社台 、サンデー、G1の40口系3クラブとオーナーズの新規募集馬の振り分けが先週アナウンスされました。
40口クラブの入会はG1だけというひねくれ者ですが、その理由は社台サンデーの実績積みにとてもじゃないけど付いていけないと感じていたから。でも、社台やサンデーの活躍ぶりを見るにつけ、G1の残念さが余計にクローズアップされるもの。そんな隣の芝生を羨む私に社台やサンデーの募集予定馬を見るのは目の毒です(笑)
G1でそこそこ実績を貯めた今年、G1で出資しないと勿体ないと思う反面、そもそも実績を駆使しても当たりが引けるかは大いに疑問符がつきます。1頭ピンポイントはキャロットでも至難の業ですから、勝ち上がり率も低くオープン馬も少ないG1で1の1が出来るとは到底思えません。
それならばいっそのことG1を卒業(都合の良いフレーズだこと)して社台かサンデーに乗り換えるべきなのか、それともキャロット一本に戻るのか...
考えがまとまらないまま時間だけが過ぎていってます。
正直、価格が高騰しまくってもはや大半の馬で採算が取れないサンデーに、あからさまに個人馬主に当たりを流してクラブの成績が落ちた頃合いにそれが当たりとわかってて流す社台、当たりがほとんどないゆえにクラブに当たりを流す余裕のないG1と、どのクラブも大金をはたくにはリスクが高すぎるんですよね。
※毒づいていますが、サンデーは値上げするに足る実績を残し続けているし、社台もそれだけ目利きが確かだという証。社台が個人馬主に良質馬を流すことで個人馬主とクラブの成績のパランスを取る役割を果たしているから、あくまで一口出資目線での話です
30年前に一口を始めた頃は“いつかはクラウン”のTOYOTAのキャッチコピーのように、“いつかは社台”と夢を持っていました。しかしいざ入会できる立場になると夢を見ていた昔とは違ってスレた自分が実態を冷ややかな目で見ていたりするんです。
華やかな血統に惹かれる一方で、募集に回る経緯や値づけ、馬体においてキツネとタヌキの化かし合いに似た深読みをしつつ当たりを拾う行為に、はたして乗っかっていいものなのか。40口とインパクトが大きいだけに警戒している感覚です。しかもこの価格で本当に欲しい馬に出資できるわけではないのも躊躇する要因となっています。
それならばアワブラシステムで当たりが混ざりやすく、非実績制で希望通りに取りやすいキャロットに専念していく方が自分自身が納得できそうです。
私の一口馬主に対する持論で、「そのクラブの“中の上”の馬に出資できないのなら、そのクラブには入らない」というのがありまして、端的に言うと中間価格より安い馬になるとハズレを引く確率が上がるのでそこそこの高額馬に出資する経済的余力がないならやるべきではないという考え。
私見になりますが現在の中の上は、ノーザン系で6000万、社台で5000万、G1で4000万てところでしょう。そして5年前と比べたら1000万ほどラインが上がってきています。
もちろんミュージアムマイルのように4000万募集で皐月賞を勝つ馬は出るわけですけど、出来の良い募集馬にはそれなりに価格の上乗せがあると考えると、前述した中の上のラインまでは出す覚悟が必要で、そうなると40口クラブを深追いするのはどうなんだろうと我に帰ります。
5年前の水準なら社台に入っていたかもですが、もはや後追い感がハンパないしなあ...
ならば安い募集馬で当たりを引けばよいとなるんですけど、それで失敗しているのがキャロットの入会してから3年間と今のG1出資馬の未勝利オンパレードですから容易ではありません。
G1(特に追分産)がもうちょっと頑張ってくれて、世代の勝ち上がり率が45%、2勝馬率が25%を確保してくれるなら、社台やサンデーに思いを馳せなくて済むんですけどね。きっと身の丈に合うのはキャロットなんだろうと自覚しつつ、お約束のG1への愚痴りで締めることにします(笑)
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