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とりとめなく記録の独りゴト。気まま更新中です。いつも内容が分かるような分からないようなタイトルを付けて済みません。

健康計りに行って石持ち帰る

2023年08月24日 | 好きなこと
人間ドック受けに横浜へ行きました。

…生理後半で血が少ないのに
更に血を抜かれました。私の栄養が。

腕に穴が空く痛みより
採られた血液に哀しい顔で見つめる。
過去に看護助手パートしてたから
キットは見慣れてる。
今の職場で時々ブザーが鳴る
コールドドリンク冷却機の
溜まった排水みたいに
勢いよく容器に注がれてく。

なんとなく最初に並んだ列から
一緒に順番待ちをしつつ進む年配女性に、
とうとう最後のレントゲンで
「お腹すきましたね」とだけ声掛ける。
朝一番だったから気は楽だったけどね
と共有。

外は暑く、
すぐにコンビニで飲むゼリーと
どこでも口に放り込めそうな
一口タイプのワッフル買った。
手軽なだけに値段張る。

月一ほど来ては出歩くエリアの反対側で
オフィス街だし
昨年の人間ドックは
初めてこちらで受けて
帰る方向見定めるだけで必死だった。
昨年の余裕のなさからの後悔を払拭だ。
知らないだらけの場所を少し開拓。

血も抜かれ少ないスタミナ使って
しかし際限なくフラフラしたいので、
わざわざ時間とお金もかけて
座って食べていたくはなく飲食はスルー。

物販系は開店まで時間が余り
カルディなんかで涼みつつ遊ぶ。
ここはやはり天井まである棚に迷って
方向を見失う。

観葉植物を扱う店に珪化木を見かけ
年輪を眺める。本当に石だなー
北海道産の白が基調の丸い石ころを
yahooで買ったことがある。

それに比べると
磨いてない、というかスレた丸みがなく
飾り気なしの
かち割られた原石のまま。

まだまだ開店しないから暇で調べると
石炭のなりそこない♡と出る。
割れた材木の形状でいて、
バームクーヘンでいながらの、
腐りも朽ち果てもしない 石なのに。
こんな面白いこと無いと思うのに。
恐ろしく昔の化石で
這い回る生き物やら、
それを絡め取った樹液なら喜ばれるのが
樹木の破片というだけでこの扱い。
サベツだと思うの。
樹木好きとしては少し納得いかない。
けど、そのお陰で
レイアウト用に入手できる訳か〜。


炭鉱では重いし硬いし厄介者で、
この化石さんがボタ山を埋めたそう。
これが現実か。
世界って時々やること面白くない。


過去に住んだ場所では
組み木の木工サークルがあり、
材木も小学校の工作用から弾かれた
一分が反ったり厚さが適正外の物を
破格の値段で譲ってもらい
練習に取り組み易い環境だった。

以来、木工細工も木材も好きで
これも元は木材なのに
虫も寄りつかない保存能力高い石!
と思ってる変な思考回路の人は
一方的な憧れの念を持っていて
9時台に来て検査受けて
2時間後の開店を血が減ってても
待って他の石のある場所を訊ねて
散々転がした結果愛着が湧き
選べずに途方に暮れて
ふたつも持ち帰ってきました。

左は理想的な木目と色合いのもの。
右は木目は殆ど見えないけど
多分、玉髄がへばりついてる。

ルーペで見ると半透明な石の中に
白いプツプツ感がそれっぽく見える。
自信はないですが
ペタッとした手触り、
テカテカした表面の照りが
三浦半島で拾った玉髄の手触りと同じ。
老朽化して折れた桜の木なんかの
断面そのもの。
火に燃やせそうなバウムクーヘン表面と
 


母石の割れ目に入り込んだ
玉髄だかの脈の際が割れ表面に出たもの。
特に左下部の表面のブクブクしたような
微妙に出たゴツゴツ感が玉髄にありがち。
色の層は無し。


産地不明 そして、元は何の木だろう。
左の木目は真っ直ぐ均一な所が
杉っぽいかな?
早く真っ直ぐに成長するので製材管理も
しやすく軽量で加工しやすい。
成長早いだけに中身スカスカで乾いた感じ
粘りもなくて
細かい加工すると割れやすい。
蒲鉾板でウサギ作った時に
木目に沿って耳がパッキリ折れた。


話戻すと
石はひとつで1200円した。
ひとつにしたかった、ちょっと痛い。
そして、こんな大きいの
部屋の中で隠し回すしかない。
どこかでもっと大きいのを自力で見つけて
抱え帰ってくよりはマシと考えよう。

クタクタになって
諦めの笑顔でカウンターに乗せて、
本来はエアープランツの着生用だけど
小鳥が齧って遊ぶコルクも加え、
今日だけは植物には見向きもせず
リュックを重くさせながら
セカセカ帰りました。

あ、でも幸せ。