コーチの雑感

休眠ブログ復活!?
アルティメットという競技にまつわる様々な話題について、遠慮なく勝手な視点でぼやきまくる。

舞洲シリーズを見て思ったこと

2009-02-27 | ひとりごと
舞洲シリーズを見て、その感想というより、みんなのゲームを
見ている時に思ったことを書いてみます

前回にも少し書きましたが、ディフェンスの基本の基本の話です

以前、「マンマのコゴト」でまんまさんが「スマスマの法則」と
いうものを閃いたそうで、ここでもご紹介しましたが、もう一度
ご紹介しつつ、ディフェンスを考える時の参考にしてもらえたら
いいかなと思います

まず「スローオフ」
しっかり、できる限り思いどおりにコントロールされたスローオフを
できるようにしてほしいものです
その結果、前からディフェンスにつくことができます
「1本目はいいや」っていう気持ちは、スローオフをおろそかにして
しまうことになります
いいスローオフはその1本目からプレッシャーをかけれるように
狙って投げられているものですから、その成果を生かすためには
1本目からしっかりディフェンスをしてもらいたいものです

で、その1本目から意識して、「マークチェック」
まんまさんも言うてますが、まず、オフェンスが良い状態になることを
防ぐことができます
さらに、ハンドラーへもプレッシャーをかけることができ、誰でもが
がんばったらできることです

このマークチェックが遅れるとオフェンスにリズムができ、
逆にディフェンスは後追いになって、勝負どころへディスクを寄せることが
できなくなってしまいます

そして「ストーリング」
スローワーにプレッシャーをかけ、リズムを与えない仕事ができるのは
ストーリングだけです
さらに、相手の目を見て、動きを読んで、パスコースを先回りで消したり
周りからの声をしっかり聞いて、出されてはいけないところをしっかりと
止めたり

その次の「マ」は
「マンツーマン」?「マッチアップ」?
いずれにしても、1対1で置いて行かれないことが重要
そのためには、やっぱりミスマッチは避けたい

で、ディスクをどこに寄せるのか?
ターンオーバーを狙うのは、カットなのか、ストーリングアウトなのか?
そのために、全員がどういうディフェンスの役割を果たすのか?
それらが徹底されてないとディフェンスは止まりません
味方の動き、味方の声を全身で見て、感じて、ここで止めたいって
気持ちをみんなで持つことが大事やと思います

で?って、そんなことを知りたい人、興味がある人は、またどこかで、
お話ができればいいですね


あ、そういえば、私が最後に全日本選手権の本選に行った時のチームでは
私のような高齢者でも、スローオフ後は必死で走ってましたね


舞洲シリーズの感想

2009-02-25 | ひとりごと
全てを見てチェックできたわけではないので、一部ですが

ウィメンでは
関学の選手たちの意識の持ち方
龍谷の若手の動きが目に見えてよくなっていたこと

オープンでは
2位だった近畿大学が現段階でこれだけの状態を作っているということは
本当に素晴らしかった
大阪大学のレベルが格段に上がっていたこと
和歌山大学の若手の能力の高さが垣間見れたこと

などなどもあり、さらに
MUD宮本えみ里選手も参加してくれていて、参加した感想として
学生チームの巧くなりたいという意識の高さを誉めてくれていた

学生チームのこれからが楽しみである‥‥とは言える

が‥‥、

あえて苦言を呈すると‥
はっきり言うと‥

この状態では残念ながら関西のチームは決して関東のレベルに
追いつくことはないだろう

ディフェンスの意識の低さ
特に見本になるべきチームの意識の低さに失望
この時期だからなのかもしれないが、たぶん日本一のあのチームには
この時期でも、スローオフの時にマッチアップした相手に向かって
ダッシュしない選手はいない
いるはずがない

学生の巧くなりたい意識は確かに感じられましたが、
一方で、個人的な努力をしているのかについては疑問
投げられない選手がいるなんてあり得ない
風の影響なんて全然なかったのに、思わず「下手」って
言ってしまいそうなくらいのスロー
投げられないなら投げられるように練習してください

