先週はイカの確保後に少しだけ挑戦するもノーフィッシュ。
今週は少し本腰を入れて沖へ。
土曜日。
まぶしい朝日、大黒島沖。ナブラだらけ。沖に移動する鳥を追っかけて沖目に移動。
ちょうどいくつか出たところにたまたまキャストしたミノーが着水。と、同時に一気に出るライン。上がってきたのはちっこいの。でも1.5号のPEとナイロン19lbなのでスリリング。楽しめました。
結構大きな鳥山がたち海面には「ボコボコ」と現れますがなかなか掛からず。増市沖まで引き返すことに。写真中央は一緒に走ったDL号。
現地に着くとすでに地球沖から増市沖に戻っていたタルガ&春日和号。
周囲はボートだらけ。魚よりもボートの方が多いくらいの賑やかさ。
桟橋で春日和船長から「活〆」のレクチャー。
手カキとワイヤーを使うそうです。魚をきっちりしめることが出来たら刺身にしたときに大きな差が出ます。特にいつも気になるのがヒラメ。白身だけに捌くときに骨の辺りからにじみ出る血は気になります。今度やってみよう。
日曜日。
こんな薄暗い時間から用意。いつもなら「ドキドキ・ワクワク」の出航前ですが何となくモチベ低下。きっと気持ちが次の「鮭」モードになっているからかな。
大黒島から沖につながる大きな雲を朝日が染めていきます。
港口のナブラに打ち込んでも音沙汰ナシ!
増市沖のタルガ号の近くでキャストを繰り返しているとこっちに向かってちっこいのが飛んできました。
GPSアンテナに止まって一休み。羽根がぬれてかなり弱っています。
無事に保護。相当疲れている様子で手に乗せてもおとなしい。
羽根を乾かし、体力を回復してもらうためにキャビンへご案内。
羽根が濡れ飛行に限界を感じてボートに飛び込んできたのでしょう。「小さな訪問者」は実に愛嬌のある表情を見せてくれます。波でボートが揺れるたびに怯えているようなのでとりあえず移動せずに「ヒガラ」君を観察していました。30分ほどすると体力を取り戻したのかやたらと辺りを見回し、余裕が出てきたみたいです。
「ピッピッ」と短い地鳴きを響かせて秋と夏の雲が混在するこんな空に消えていきました。
さて、小鳥の恩返しはあるのかな。この後イイことあるかなぁ~と思ってキャビンを振り返るとキャップのツバにしっかりと「運」を残して飛び立ってくれたようです。^^;
「運」はあるものの目的の魚は最後まで掛からず、風も強くなってきたので9時に港へ。「ノーフィッシュ」の本日。
20ft艇の時は1点クレーンだけだったのでよく使っていましたが23ftになってからは2回ほど使って怖い思いをしたのでめっきりと使わなくなった1点式。本日の上架で使用。現艇に入れ換えたときに絵鞆船だまりの重鎮KBさん(27ft艇のキャプテンでいつも1点式使用の方)から「1点のセンターとっておけ!」と言われていたので何となくとっていたセンター。本日の上架で大助かり。
さて、2点式は復旧のめど無くDL船長が港湾部に確認したところ「年度末まで使用出来なくなる可能性も」とのこと。んーー。こまった。
まっ!まずは鮭の便りが楽しみ!