令和の札所を歩く ~失われた札所を探して~

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

(寺社仏閣ガイド)世田谷区・九品仏(浄眞寺)

2023-07-25 07:04:00 | 寺院
(訪問日)令和5年7月22日


所用のため、久しぶりに自由が丘に行ってきました。



駅前です。
おー、懐かしい風景。



約束まで時間があるため、浄眞寺(九品仏)に寄ってみました✋😌👌



東門と書いています。
現在修理中です🔨💥



参道です。
木陰があるため涼しげです。



仁王門です。
で、でかい!



天然記念物のイチョウです。
時期に来てみたいです🍁⠜



仏足石です。
足跡がかなり大きいのですが🐾



いよいよ本堂(龍護殿)です。
私たちの住んでいる娑婆世界を表しています。



御本尊さまが見えてきました👀✨



いよいよご対面です。
釈迦如来像です✋😌👌
これは、またでかい!!



アップで撮影してみました。
(オリンパスSP820です)



手前は御賓頭盧さまです。
撫でさせていただきました。



謎のキャラクター「九品(きゅうぽん)」です。
奥にあるのであまり見る人はいないようです😢



パンフレットをいただきました。



龍護殿に向かって正面(対岸)には、三つのお堂(三仏堂)が並んで建っています。
こちらが極楽浄土を表しています。



こちらは阿弥陀像です。
螺髪(らほつ。髪の毛)が青です。なぜ?



案内板です。


御朱印をいただきました。
仏像の絵がかわいらしい😌👌



仏像をうっとり見ていたら、時間が足りなくなってきました。
少し急ぎ🏃



観音堂です。
道内には観音さまがいらっしゃいます。


さらに急いで


閻魔堂です。
中を覗いて退散しました。



(データ)
寺院名:浄眞寺(じょうしんじ)
所在地:世田谷区奥沢7-41-3
御本尊:釈迦如来像
宗派:浄土宗

①建物:あり

②住職:在住

③管理人:住職
④駐車場:あり
⑤トイレ:あり
⑥堂内写真撮影:可能
⑦御朱印:あり(500円)
⑧ご開帳:-


最後はバタバタと見ましたので、また機会ありましたら訪問します🙏



約束の時間が迫ってきました。
急げ💨



おー、懐かしい😄



用事も済んだので、駅に向かいます。

それにしても暑い😡😵



帰り道で発見👀✨
ご挨拶だけしましょう🙏



ミストが出てました。
気持ち良い💧




拝殿です。
きれいな形をしています。



案内板です。



(データ)
御祭神:速玉之男命、伊弉冉尊

管理人:宮司
駐車場:?
トイレ:あり
御朱印:あり(書き置き300円)
例大祭:毎年9月第一日曜日他




境内社の伏見稲荷神社です。



手水鉢です。
足元を支えているのは鬼?人?



御朱印をいただきました。
きれいな色使い😀




入口にあるのは馬頭観音?


(最後に)
・阿弥陀如来を安置している三仏堂に入ると外の喧騒も消え、少し締まった空気感。仏像と静かに向かい合う事ができました。
・境内は緑も多く、また堂内も外よりは気温が低いため、気分をリフレッシュできました。





(寺社仏閣ガイド/お寺編②)飯能市・高山不動尊(常楽院)

2023-07-11 07:13:00 | 寺院

このガイドでは、「札所」以外の寺社仏閣を紹介して行きます。


さて、第2回目は、飯能市にえる「高山不動尊(常楽院)」にしてみましょう✋😌👌


(レポート)
来訪日 令和4年12月21日


ここは特別な場所と言う事を強く感じました。



前日の12月21日は時間休を取って下見に来ました。



準備に来ていた導師様と少し話をさせていただきました。
終わってましたが、イチョウが有名なようです。



結構な登りです。
明日の天気は?



いよいよご開帳当日。
あいにくの雨模様☔
護摩&ご開帳には影響はありません。



狭い道をなんとか登っていき、やっと到着🚙 💨💨
駐車場に車を止めて本堂に向かいます。




山の中に突如として現れる本堂!


圧倒的な大きさ。
そして存在感。


里にあるお寺とは全く異なる雰囲気です。


はじめて訪れた時は、誰もいないためだけでなく怖さを感じました(霊的な意味でなく)。


ここは、まわりに民家もほとんどない、山の中腹です。


なぜ、ここにこんなに大きな建物が?


ここは檀家を持たないお寺です✋😌👌


(データ)

寺院名:常楽院 高山不動尊(じょうらくいんたかやまふどうそん)

所在地:飯能市高山346

御本尊:不動明王像 ほか軍荼利明王

宗派:真言宗智山派


①建物:あり
②住職:無住
③管理人:?
④駐車場:あり
⑤トイレ:あり
⑥堂内写真撮影:可能
⑦御朱印:あり(300円)
⑧ご開帳:毎年12月21日(冬至の日)



今日は開いています。
護摩行まで堂内を見て回りましょう👀✨



御朱印をいただきました。
バランスよく、お気に入りです。



(ここからは文書でお楽しみくどさい)



