FIELD REPORT SECOND

フイールドレポートの内容を変更、ブログ形式にしました。

カンザシ付きおしゃれウツボー。

2012年09月30日 | ダイビングレポート

2本目は久々のグラスワールド。

みんなカメ方向へ行くとのことだが、どうせ私にはカメ運がないからあえて行かない。ひねくれものだ。

他の人のエントリーのジャマにならないようにポイントに着いてすぐに入るようにしている我々は、海底に大抵一番乗りで降りるので、とりあえず、シライトイソギン&クマノミの前に行きダイバーが降りてくるのを待って、写してみる。

う~ん、打ち合わせなしで人を入れるのも距離感がむつかしい。

で、カメとは反対方向だが、いつもの根の方へ行くと結構上のほうの穴にウツボを発見。

模様が微妙でわかりつ゜らいですが、ワカウツボという奴でしょうか?

近づくな!!との大口を開けての威嚇による警告をうけるが、こんないい場所にいては、その要求は呑めません。

大抵の場合複雑な岩のおかげで近寄れませんから、ここぞとばかりにポートに接するごとく接近。

どうも穴の奥行きも無く中へは引っ込めない様子です。

あまり大きくても恐くて接近できないですし、ちょうどいい大きさ。

見ると背中のところにオオナガレハナカンザシが付いているのですが、刺激を受けると引っ込むはずなのにウツボが触っていても引っ込まない、いや、たまに引っ込むけれどすぐまた開く。

何が触っているのか、この子たちにもわかるようです。

しばらく遊んでアンカー付近へ帰ると友達が面白いものを追っていたので前に回り込み撮影。

ヘラヤガラです、またか!!(いや、今度は黒っぽいバージョン。)

そして今度も、近~~い。

なんだか、口紅をつけたように赤いクチビルが、とってもセクシー。

ちょっと色黒なのが残念!

最後に大群で居るのに絵になるように近づけないアカヒメジの群れを、何とかならないものかと撮影していると、群れの反対側にいたガイドの子が気がついて追い込んでくれました。

が、・・・・ごめん!うまく撮れなかったよ。

こんな感じのグラスワールドでした。


”アザハタの根”だけど目線を変えて・・・ワイルドだろぅ~~!!

2012年09月28日 | ダイビングレポート

2日目23日の1本目も備前から、いくら撮っても飽きないので、再びアザハタ訪問。

本日も人が多くごった返す中、当のアザハタはといえば一生懸命撮影するダイバーの後ろから逆ウォッチング中、ハタから見ていると結構ダイバーのフィンに興味があるのか接近する姿を見かける。

ヒラヒラする感じが魚のように見えるのだろうか?

中心部には人が多いなあ~、とまたオオモン集会場を見ると今日はさらに多彩。

オオモンハタにバラハタ、スジアラ、ユカタハタ、アカハタ、ハタだらけ。

そんな中異彩を放つのが、黄色の大きなヘラヤガラ。

しばらくぶりな感じがしたので、ヒッチハイク行動(大きな魚に引っ付いて歩き、いろいろ得をする行動。)の得意なこ奴を、逆ヒッチハイク。

一定の距離を保ちつつ、アザハタの根を遠巻きに一周する奴について泳ぎまくる、ゆっくり動いているように見えて、やっぱり魚は早い。

まじめに逃げる気はないようで、「何で付いてくんの?」と距離が開きそうになると若干速度を緩めるような素振りさえする。

時々体を反転、さかさまになったりするのは何の行動だろう。

地面に対して腹の白い部分を重ねて保護色のつもりか?それとも遅い私をおちょくって遊んでいるだけなのか?!

結局、最初のスタート地点へ戻ってきた、・・ぜえぜえ、「もう、この辺で許したるワイ!」と、追うのをやめたら・・・「ねぇ、ねぇ、もう終わり~~!」とばかりに向こうから超接近!!

「なんなんだーー!!おまえは・・・。」

「ちか、ちか、近っーーー!!」

すっかり仲良しになってしまいました。

2回ほど同じ行動をとった後、ゆっくり去っていく彼を見送りながら、なんだかいとおしさが沸きあがっくる私なので・・・・・、「うわっ、エアーヤバッ!!」

「20m以深なのに泳ぎまくってやったぜぇ~、30分で慌ててエキジットだぜぇ~、ワイルドだろぅ~~!!」

でした。


海中にある大好きなカーペット!

2012年09月27日 | ダイビングレポート

2本目のポイントは”サメノヒレ”です。

他のショップの人にはなじみ無いかも知れませんが手軽にいける回遊魚、地形ポイントで、今回はアオウミガメが見られました・・・・、私以外の人々には。

勝手にダイビングな私はエキジット後にみんなが見た・・、と言う物を見ていないことも多いので気にはしません、・・・・ええ、しませんとも・・・。しくしく。

そんな中、ワイド目線を持ってない私はなかなか中層に目がいかず自分の好きなこんなものを撮影していました。

右端にある青いものは「まぼろしー!」  なので気にしないでください。

まともに撮っただけでは面白くもなんともないですね、ええ、わかってますとも・・・。しくしく。

で、2本目は終了・・・・早っ!!