ジュニアで一緒に行った奴等は、今でももちろん相当意識が高い
気持ちが上に向かっています
それだけでも連れて行った甲斐があったと思います

ジュニアの代表たちと同じ年代の選手達(次の4月から3回生)やねんから
同じようにできるはず

でも、感心したこと
近畿大学の選手達が閉会式終了後に、「何かコメントをお願いします」って
近づいて来たことこれが向上心
大したことは言ってあげられなかったけれど、外から見ていた経験者からの
アドバイスを受けようという気持ちは今後も彼らを強くすると思います

もうひとつ
関西学院大学ウィメンの選手も、お片付けのついでやったけど、
パパーはどうするといいのか、ウィングはどうすればいいのか
聞いてきたこと

学生の経験は少ないんだから、聞くことは恥ずかしいことでもなんでもない
外から冷静に見ているおっさん・おばさん達に聞いてみろ
自分たちがやりたいことを否定されることはない
その戦術を尊重しつつ、何が悪いのか、きっと教えてくれるはず

実はこの日大阪アルティメットメモの筆者からなんとなくエラそうな
コメントをブログに書くことを躊躇しているみたいな話を聞いた

確かにそうやけど、監督やから、エラそうにしててもええかぁって、
自分だけ勝手に納得

ということで、やっぱりぼちぼち続けます

大ニュース(驚)

2009-02-23 | ひとりごと
大ニュースです

ジュニアウィメンアシスト王で、トータルスコアポイントが
日本チームダントツだったあのスーパー女子高生#1の進路が
日大に決まったそうです
アルティメットもやるそうです

ハミングバーズに超大物新人が加入することになりました
楽しみです

ちょっと言い方が難しいのですが、日大がしようとしていることと、
#1ができることややってきたことが上手くマッチして欲しいですね

日大にとっても、#1にとっても良い方向に行くことを期待します

舞洲シリーズ(速報)と関東オープンその2

2009-02-21 | わきみち
さて、まずは関東オープン第二弾

やっぱり、あのBUZZNOTEに、あのお方の相当厳しい思いが
書かれていましたね
BUZZNOTEは、外部の者が読んでも身につまされるというか
アルティメットに懸ける想いがひしひしと伝わってきます

というところで、ウィメンの決勝は、MUDHUCKという
昨年の全日本選手権決勝と同じカード

しかも、昨年の決勝と同様に競って、競ってサドンデスに入って
1点差でMUDが昨年の決勝に続いて勝利をおさめたそうです

MUDは森選手が、HUCKは藤岡選手がそれぞれ代表に持って
いかれてますが残りのメンバーでしっかりと闘っていたようです

それよりも、私としては非常にうれしい結果が入ってきました

なんとあの「チャオズ☆」が奮闘して、3位に入ったようです

そうです

ジュニアウィメン日本代表世界の得点王#17がキャプテンとなった
あの「チャオズ☆」がMUD、HUCKに次いで堂々の3位

しかし、HUCKとの対戦では、0-17とラブゲームを喰らったようで
それはそれで課題ありですが

そんな話が入ってくると、昨年ちょこっと見に行った「チャオズ☆」の
練習風景が脳裏に浮かびます
ものすごいグダグダやったなぁ
あれから、よくなったんやろねぇ
時間があればまた見に行きたいですね

そんなこんなの中、今日は舞洲シリーズプレ大会が開催されました
2月にしては寒過ぎず、雨もなくという好天の中、オープン15チーム、
ウィメン7チームが参加

以下は順位の速報です

オープンの部
1位 スピリッツ
2位 近大
3位 阪大Ⅰ
4位 京大
5位 チームりょうま
6位 チベッツ
7位 同志社
8位 和歌山大1・2回生
9位 トリガー
10位 和歌山大3.4回生
11位 関学
12位 佛教
13位 阪大Ⅱ
14位 岡山大
15位 立命館

