眺めていても雪は融けない。
明日は鉄道も開通しそうらしい。
美留和まで来るんだったら歩いて帰ってもらうけど、摩周止まりだったら迎えに行かなきゃならないし。
タクシーが有ればいいけど、来なかったらね。
その為には門を開けられるようにしないと車も出せないし。
雪を眺めて考えた。
降りてみた。
埋まった。
又考えた。
雪かき道具でやってみた。
10回も出来なかった。
雪が重すぎて。
又々考えた。
そこで目に留まったのが
犬達が通った跡
そうだ踏み固めれば良いんだ。
足を上げて雪を崩し踏み固める。おおぉ良いじゃな~い。掘って投げるより良いわ。
棒の両端をつかみ体重を乗せ崩しながら踏み固めると体も楽。
だいぶ進んだ。
あと3メートル。あ、足が上がらない。
開いたーーー!!
のは良いけど、目の前には
雪の壁。
さて、どうしたもんか。ここは明日考えよう。
体力使い果たした。肩痛めたかも。
でも馬小屋への道も作りたくて5メートル頑張った。本当に限界じゃ。
踏み固めたところをジルが掘りおこし、落ちる。
落とし穴作るな。
レジ袋に餌を入れて「エリー、ユキー」と呼んでみた。
出てきたエリーに袋を見せ「来ーーい」と叫んだら、途中まで来たけど雪の深さで戻ってしまった。
馬でさえこうだもの。
道づくりの途中でヘトヘトになっている所に姉から電話。無視。
家に戻り掛け直したら「電話に出ないから心配したじゃない」とちょっと不機嫌。
「今こうで、ああで、ヘトヘトなのよ。みんな心配して電話をくれるけど、ブログに書いてるから読んでよ」とつい言ってしまった。
もっとも読んでないから天気予報を見て心配してくれてるんだろうけど。
昨日から都合11人から心配の電話があった。みんな本当に有難う。
中には読んでからくれた友人もいたのでこういうのは楽だけど、読んでない人にはそれぞれ一から状況を説明。
姉達は家のブログ知ってるのに面倒くさがって見ていない。
もう、見てよね。
UncleBeeがいなくて寂しいのかシータがやたらベタベタしてくる。
ただ「撫でて」ではなくあの舌で顔を舐めに来る。
疲れてる時に限ってに来るもんだからつい、「嫌だ、駄目!」とつい邪険にしてしまう。
姉のことを含めちょっと後悔。
これで門の向こうはやらないことにする。
UncleBeeには脚立で乗り越えてもらうわ。
こうなったら、馬たちの為の道を作る。
有難う。有難う。有難う。本当に有難う。
これ位で良い?もっと?
有難う。有難う。
車は発掘できたので、準備はオッケーです。
あ、そうそう。美留和まで通っていても摩周駅で降りて頂いて構いませんよ。
お好きな方法で~。
ニコットに寄ってもらって良い?
セイコーマートにも寄ってもらって良い?
えーとえーと、あとは。
明日はポイと降ろしてもらうだけになるだろうけど、申し訳ないわね。
このお礼は私が組長にこの体を差し出せばよろしいかしら。
宜しくお願いしますね。