去年、亡くなった叔母のことを思い出して仕方ない。
わがままで勝手な持論を展開し、それを押し付ける
から苦手でもあったけどたった1人の姪として、
かわいがってくれたと思う。私のがんを
とても心配してくれて世話にもなった。
思い出すと、やはり心は穏やかではいられない。
寂しい。誰もいなくなって欲しくないと思う。
人が1人消えてしまうって大きいなと思う。
最期まで自分のことは何でも知って自分で決めたい
と思うけど、叔母のように何も知ろうとせず
寿命を迎えて逝くのもあれはあれで仕方ないし
亡くなり方としてそれもアリだと思う。
突然過ぎたけど、無治療であっという間に逝くという
のも、叔母らしいのかもしれないと思うと
けっして悪い死に方ではないのだと受け入れられる。
アメリカに渡ったフィギャアスケートの井上怜奈さんは
お父様をがんで亡くなっていてご自身もがんの初発治療を
受けた人だが彼女が「人の寿命は思っているより早く
やってくるものだ」と言っている。本当にその通りだと
思う。死はあっけなく、やって来る。知らない間に。
人の死をいくつか見送って順番は回ってくるのだ。
避けられはしないが、その時が来ても受け入れられる
よう自分らしく存分に暮らそうと思う。
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