【2010年6月5日】
翌日に納艇予定の3号艇を前に、今までのボート『SRV23EX』を清掃。
このボートについて私見を少々。
SRV23は私がボートを始めたSRV20が発売されていたときに出始めたボート。
「釣りがやりにくい・ハルがたたく・FRP薄い」などとの情報をwebでは見かけますが、私が2年間北海道(道南・噴火湾付近)の釣りに使用した感想ではまったくそんなことはありませんでした。(”たたく”というのは人それぞれの感覚ですが、速度と波への当て方によりますね^^)手前船頭で単騎での釣りをするならこれほど心強いボートはないと思います。20ftより格段に行動半径が広がりますし、バランスがやたらいいと思います。ボートは走行性能はもちろん大切ですが、釣りをメインに考えると波浪時の挙動や波の打ち込み、また魚探などの性能発揮、たての釣りの時の風たちなども考えないといけません。その点でこのボートはバランスがいいと思います。特に魚探に関してはタンク前に振動子のスペースが設けられており、平底のハルに直接コーキングできるようになっているため、低出力ものでもかなりの威力を発揮します。現在、YF系のWTBが流行の主体になっていますが、追い波での挙動などを考えると「ひょっとすると」SRV23のほうがバランスはいいのかもしれません。現艇への購入動機はずばり「燃費」。当時全開で走ることしかしていなかったのでいつも29ノットあたり。そもそも走り方が悪かったので燃費が悪かったのですが、今のボートになってからは18ノットから出しても25,6ノット。通常は20ノットくらい。スロット調整(暴走キチガイを卒業していれば・・・)をわかっていれば入れ替えはなかったかも・・・そう思わせてくれるぐらい良くできたファミリーボートだと思います。
以下、記事本文
なんといっても釣りの幅を大きく広げてくれました。感謝です。
今日は感謝の気持ちを込めて1日磨きました。
艤装類もはずれて何となく、がらんとした艇内。
買ったばかりの時もこうでしたっけ。
車(1BOX)の後部座席が一杯になるくらいに色々なものがおさまっていた船倉もご覧の通り。
鮭釣りの度におチビが寝ていたスペース。
妻は3度しか乗ってくれなかったボート。でも娘達とは随分釣りに行ったなぁ~。
そんなUserF2号は活躍の場を『噴火湾』から『三河湾』にうつします。