤澤厩舎入厩馬に出資をした。
で、そのうち屈腱炎や引退に追い込まれるような怪我をした馬は8頭。
11頭中8頭。
大怪我をしていないのはタイキスピリッツ(注:途中で放棄して退会したので晩年は
どうなったのかは知りません)、ファストロック、プラテアードの3頭。
単に相性が悪いだけだとは思えない。
ファストロックも今週除外されてましたが状態イマイチの中連闘を画策していた模様。
「また壊される・・・」多くの人がそう思ったであろう。
以前、NHKで調教師・藤澤和雄の番組を放送していた。
多くの人が藤澤師を絶賛し、一部の人が絶句した番組だ。
その中でネタにされたのがタイキスピリッツであった。
「1勝より一生」、このフレーズが使われた馬である。
タイキスピリッツはダート馬であったのだが、砂を被るとそこでレースを
やめてしまう馬でもあった。
当然、レースぶりも極端なものになる。
未勝利戦を勝った時などは、内枠で好スタートを切ったにもかかわらず
最後方まで下げて、1コーナーでは大外を回るという前代未聞のレースを披露した。
陣営は、なんとかまともなレースが出来るよう、試行錯誤してくれた。
それから2年。一向に良くならない気性。
私は、変にお行儀の良い競馬をさせようとするのではなく、気分よく走らせれば
良い競馬をしてくれるんじゃないか、と思っていた。
しかし調教師・藤澤和雄の考えは「逃げたら大成しない」であった。
2年間、全く良くならない気性の問題を持つ5歳馬に、である。
「見捨てない」、調教師・藤澤和雄はそうも言った。
「逃げる競馬をさせれば、目先の1勝はできるかもしれないが、大成はしない」
と言った。「1勝より一生」、である。
この、「1勝より一生」や「逃げたら大成しない」、「見捨てない」といった
フレーズに感銘を受けた人もいるだろう。
で、タイキスピリッツのその後・・・。
その目先の1勝も出来ずに終わった。控えても大成できなかった。
気性が成長する前に衰えた。
結果的には逃げて1つの勝ち星を取りにいった方が良かった。
馬の資質に合わせるのではなく、師の考えに馬を合わせようとしているように感じた。
「1勝」も「一生」もなかった。
競馬は難しい。
調教師・藤澤和雄、JRAのリーディングトレーナーである。
私は2度とこの厩舎の馬に出資することはないだろう。
各クラブ、毎年、目玉といえる馬を藤澤厩舎に預けている。
一口出資者なら、1度は藤澤厩舎の馬に出資したい!と思うのではないだろうか。
私もそうであった。
今までに私は、タイキアルファ、タイキスピリッツ、スルーザワールド、
バントライン、ストームファング、メテオグローリー、ファストロック、
アルスマグナ、エールドクラージュ、レッドアワード、プラテアードと
11頭の藤澤厩舎入厩馬に出資をした。
で、そのうち屈腱炎や引退に追い込まれるような怪我をした馬は8頭。
11頭中8頭。
大怪我をしていないのはタイキスピリッツ(注:途中で放棄して退会したので晩年は
どうなったのかは知りません)、ファストロック、プラテアードの3頭。
単に相性が悪いだけだとは思えない。
ファストロックも今週除外されてましたが状態イマイチの中連闘を画策していた模様。
「また壊される・・・」多くの人がそう思ったであろう。
以前、NHKで調教師・藤澤和雄の番組を放送していた。
多くの人が藤澤師を絶賛し、一部の人が絶句した番組だ。
その中でネタにされたのがタイキスピリッツであった。
「1勝より一生」、このフレーズが使われた馬である。
タイキスピリッツはダート馬であったのだが、砂を被るとそこでレースを
やめてしまう馬でもあった。
当然、レースぶりも極端なものになる。
未勝利戦を勝った時などは、内枠で好スタートを切ったにもかかわらず
最後方まで下げて、1コーナーでは大外を回るという前代未聞のレースを披露した。
陣営は、なんとかまともなレースが出来るよう、試行錯誤してくれた。
それから2年。一向に良くならない気性。
私は、変にお行儀の良い競馬をさせようとするのではなく、気分よく走らせれば
良い競馬をしてくれるんじゃないか、と思っていた。
しかし調教師・藤澤和雄の考えは「逃げたら大成しない」であった。
2年間、全く良くならない気性の問題を持つ5歳馬に、である。
「見捨てない」、調教師・藤澤和雄はそうも言った。
「逃げる競馬をさせれば、目先の1勝はできるかもしれないが、大成はしない」
と言った。「1勝より一生」、である。
この、「1勝より一生」や「逃げたら大成しない」、「見捨てない」といった
フレーズに感銘を受けた人もいるだろう。
で、タイキスピリッツのその後・・・。
その目先の1勝も出来ずに終わった。控えても大成できなかった。
気性が成長する前に衰えた。
結果的には逃げて1つの勝ち星を取りにいった方が良かった。
馬の資質に合わせるのではなく、師の考えに馬を合わせようとしているように感じた。
「1勝」も「一生」もなかった。
競馬は難しい。
調教師・藤澤和雄、JRAのリーディングトレーナーである。
私は2度とこの厩舎の馬に出資することはないだろう。