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宇賀治医院

お知らせ等

宇賀治医院ホームページ移行

2025-04-07 17:27:20 | 医療
NTTドコモのぷららのサービスが2025年4月1日より停止され 宇賀治医院のホームページが
ぷららでは、検索出来なくなりました。
宇賀治医院のホームページは、ugaji.com で掲載に移行しました。
宇賀治医院のホームページは、ugaji.com です。
(NECのぷららと書いてしまい、訂正します。)

2024年診療報酬改定に伴う加算に係る掲示

2024-09-13 16:24:30 | 医療
2024年診療報酬改定に伴う掲示
「個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書」
領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無償で発行しています。
発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨をお伝えください。
「一般処方加算」
当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方を行う場合があります。
特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、一般処方名によって患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。
「医療情報取得加算」 「医療DX推進体制整備加算」

認知症サポート医

2019-12-18 12:51:44 | 医療
認知症サポート医の役割として、一番大切な事に 認知症医療に係る正しい知識の普及を推進する事があげられます。
まだまだ医師のみならず、患者さんならびにそのご家族に認知症サポート医は、馴染みのない状態です。まず 私たちは、その認知症サポート医が何をしているか
普及活動して患者さんに知っていただく事から はじめている状態です。
2005年より厚生労働省が「認知症サポート医養成研修事業」を開始しております。急激な高齢化になり現在の日本では、認知症の早期診断・早期対応が必要と
なってきております。私たち認知症サポート医は、日々認知症への対応力を強化するための研修を受け、その相談や地域での様々な支援体制を構築しいく責任のもと
活動しております。
患者さんまたそのご家族にとり認知症になると日々大変と思われますが、色々の職種の方々とチームを組み対応して連携・協力体制に努めます。

認知症サポート医とは

2019-12-03 10:52:40 | 医療
認知症サポート医 あまり聞きなれない言葉と思います。私も最初聞いた時にそれなにと思いました。その研修会参加勉強に私自身が入った時にも参加医師から
まだあまり知られていなくて認知度が低くて、よくわからないため参加しました。と正直に意見を言っていた医師がおられ私も同じ意見でしたので、ほっとしま
した。
ごく簡単にわかりやすく説明すると、高齢化が進み団塊の世代が2025年頃までに(75歳以上)後期高齢者となり認知症患者さんが急激に増加するため
現時点でも老老介護、徘徊で電車にはねられて電車が止まりその訴訟問題等々社会的問題としてテレビでも色々問題となっていますが、今後介護費用の問題
はじめ多くの課題が山積しております。

その対策の一つとして、2005年より厚生労働省が「認知症サポート医養成研修事業」を開始 全国に認知症サポート医を養成しております。
次回のブログでは、少しづつ その認知症サポート医の役割について書いていきたいと思います。
宇賀治医院 院長 宇賀治陽一より

爪水虫の新治療

2015-04-26 22:40:41 | 医療
爪水虫(爪白癬)は、これまで 塗り薬は効かないとの事で 「皮膚真菌症診断・治療ガイドライン」でも内服療法を原則となっていました。
内服薬(経口抗真菌薬)・ラミシールないしイトリゾールでは 副作用の問題で 当院では どうしても使用できずにおりました。
副作用は 重篤な肝障害および汎血球減少、無顆粒症等などの 全身的副作用や薬物相互作用も多く 薬の添付文書に 警告 として死亡に
至った例も報告されている。と記載されておりました。そんな薬を 医師としては とても患者さんに使用する事はできずにいましたが

今回2014年9月から 爪白癬の外用治療薬が認可され ようやく 安心して患者さんの治療が開始できると喜んでおります。
今後は「皮膚真菌症診断・治療ガイドライン」でも改訂されて この新しい爪白癬の外用治療薬が主体になるものと考えております。

また慢性肝炎や糖尿病 等々基礎疾患があっても 内服と違い安心して使用可能な この爪白癬の外用薬が 広く使われていくものと
思います。

またひとつ 患者さんにとり 朗報でありぜひ悩んでられる患者さんがおられましたら ご相談ください。

すぎ花粉症 舌下免疫療法

2014-12-05 14:30:01 | 医療
本年、10月8日にスギ花粉症に対する舌下免疫療法薬(薬剤名 シダトレン)が発売され、保険治療が可能となりました。
宇賀治医院でも その後 患者さんに治療を開始して 通院していただいております。

以下に、詳細を説明しますので、よく読んで御理解いただき、治療を希望される方は御来院ください。また、こちらのサイトもご参照ください。http://www.torii-alg.jp/