愛染明王です。
表情豊かです🙏


壁に絵が掛かっています。
公家の方などのようですが不明。




御本尊「不動明王」さまでしょうか。小ぶりですが、迫力あります🙏




阿弥陀如来+脇侍です。
光陰が欠けてしまってます😢🙏




五大明王像です。
堂内で一番迫力があります。
始まるまで、ずっと眺めていました🙏



さて、導師が入場されました。護摩の始まりです。
全部で六名の導師様。
声が堂内に響き渡ります。


読経も終わりいよいよ重要文化財「軍荼利明王立像」の観覧です(写真は市立博物館のレプリカです)。


順番に展示室に入ります。
入りますと


デカい!
高さ230cm。
思わず見あげてしまいます。



特徴はなんといってもそのお顔。三眼八臂、炎髪に歯牙剥き出しのお顔。手足には蛇が絡んでいます。怖さの中にユーモラスさも。


この像は平安末期の作といわれています。正系の仏師の作ではないようです。


造立の正確な年はわかりませんが、膝上のひだと渦巻きの紋様から平安末期と考えられているようです。




腰に蛇が🐍
(レプリカでも迫力あります)


人が入れ代わり立ち代わり出入りする中、裏側に回ったり、空いたら真ん中からみたりと30分くらい拝観させて頂きました🙏
どの角度から見てもきれいなフォルムです。



見た目より存在感、オーラが少なかったですが、優しい気を感じました🙂



(最後に)
堂内には仏像・建物を含め貴重な文化財が多くあります

しかし現状は無住で、維持管理が難しくなってきています

国や県での管理に期待したいところです。


今年も再度行く予定です👀✨


(寺社仏閣ガイド/お寺編①)ときがわ町・仲井薬師堂

2023-06-21 07:01:00 | 寺院

このガイドでは、「札所」以外の寺社仏閣を紹介して行きます。


現在は「札所」巡りを中心に探索していますが、それ以外の寺社仏閣も訪ね歩いています。


その中で、お気に入りや感動した、驚いたお寺を中心に紹介していきます。


さて、映えある第1回目は、今いちばん気になっている「仲井薬師堂」にしてみます✋😌👌


寺院名:仲井薬師(なかいやくしどう)

所在地:ときがわ町玉川1877

御本尊:薬師如来

来訪日:令和5年6月4日(毎週行ってますが)


①建物:あり
②住職:無住(法事などは鳩山町金澤寺)
③管理人:地域の役員の方(守護会)
④駐車場:なし(徒歩5分くらいにある役場駐車場利用)
⑤トイレ:なし(役場近く公民館川)
⑥堂内写真撮影:可能(SNSアップ不明)
⑦御朱印:なし
⑧ご開帳:あり。
5月14日(日)13:00~花祭り
10月8日(日)16:00~秋のお祭り(この時は嵐山町の班渓寺)



(レポート)

朱色の屋根が青空に映えます📷´


現在の建物は三代目。江戸時代の建物です(享保。今から170~180年位前)。

ときがわのみならず近隣の鳩山や嵐山などからの寄付により建てられたそうです🏠

三回目に建てられた時の棟札が残されています。

最近屋根の修理を行ないました。


なんとここは檀家を持たない信仰のためだけのお堂です(飯能市の高山不動尊と同じ)。
なぜ?🤔🤔🤔


扁額も渋い

薬師さまを祀ってる場合「瑠璃殿」の文字が入ります✋😌👌

こちらの薬師さまは「目の病気を直してくれる」ことで有名とのこと👀✨


入口の龍の彫り物も見事🐲

東京浅草の彫工によるものです。

風の吹き方によっては、この龍が鳴くことがあるとの事です(噂ですが)。


さて、堂内に入ってみます。


(掲載許可を得ていないため文章でお楽しみください)


まず驚いたのが天井画。

全部で66枚。十二支や動植物が描かれています。

画師は記録がないため不明。


京都のお寺や神社は有名ですが、まさか比企地区で見られるとは🌷


少し色あせしていますが、文化財としても価値が高いのではないのでしょうか。




(すべてを写真に収めたパネルです。窓から覗くと見えます)。


続いては、厨子です。

こちらはお堂より古く文化3年(200年くらい前)です。

建物より厨子の方が古いのです。設置場所も説明がつかない点があり、「厨子」を中心として建物が作られたのでは?とのことでした。


さて、いよいよ御本尊さまです。

小ぶりの「薬師如来」です。

脇侍は更に小さな「月光」「日光」菩薩です(サイズ不明)。

さらにその外側に「十二神将」です。
まさに厨子の中は宝箱です。

厨子の両脇には「不動明王」、「聖徳太子像」ですが、詳細は不明です。


他にも奉納額や俳額、珍しい楕円形の柱など、見どころ満載です。


昨年、日本工業大学の黒津教授による堂内調査も実施されています。



境内にある大黒さまです。

こちらは寛政4年(1793)作。

薬師堂よりも74年も古いものです。




「薬師堂だより」も発行されています。
たくさんの方に読んでいただいて、このお堂の事を知っていただけたらと思います。


(最後に)
守護会の方も話されていましたが、なぜこのような建物がときがわ町にあるのか不思議です。檀家も減り維持が大変との事です。
文化財としての保存が望まれます。


掲載の許可をいただけたら、順次アップしていきます。