浮間小学校 おやじの会 (東京都北区浮間)

東京都北区立浮間小学校の生徒のお父さんたちのサークルです。2009年に発足し子供たちと楽しめるイベントを企画しています。

浮間小校庭でキャンプファイアー&蛍観賞会を開催しました

2011年07月02日 | 日記

5月21日の懇親会の席でアイディアが出されてから1カ月余り経った7月2日(土)、浮間小学校校庭でキャンプファイアー&蛍観賞会を実施しました。

まだ梅雨の最中で、当日の天候が心配されましたが、午後から快晴となり、予定通りおやじの会メンバー十数名が15時に校庭に集まり、会場の設営とリハーサルを行いました。

まずは校庭の真ん中に、キャンプファイアーの火を燃やす材木を組み上げました。この日は、3月に卒業した子供たちが卒業アルバムを受け取りに体育館にやってきた日で、校庭でたくさんの卒業生が遊んでいて、校庭に材木や砂を運びいれて作業を始めると、子供たちが集まってきました。

当初は材木を積むだけの予定だったのですが、燃えているうちに崩れるとよくないとのことで、材木を釘やネジでとめることになり、電動ドリルも使って材木を組み上げていきました。

 

材木の枠を組み上げた後、校庭の棚田を造成した時に伐採した木の幹や枝を中に入れて、火が燃えやすいように工夫しました。

材木の組み上げと並行して、司会進行のマイク音声やダンスの音楽を流すための音響設備の設営をしました。

運動会の練習などに学校で使用しているアンプスピーカーをお借りして、パソコンにダウンロードした音源を再生できるようにし、PTAで持っている簡易テントをお借りして、もしも雨が降った場合に備えました。

キャンプファイアーの時に歌う『燃えろよ燃えろ』と『一日の終わり』を浮間小合唱団の5年生に歌ってもらって録音した音源を音楽の先生が持ってきてくれて、みんなにお手本として聞かせるために使わせていただくことにしました。 日々歌の練習をしている合唱団の歌声はとても綺麗で、校庭に美しく響きわたりました。

材木の組み上げが終わった後は、キャンプファイアーの時に子供たちと踊るフォークダンス「マイムマイム」の練習をしました。

遠い昔にやったことがあるような気もしますが、踊り方はすっかり忘れていて、おやじの会メンバーの一人がYouTubeで踊り方を予習してきて、みんなに教えました。初めは照れながらやっていたおやじの会メンバーでしたが、子供たちに模範演技を見せなければいけないとのことで、練習にも関わらず意外に盛り上がり、校舎の中から見ていた校長先生から「かわいかった!」とお褒めの言葉をいただきました(笑)

 

キャンプファイアーのリハーサルも一通り行いました。オープニングでは、リヒャルトストラウス作曲の交響詩『ツァラトゥストラはこう語った』の音楽とともにおやじの会メンバーが人類の文明と火の関わりをナレーションし、重みのある荘厳な演出となりました。

リハーサルが一通り終わり、17時半から受付が開始されました。80名以上の浮間小児童が来てくれて、大盛況となりました。

 

18時に子供たちをキャンプファイアー会場に集めて、子供たちに今日の段取りやルールを説明し、歌やフォークダンス、ゲームの練習をしました。フォークダンスは、おやじの会メンバー十数名が子供たちの輪の中で見本を見せました。子供たちもお母さん方も、パパたちが手をつないで踊るのを楽しそうに見ていました。

18時半に本番開始となりました。おやじの会会長のあいさつの後、『ツァラトゥストラはこう語った』の音楽とともに、うき穴住居のほうから「火の神」(おやじの会副会長)がたいまつを持って現れ、子供たちの前で一回りした後、キャンプファイアーに点火しました。

点火した後、子供たちが『燃えろよ燃えろ』を歌うと、その歌に応えるかのように火が大きくなり、おやじの会メンバーが予想した以上に大きな火があがりました。 あまりに激しい火の勢いをおさめるために、時々水をかけてやらなければならないほどでした。

火のまわりをみんなで手をつないで囲み、フォークダンス『マイムマイム』を踊りました。 子供たちも照れくさがって踊らないのではないかと心配していましたが、ダンスが始まると、みんな笑顔になって、「マ~イム マ~イム マ~イム マ~イム、マイム ベッサッソー!!」と大声で歌いながら踊っていました。

子供たち・お父さんお母さん・学校の先生方がこうして一緒にダンスを踊るのは初めてのことではないかと思いますが、きっとみんなにとって楽しい思い出になったことと思います。

ダンスの後は『猛獣狩り』というゲームを楽しみました。

「猛獣狩りに行こうよ! 猛獣なんて怖くない! 槍だってもってるぞ! 鉄砲だってもってるぞ!」という歌の後に、「ゴリラ」「キリン」などの動物の名前を 言って、その言葉の文字数と同じ人数でグループを作って座る、というゲームです。5年生の代表が輪の真ん中に入って進行役をやってくれました。 子供たちや先生方が火を囲んで楽しく遊びました。

キャンプファイアーの火が落ち着いて、あたりがだいぶ暗くなってきた19時半頃から、グループに分かれて蛍の観賞を始めました。

棚田の近くに蛍を放虫したところ、空がうす明るいうちは全然光らなかったのですが、空が真っ暗になり、霧吹きで水をかけてやると、その刺激で少しずつチカチカと光り始めました。

4年生、5年生、6年生+その他にグループ分けして、順番にボランティアのお兄さんのホタルに関する説明を聞き、そのあと、ホタルの光を親子で観賞しました。ホタルを初めて見る子も多く、「あ、光ってる!」と歓声をあげながら、黄緑色のほのかな光をいつまでもじっとながめていました。

 

 

6年生まで全員が蛍の観賞を終える頃には、キャンプファイアーの火も小さくなっていました。

最後にその炭火の周りで、今回のキャンプファイアーを発案・企画したおやじの会メンバーと校長先生から挨拶があり、8時半頃に閉会・解散となりました。

短期間で企画した初めての校庭キャンプファイアーでしたが、みんなが予想した以上にうまくいって、それぞれの心に残る楽しい思い出ができました。

(近隣にお住まいの皆さんには夜おそくまでお騒がせして申し訳ありませんでした…)

 

おやじの会メンバーは、残っていた炭火を水で消火して、忘れ物や迷子がいないことを確認した後、上海伝説で打ち上げを行って、キャンプファイアー&蛍観賞会の成功を祝い、企画・実行に尽力したメンバーや協力いただいた学校職員の方々の労をねぎらい、次の企画に向けて深夜(未明?)まで熱い思いを語り合いました。

また来年以降もおやじの会メンバーの力で校庭キャンプファイアー&蛍観賞会が企画実施できるといいですね。

さかいの

コメント
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