Sunny Side Uku Park

ウクレレレッスン クラスヒロ インストラクターのウクレレ雑記

弦の交換

2017-11-16 21:57:50 | ウクレレ
生徒さんから「弦の交換時期は?」という質問を多く受けます。
これには明確な答えはありません。
物理的にもう全く使い物にならないというところまで使うなら相当持つと思いますが、使用頻度や弾き方にもよるので一概には言えません。

私の場合も明確に決まってはいません。

弦はテナー、コンサート共にKoolauのAlohiを使っています。
チタン混合のナイロン製で程よくキラキラした音で、太さやタッチはナイロン弦に近く扱いやすいと思います。

張りたてはしなやかで音も柔らかいですが、1ヶ月半位すると固くなり音も硬質で伸びやかさが無くなってきます。
そう感じたら換え時だとおもいますがついつい勿体なくてそのまま使ってしまうことが多いです。

大事な録音やライブなどがあるときはそれに合わせて交換します。

ウクカフェに向けて換えるにはまだちょっと早いのですが、段々乾燥してきたので、指板のメンテと合わせて交換することにしました。

ギアペグは手で回すと疲れるのでストリングワインダーを使います。

ペグのつまみを差し込んでグルグル回すのですが、気をつけないとヘッドを擦ってキズをつけてしまいます。
中古のウクレレでヘッドにワインダーのキズが付いている可哀想なウクレレを時々見かけます。
私はワインダーの中にティッシュを少し詰めてペグのつまみが深く入らないようにしてキズを予防しています。


弦を外したついでに以前紹介したフレットボードコンディショナーで指板を手入れします。


キレイになりました。
結構汚れていました。

アンダーサドルピックアップを取り付けているので、1弦側と4弦側の張力のバランスを取りながら弦を張って完了。

新しい弦はやはり気持ちの良いものです。