3頭全て阪神と阪神祭りでありまして、最初に出走したのがビオグラフィアでした。
スタートを決めて積極的に好位を取りに行き、前半は5番手の内でじっくり脚を溜めての追走でした。先行馬の手応えがよく後続を引き離しにかかった直線の入り口で3番手までポジションを上げて、そのまま前にいた2頭を追いかける形で直線でしっかり追われ、反応もよく脚を使ってはいましたが、交わすまでの勢いはなく3着でのゴールでした。
こちらはもう言うことのないレース運びで、鞍上の西村騎手がほんと上手くリードしてくれました。
少し間を開けて太めが若干残っていたことと、3歳が圧倒的に有利なクラスでメンバーレベルが高かったことで勝ちきるまでには至りませんでしたが、同じレースができればすぐにでも順番が回ってきそう。
一叩きして次はどこに使うのかなあと楽しみに週明けの近況を読み始めましたら、そこに書かれていたのは、左後肢の骨折でした...
左後肢第一趾骨の骨折で全治6ヶ月程度との診断。年内の全休はほぼ確定です。
そう来たかあ(ToT)
酷い骨折ではなさそうでそれは救いですが、球節下の第一趾骨だけにおそらく手術は必要で十分な安静期間を取ることになるでしょうね。
競走能力に影響しなければいいのだけれど。
年が明けてもまだ5歳。慌てず急がずじっくりと治してほしいものです。
続く7レースにはラスマドレスが4ヶ月ぶりの実戦となりました。
パドックではプラス14kgの体でしたが、以前の細さが解消されてすごく善くなっていました。
これは期待できそうだなと楽しみにレースを見たのですが...
スタートがいま一つで何と後方2番手という想定外の位置取りに。
道中で上がっていくこともできぬまま直線を迎えてしまい、そこからはそれなりに末脚を繰り出したものの、8着まで押し上げるのが精一杯でした。
差せる馬場でもなければ、一気に交わす切れ味を持っているわけではないので、後ろの位置になった時点でほぼアウト。
これまでのレースではスタートは普通に出てくれましたが、実際はそんなに上手くはないと以前の近況にありましたから、こうした展開も可能性としてはあったのでしょうが、いくら何でもこれはなあ...
手が代わるとこうもレースぶりが変わってしまうのかという典型ですね。
体質が弱くて使い込めないだけに一戦一戦の中身を良くしていかないとなのですが、本当にガッカリしたレースになってしまいました。
ダメージがなければ夏の小倉から秋の中京(ローズS)という去年のコーディアルのようなステップを踏んでほしいのだけど、ちょっと厳しいかなあ。
大挙出走のトリを飾ったのはコーディアルでした。
芝1400mに距離短縮ということで、どごまでスムーズに追走できるか心配しましたが、中団馬群の後ろで前に馬を置かないいいポジションが取れまして、折り合いもつき、後は終いの脚がどこまで使えるか。
直線に向くところで僅かにゴチャつきはしましたが、外に出してからはしっかりした伸びでクイグイと順位を上げ、5番手まで上がったところでゴールインとなりました。
外に持ち出すまでによりスムーズならばというタラレバはあるものの、全体的にはとても良いレース運びをしていましたし、この競馬ならば不振脱出と言っても差し支えないでしょう。
使い込むと良くないタイプなのと、今回と近い条件が新潟くらいにしかないので次の目標をどこにするかで悩むところでしょうね。
新潟でもいいのだけれど、左回りの成績がイマイチだからなあ。どこに向かうか注目です。
コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。