「孤独な夜のココア」(田辺聖子、新潮文庫、1983年)
フジロックが終わり、「夏が終わったーって感じですか?」とよく聞かれるが、何言ってんのむしろこれから。夏は始まったばかりのようなものでしょう。
苗場までベスパで行ったおかげで、宿に戻るバスの時間を気にせず楽しめた。太陽がのぼるまで、石野卓球に酔いからだを揺らし続けることができた。ひとり遅れて昼過ぎまで寝ていても、20分走ればそこは桃源郷。あ . . . 本文を読む
なかなか眠れずうっかり寝過ごしてのんびり出発しつつ、ツッコミどころ満載のベスパで出発。都内はどしゃ降りで環八で心が折れそうだったけど、晴れてきた!どこからどう見てもフジロック行きの格好なので、隣を走る車の人に二度見されたりしながら、ただいま上里SA。13時には宿に着けそう。 . . . 本文を読む
「自由」についての本を読んだ直後、まったくそれを預かり知らぬ初対面の人から「自由」ということばを聞く奇跡。数奇にして模型(森博嗣)。
自分は自由に生きている方だと思うが、根本的に自由とはなんであるかということを見つめ直す手助けとなる一冊。「自由」ということばを因数分解していく感じ。緻密な研究者的文章、系は違えども堀江敏幸を好きなのと同じ理由で彼の文章も心地よく感じるような気がする。
森博嗣が小 . . . 本文を読む
口をついて出るひとりごとの9割方が「あつい」およびその派生語。圧倒的なシェア率。暑いよぅ。
7月27日、すいかの日に和泉多摩川のおばちゃんにすいかを分けてもらった。すいかの縞模様を綱に見立ててツナと27をかけているらしい。すいか農家を営む彼女の実家から丸まる届いた立派な3Lサイズの球体をさくさくさばくいてゆく姿が男前。すいか慣れしている人は、可食部分だけえぐってタッパーに保存しておくのね。食べ . . . 本文を読む
お買い物大国、日本。お買い物天国109。
友人に付き合って109へ。安すぎる。いつもと比べて0が1個足らない。そして、意外に柄物レギンスやらキュートなアイテムがたくさんあってうっかりフィーバーしそうになりつつも、すでに腕がちぎれそうなほどお買い物をした後だったので事なきを得た。お人形みたいなギャルたちのためのお洋服に紛れてわたしっぽいワンピースがあったので1点だけお買い上げ。全館バーゲン中のうえ . . . 本文を読む
ぽっかり空いた時間、バーカウンターの客席側に座って本を読んでいてなんだこの感慨深い感じはと思ったのは、生あたたかい木の感触。それは気だるい昼下がりの大学の図書館。それはいつも眠気と闘う気力もなくうとうとしていた高校の授業中。こわいものなしの中学生だった時分。あたたかい木机に接する腕がじっとりと水分を含んで、物憂さを助長する夏の日の記憶。学生だったあの頃。
すべてがほどけてしまいそうな暑い夏の日に . . . 本文を読む
土曜日。
中学時代の同級生と駅前の広島風お好み焼きで晩ごはん。マツダで事件があったねーとか話しながら故郷・安芸府中に思いを馳せた。犯人が逃げた先は、「山中」と言うには宅地造成でずいぶんと切り開かれたニュータウンのあたりだったはず。
府中町と言えば社会の授業で人口5万人と習ったが、現在も51000人ほどで相変わらず「町」の行政単位では全国一の人口密度らしい。マツダの本社所在地で、かつてはキリンビー . . . 本文を読む
5年近く関わり続けているコスメメーカーは創業者が毛髪学者だったりでヘアケアには絶対的な信頼があって、開発者たちにも会って人となりも知っているし、成分もよく分かっているし、他のメーカーのものをあえて試すこともなく過ごしてきてしまったのだけど。旅行先でも律儀に携行して、よそのメーカーを使ったことと言えばたまたまもらったアグロナチュラのコンディショナーとビオリスタのトリートメントくらい。使用感はけっこう . . . 本文を読む
日付変わって日本は敗退しましたが、無事誕生日を迎えて31歳になりました。個人的にはその後のスペイン×ポルトガルがおもしろかった。実年齢を言って年下の若者がぎょっとする感覚はきらいじゃないので、引き続きチーム年齢不詳の一員としてがんばろうと思います。
これまで勤めた会社はふたつとも本日期末の決算日だけど、個人的には期首。第32期は、これまで以上に多様な価値観を受け入れつつ、多少のたおやかさも身につ . . . 本文を読む
日曜日。
美容院でカット&カラー。左サイドの一部だけ、毛先に向かって濃ゆいピンクになっているのが美容師さんのこだわり。いつもたのしい時間をありがとう。
昼間に飲むお酒は、夜の3倍酔っぱらう気がする。そのまま外に出て、ほてった身体をもてあましながら街を歩き、日差しを浴びながら感じる罪悪感と優越感たら。 . . . 本文を読む