《茂木ちあきの仕事部屋》

創作児童文学と児童向けノンフィクションを執筆しています。

ありがとうございました!

2020-03-14 | Weblog
このブログは閉鎖します。
仕事の記録と日々の暮らしの雑感を別のブログにしていたのですが、
そもそもどちらも更新はまれ。
分ける必要もないので、一本化します。
せめて今後は、もう少しマメに更新しましょう(どうかな?)

これからは、下記にお立ち寄りいただけると嬉しいです。
「海色さんだる」 https://umiiro.exblog.jp/



『清政ー絵師になりたかった少年』

2019-12-27 | Weblog



編集のTさんが送ってくれた記事。
「名古屋市の問題集です」、とのことでしたが、Tさん、これは問題集にはみえません(^^)。
よくわからないけど、いずれにしても取り上げていただいていることはありがたい。
息の長い作品を書きたいと思います。



思い入れは強いのに、なかなか動きの鈍いのがこちら。
こちらも動きがほしいです。


私的おすすめ本(低学年)

2019-11-30 | Weblog
幼年や低学年作品は、人柄がにじみ出る。
もちろん作品たるもの、すべてに人格が見えてしまっておそろしいのだが、
小さい子向けの作品は特にそう思う。
ばんさんの作品は優しい。
作品だけでなく、おそらく人柄だろう。
だから私には幼年や低学年は書けないと思ってしまう。
今年になって、続々と刊行されるばんひろこ作品。素晴らしい。


『天馬のゆめ』は数年前の刊行。児童文学者協会賞にもノミネートされた作品)

とうとう…

2019-05-22 | Weblog
講談社ビーシー発行の「はじめてのはたらくくるま」。幼児向けの写真絵本で、いろいろな車が図鑑のように紹介されている。
その中に、6ページにわたって、戦車、戦闘機、戦艦などが紹介されている。
軍隊の乗り物がはたらくくるま、なのか。
とうとう来たか、の感あり。
先日、子どもの本九条の会の丘修三さんたちと、講談社ビーシーに説明を聞きに行ってきた。
ここに行かずして何が九条の会か、と思って杖を突きつつ出かけたが、予想通り、こういうことになると途端に腰が引ける人も多い。
先方の説明は、他社の同類本との差別化を図るため、他にない乗り物を掲載した、といった。
「政治的意図はありません」、と。
つまり、売り上げをあげるための手段だと開き直ったわけだ。
子どもの本は子供の成長や未来や子どもの文化に責任持たないといけない。
編集者としての認識の希薄さに呆れた。

さらに、政府が、18歳の子どもたちの名簿を自衛隊に提供するよう、自治体に圧力をかけているらしい。
入隊年齢に達した18歳の人たちの名簿を、これまでも閲覧は可能だったのだが、「提出に応じない自治体が6割もある」と安倍総理が発言したらしい。
それに対する反対運動が各地で始まっている。
「教育子育て九条の会」は閲覧と自治体自らの提供は全く別の意味だと、アピールを発表した。
新聞やマスコミが騒がないのが不思議なほど大変なことだと思うが、報道陣もいざとなると腰が引けるらしい。

道徳教科書に作品を掲載したいといわれた時、毅然とした態度が取れるのか。
戦車の絵を描いてほしいといわれた時、きちんと拒否できるのか。
創作者の信念を問われる時代がひたひたと近づいている。


(画像は講談社ビーシーホームページより)

『学校図書館』2月号

2019-02-20 | Weblog
全国学校図書館協議会発行の「学校図書館」2月号に、子どもたちにおくるメッセージを書かせていただきました。
子どもたちの本離れが叫ばれて久しいですが、本離れでなく「本与え離れ」だと思います。
大人が本を読まない、子どもの読書に関心がない。
図書館も学校図書も購入制限がかかり、配置できない。
書店では児童書コーナーがどんどん削減され、
個人経営の地元の書店では、絵本だけ書架1本というところさえある。
子どもたちの読書欲はあるはず。環境がそれを呼び覚ます方向に向いていないだけだ。
子どもは好きな時に好きな本を読む自由、読む権利がある。
それを保証し、条件を整えるのが大人の義務だと思う。



持続可能な地球のために―いま、世界の子どもたちは

2019-02-20 | Weblog
SDGsシリーズが4巻刊行しました。
チラシも出来上がってきました。
学習絵本というかビジュアル絵本というか、
こういう本は美しさ、きれいさで訴求力を高めるというのも大きなコンセプト。
全ページカラー印刷なのでそれなりの価格設定ですが、保存版としてご覧ください。
ユニセフのデータや、各NGOから借用した写真も、近年のものにこだわりました。
子どもがお小遣いで買うのでなく、大人が買い与え、学校や図書館に配備必携の本です。

持続可能な開発目標―いま、世界の子どもたちは

2019-01-20 | Weblog
シリーズ4巻完結で、「東京民報」1月20日付に掲載していただきました。
全ページカラー印刷で、美しい本です。
調べ学習や資料の保存版にもご活用ください。


「持続可能な地球のために―いま、世界の子どもたちは」

2018-12-09 | Weblog


SDGsって何でしょう。SDGsとは、2015年までの国際目標〔ミレニアム開発目標〕に続いて、2015年9月に国連で採択された国際目標です。
「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、エス・ディー・ジーズと発音します。
持続可能な世界を実現するための17の目標(ゴール)で構成され、地球上の誰一人として取り残さないことを誓っています。
この17の目標から、おもに子どもにかかわる目標に注目し、開発途上国の実態やとりくみの様子などを、写真やグラフ入りで紹介しました。

『持続可能な地球のためにーーいま、世界の子どもたちは』
 1巻 安心して暮らしたい【貧困と飢餓】
 2巻 学校にいきたい【教育】
 3巻 健康で生きたい【保健・衛生】
 4巻 温暖化を食い止めよう【環境】

1巻・2巻と、全巻共通の前文を執筆しました。
3巻、4巻は本木洋子さんです。
新日本出版社・発行  全4巻
絵・どいまき  デザイン・松田珠恵  表紙写真・三井昌志



安心してくらしたい【貧困・飢餓】

2018-07-18 | Weblog




ノンフィクションの新刊です。
『持続可能な地球のために――いま、世界の子どもたちは』

新日本出版社から全4巻で発行予定。

第1巻「安心してくらしたい」(貧困・飢餓)茂木ちあき
第2巻「学校へ行きたい」(教育)茂木ちあき

第3巻(保健・医療)、第4巻(環境)は本木洋子さんが執筆。

持続可能な開発目標(SDGs)から子どもに関する目標を取り上げて、世界の子どもたちの実態と絡めて紹介します。
3巻、4巻は近日発売。
2巻は私事都合により、冬ごろ発行予定です。

書評7

2018-07-18 | Weblog
『子どものしあわせ』に掲載していただきました。
体調を崩していると、うれしい情報も更新する気力がなかったりします。
入院中に編集者が送ってくれていたデータを今頃の更新。
うつうつとしていても、頑張ったことを時間差で評価していただけるのはうれしいもの。
ありがたい仕事です。