3本目は人が居ないので”アンドの鼻”をリクエスト。

砂地ポイントなので透明度のあたりはずれのリスクが大きいのですが、好きな私にはノンリスクでございます。

透明度・・・・関係な~~~い。

とりあえずまずは元祖アザハタの根を確認に行きますが、今は見るも無残にイシモチ類はまったく見当たらず、若干のケラマハナダイのみ。

アザハタは居るには居るのですが、実家に何も居ないのであっちへふらふら、こっちへふらふらと動き回っています。

そこで第2層のハマサンゴ地帯へ移動、以前からワイドだったら撮りたいなあと思っていたカーペットイソギン(イボハタゴイソギンチャクのことです。)へ。

またか、とお思いでしょうがここのカーペットはちょっと大きめの岩の上についていて、クマノミとミツボシクロスズメダイが、たくさんいて楽しいのだ。

こんな感じ。

大所帯でしょ。

そして、数ヶ月前にはアザハタの根並みにイシモチが群生していたこのあたりの主はユカタハタ。

良く見ると各ハマサンゴごとに2~3匹くらいいる感じだが、大きさがそこそこな上、あまり近寄れないので、こんな感じで、ご勘弁。

早くまた以前の活気を取り戻してくれると、いいね。

と、言うことで22日分はここまでです。

もう少し水がきれいにならないかな。

 


今回はいいよー、アザハタの根。

2012年09月25日 | ダイビングレポート

先週、せっかくの連休を16号にジャマされ1日無駄にしてしまい、「くそぅ、台風のバカヤロー!」とストレスをためていましたが、今週も連休しかも、天候もいいみたいでいそいそと出かけていきました。

1週間しかたっていないので水中の透明度が心配されたけれど、入ってみると取り越し苦労、すっかり回復してました。(15mくらい。)

こうなると撮影枚数も増えるので何回かに分けてUPしまーす。

まず22日はじめは先週と同じポイント”備前”。

やっぱり今回も人が多くて絶好調ぶりを見せ付けております。

しかし、小魚が多すぎて壁の向こう側には人が居ても見えないほどの有様。いやー、すごいです。

そんな中、小魚ばかりか捕食者であるハタの仲間もたくさん集まっていてオオモンハタは数十匹と、こちらも壮観。

数は多いですが、アザハタにはかなわないようで、時々周囲を警戒して突進してくると一目散に逃げていくさまが面白い光景です。

できるだけアザハタともめない様に、さらに小魚を捕食しやすいように、群れの切れかけるはじの方に集まっているオオモン軍団、体型もあるのでしょうがおなかがペッタンコの彼らを見ていると、ちょっと応援してしまいます。

そんなオオモン軍団も集まっているところを撮るのはなかなか難しい。

一定距離近づくと群れが散開、バラバラになってしまいなんとも情けない映像ばかりでなんともはや・・・です。

が、目をつけたのは私一人ではなく他にも追ってくる人が居たので、ちょうど良く挟み撃ちしてみました。

そして、目前で反転!!相手の人うまく撮れましたか?!

とにかく、今、さいこーーーっに面白いポイントなのは間違いない!!

すっかりエアーもなくなったところでアンカーまで帰ってくると大きなサザナミヤッコがペアーでウロウロ。

以前は珍しかったこの子たちも、今ではすっかりこのあたりの住人として、各ポイントで見られるようになりました。

ちょうどみんな帰ってきていたので後ろに人も入れて撮影してみた。

ま、この子たちも大写しにするほど近づけない組で・す・が・・・、誰か挟み撃ちしてみない。

と、こんな感じの備前でした。


視界最悪!! でもワイド Ⅱ

2012年09月19日 | ダイビングレポート

2本目も他へ行くのは無理とのことで備前へエントリー。

今回は他の人々も多かったので我々常連は迷惑にならないように船尾から入ったのだが、そのまま潜り始めてちょっと後悔。

「しまった!アンカーロープへ向かうべきだったか?何も見えん。」

休憩の1時間足らずの間に思った以上に、濁りがひどくなっていた。(3M弱くらいか。)

しかし、もう遅いので落ち着いて船の流れている方向を思い出す。

「うん、1本目とほぼ同じ場所だった。大丈夫。」

そしていきなり目の前に現れるように白い岩を確認海底に到着、あたりを見回すとかろうじて見える大きな根の影、近づいていつもの根であることを確認した後、再びアザハタの根へ向かうことができた。

今度は誰もいない・・・・、しかし、アザハタも目の前に来ないと確認できない有様である。

ま、ワイドのテストでもあるし、と撮影してみる。

 

み、緑色の海。

しかし、えらいもので人間の目で見るよりは良く見えているように感じる画像ではある。

この後連れも到着して、しばらく撮影を続けたが2本目で無限圧時間も気になるし、何しろこの視界なので30分くらいで切り上げ、「まあ、限界だわな。」とエキジット。

しかし、船の上には誰もいなかった。

かって知ったる我々でも躊躇する状況の中、「なかなか、やるなあ。」などと話していたのだが、後で聞くところによるとショツプのガイドさんが海の中で東奔西走していたようだ。

そりゃ10人近くのグループでは無理だ。

結局2人ほど他の船の上に上がってしまったようだが、無事で何より。

みなさん、無理は禁物です。 気をつけましょうね。

3本目はとても無理とのことで、今回は終了です。