ウィメンの部
1位 楓
2位 関学
3位 同志社
4位 京大
5位 近大
6位 龍谷
7位 佛教

詳細は追って

先日

2009-02-16 | わきみち
さて、一昨日、昨日と熊谷で開催された関東オープンですが、
どうやらオープンの部の優勝は、ワールドゲームズ代表だったようです

素晴らしいの一言ですね

MVPは、ワールドゲームズ代表の「えり」こと社会人チーム「壱」所属の
イケメン平井選手(女性)

ってことは、もちろん女性もミックスでゲームにしっかり参加していたと
いうことも、その中できちんとプレイしていたってことも想像できます

素晴らし過ぎます

個人的には「壱」の大ファンなので、そこも込みでうれしいのですが

ですがっ ちょっと待った

オープンで優勝 ん

バズはどうした


確かに、バズの主力6人が代表に持っていかれてますので、人数も、戦略バレも
キツイのは仕方がないと思います

それにあの「きょる」もいてないけど、それでもバズ‥‥

そこは、いっとかなあかんのとちゃうのん

って、そんなこと言われなくても、十分考えてるって、ベッチもマンマも‥

はい、大きなお世話でした

それにしても、女性も含めた代表のモチベーションや技術・戦術等、
見てきたわけではありませんが、本当にきれいな色のメダルへの期待が
大きく膨らみます


ウィメンの結果についての感想は後日

週末

2009-02-13 | わきみち
今週末には、熊谷で関東オープンが開催されるようです

いよいよ、シーズンインというか、動き出したという雰囲気が
感じられます

ワールドゲームズの代表もそちらの方に参加されるようで、
彼らのメダルを目指した戦いも本格的に始まります
今回もオープンでの参加のようで、女子選手の調整の仕方が、
やはり一つのポイントになってくるでしょうね

代表の一人であるMUDの森選手もご自分のブログで
「次につながる大会にするぞぉ」と決意表明
前向きが素敵です
森選手のブログは「ブルータグ」「アルティメット」で検索

関西の天気予報では週末は暖かいようですが、関東はどうなんでしょ?
暖かいと身体も動きやすいし、ケガもしにくいので、私のような
老齢には非常にありがたいものです
代表選手たちは、もう既にかなり寒い時期から練習を始めてますし、
基本的な体のつくりや日常のケアが違いますので、一緒にするのは
大変失礼ですけどね


さて、先日買い換えたとお伝えしたパソコンでしたが、結局翌日も
ものすごく調子が悪くて、サポートセンターと相談の結果、なんと
「初期不良交換」という選択になり、たまたま祝日だった一昨日に
もう一度電気屋に出かけ、交換してきました

交換後は、普通に使えるようになりましたので、まあ良いかなと
思っています

で、自分はいつから始動するんでしょうね‥‥

パソコン

2009-02-09 | わきみち
これまで使っていたパソコンがあまりにも言うことを聞かなくなって
しまったので、思い切って土曜日に日本橋へ出かけました

これまで使っていたディスプレイが結構きれいでまだ使えそうなので
本体だけって感じで見て回りましたが、なかなかピッタリくるのが
見つかりません

中古品などは後のメンテナンスができるはずがないので、やっぱり
新製品ということになります

そうこう言いながら、ウロウロして見つけ出したのが、GATEWAYの
DX2710-03jって奴でした
ディスプレイなしで、持って帰って、日曜日に色々やってみたのですが
これがまたなかなか言うことをききません

オンラインヘルプのチャットであれこれ質問して、結局、最後は
リカバリーを済ませ、なんとか動いている状態です

でも、動いている時のストレスは以前と比較にならないくらい早い
なので、しっかりツボを押さえて、使っていきたいと思います

全く、アルティメットには関係のない話でした

大会情報

2009-02-05 | ひとりごと
各チームが始動したという話がチラホラ聞こえ出すと、それに合わせて
大会情報もチラホラ入ってきます

前々回にも少し触れましたが、富士で行われるアルティメット界では
日本最大の大会であるドリームカップが、3月20日から22日までの
3日間開催されますが、地方でもちょっとしたワンデイトーナメントが
開催されるという情報です

