《茂木ちあきの仕事部屋》

創作児童文学と児童向けノンフィクションを執筆しています。

新刊「お母さんの生まれた国」

2017-12-24 | Weblog

新刊「お母さんの生まれた国」(新日本出版社)が発売されました。
カンボジアのポルポト政権下で粛清の嵐に巻き込まれ、奇跡的に生き延びた人たちの話です。
命からがら日本に逃げのびた少女は、
日本社会で必死で行き、家庭を持ち、子どもを設け、親子2世代で祖国を旅します。
実話をもとに、創作を交えました。
君野可代子さんの絵と、中嶋香織さんの装丁が、本の品格を高めてくれました。


お母さんは国境を越えて難民になった――。
湿った空気、エアコンなしのバス、にぎわうオールドマーケット――
物売りの少女に、おさないお母さんの姿が重なる。
青い空と街のにおいは、昔と全然変わらない――

(帯コピーより/小学校高学年以上向け、本体価格 1500円)




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