南国沖縄では、恒例の「かりゆしクラシック」が2月28日(土)に
開催されます
沖縄!いいですねでも私は沖縄にも、「かりゆしクラシック」にも
行ったことがありません。今年もきっと行けません
○○さん!いつか行きますので・・・
詳しくは、「かりゆし アルティメット スローライフ」で検索

次は、地元大阪の情報です
大阪では、今年から新しい取組みとして、年間を通した舞洲シリーズを
開催することになったようです
そのプレ大会が、2月21日(土)に当然『舞洲』で開催されます
只今、絶賛受付中(?)らしいので、ドリームカップ前の調整や足馴らし等、
目的はともあれ、多くの人に集まってもらえればいいのですが
詳しくは、クラブジュニア関西エリア担当丸井さんまで

大会とは直接関係ないのですが、日本体育大学、中京大学、大阪体育大学の
3大学が、3月に合同合宿を行うようです
まだ、私には招待状が届いていませんが(笑)

ところで、前回の投稿で、「アルテ」と呼ぶか、「アルティ」と呼ぶのかで
世代や出身チームがわかるという話をしましたが、ちなみに私はもちろん
「アルテ」と言います
私が「アルティ」と言っても可愛くもなんともないいですからね・・・

シーズンイン

2009-02-01 | ひとりごと
まだまだ寒いのですが、そろそろ各チームでも活動開始の
話がチラホラ聞こえてきます

昨年の覇者であるバズバレッツもMUDも先週から練習を
始めたようですし、他のチームももちろん寒いからと言って
いつまでも、洞穴にこもっていられないでしょうからね

「大阪アルティメットメモ」には、2月1日に中部のチームから
岡崎で合同練習をしましょうというお誘いもあるようです
この「大阪アルティメットメモ」の筆者はなかなかの努力家で、
かつ理論家でもあり、好人物なので是非機会があれば、一緒に
練習やゲームに参加されたら良いと思います

また、最近「マンマのコゴト」では、結構戦術的なアドバイスを
書いてくれていますので、参考にされたら良いと思います
ちなみに、最近の記事で「スマスマの法則」というディフェンスの
法則を書いておられましたが、それを法則と呼んでしまっていいのか
どうかは別として、非常に良いことをおっしゃってます
昨年夏の世界大会の時にこの法則が発見されていたのかどうかは
わかりませんが、ジュニアウィメンでもこのようなディフェンスを
目指していました
決勝の時のVTRを見たら、最初のスマが案外しっかりできていて
本当にみんな言うことを理解して、やらなあかんことをやってくれてたと
いうことを再確認しました

さて、この前の記事で「アルテファン」様からコメントをいただいて
ワールドゲームズの代表チームが、ミックスではなくて、オープンで
エントリーしているということでしたが、代表チームの監督に
理由を聞いてみたところ、やはり求めるレベルがドリームカップの
ミックス部門では若干不足感があるということで、キャプテンと
相談して、決断されたようです
しかし、監督もおっしゃってましたが、戦い方は難しいと思われます
女性選手たちのレベルも高いので、ゲームを進める上では問題はないと
思いますが、本番ではやはり女性同士のマッチアップになるので、
色んな部分での男女差が多少気になるのではないかなと思っています

最終的には、梅雨前のミックス選手権できっちりとつくっていくと
おっしゃってました

余談ですが、「アルテファン」様の「アルテ」ですが、これはもちろん
「アルティメット」を短くしたものです。しかし、最近の選手たちの
多くは「アルティ」と小さい「ィ」を入れます
この小さい「ィ」を入れるか、入れないかで世代や出身チームがわかって
しまいますよね