長い説明に下記なりますので 外来にて 相談していただければ 説明いたします。
また外来にてパンフレットも作りお渡しいたします。


アレルゲン免疫療法は、減感作療法とも呼ばれ、アレルギーの原因である「アレルゲン」を少量から投与することで、体をアレルゲンに慣らし、アレルギー症状を和らげ、場合によっては、根本治療も期待できる治療法です。今まで、皮下にアレルゲンを注射して行う治療が行われてきましたが、今回、注射による不便さ(疼痛、頻回の通院が必要、副作用の頻度など)を軽減し、自宅で行える舌下免疫療法がスギ花粉に対して保険適応で行えるようになりました。しかし、すべての方に有効で副作用のない治療ではありません。そのため、治療前によく理解していただき納得した上で治療を受けていただきたいと思います。少し長いですが、下記をよく読んでください。

治療前に、知っておいてほしいこと

1 スギ花粉症に対する治療法であること
※治療前にスギ花粉症の確定診断のための検査(採血)による確認が必要です(当院で検査済または、他院での検査結果を見せていただける方は不要です→当院にて確認できない場合は再度検査が必要です)
また、症状が比較的重症の方、抗アレルギー薬で眠気など副作用が強い方、お薬を内服したくない方などに勧められる治療法です。

2 治療期間が3~5年と長期間(最低2年以上ですが、3年以上の服用が推奨されています)であり、その間、毎日の服用が必要であること(その後も、症状が再燃すれば、再度、服用が必要になること)また、月に1回の定期的な受診が可能であること(初回投与後は2週後に受診することが可能)ただし、※平成26年10月から平成27年10月までは、2週ごとの受診が可能なこと→これは、発売後1年間は、2週分の処方しかできないため
また、治療効果が発現するのに3か月はかかるといわれており、スギ花粉飛散前の11月までに開始するのがよいといわれています。

3 すべての方に効果があるわけではないこと。実際には、治療により 症状が軽減するのが8割程度で、1~2割の方には効果が出ないといわれています。また、治療により、お薬を服用しなくても済むのは、1~2割程度といわれています。その他の方は、症状が軽減したり、内服薬を減量できたりすることが期待されます。また、治療終了後は長期間にわたり効果が続くといわれていますが、再燃することもあり、その際は再度の治療が必要になることもあります。実際に何年効果が続くかについては、分かっていませんが、治療期間が2年間と3年間では、有意に3年間治療を続けた方が効果があるといわれています。

4 年齢、持病等により、服用できない場合があること。以下をご確認ください
・12歳未満
・重症の喘息患者
・β遮断薬服用中 〈高血圧、狭心症その他の心疾患の薬〉
例)インデラル、セロケン、アテニロール、アーチストなど
・治療開始時に妊娠している
・全身的な重篤な疾患に罹患中
  悪性腫瘍
  自己免疫疾患
  免疫不全症
  慢性感染症
・全身ステロイド薬(内服、注射)の連用や抗がん剤を使用中
・重症の口腔アレルギー症候群
・急性感染症に罹患中(治療開始時に発熱を伴う感冒などに罹患している)
・転居予定があるなど、継続的な通院が困難である
・1月から5月のスギ花粉飛散期からの開始はできません。これは、副作用の発現の可能性が高くなるためです。

その他の注意薬剤(対象外ではないが注意が必要)
三環系抗うつ薬、MAO阻害剤服用中(ショック時の治療に抵抗する可能性があるため)

5 アレルギーの原因物質を投与することからアレルギー反応が起こる可能性があり、場合によっては、アナフィラキシーショックという重い副作用が現れることもあること。
このため、初回服用は当院内で行います。その後30分間、院内で安静にして頂き、副作用の発現がないかどうか、経過観察が必要です。2回目以降は自宅で行います。
考えられる副作用は、
≪局所的な副作用≫
・口腔内症状(口腔内のかゆみが一番頻度が多いです。その他は、口唇浮腫、口腔粘膜や舌の腫脹、咽喉頭の刺激感など)
≪全身的な副作用≫
・アナフィラキシーショック・・・多くの場合、服用後30分以内で発症し、じんましんなどの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状、突然の蒼白、意識の混濁などのショック症状が現れることをいいます(今のところ、死亡例はありません)
・喘息様症状・・重症な全身的な副作用として、入院例も報告されています
・腹痛、嘔吐などの消化器症状
・鼻炎、結膜炎、じんましん、全身のかゆみなど

治療方法、スケジュール

・実際の使用方法
使用する薬剤は「シダトレン」(鳥居製薬)といいます。これを1日1回舌下に滴下し2分間保持してから飲み込む
その後、5分間はうがい、飲食を控える

・服用スケジュール
初回から14日目まで、少しずつ滴下量を増量していきます。

15日目以降は、同量で、3年から5年(最低でも2年だが、3年以上が推奨)続けます。

おわりに

本治療は、根本治療も期待でき、8割の方には有効ですが、無効な方もおり、薬を全く服用しなくても済むのは1~2割です。また、長期間にわたり根気強く服用が必要になりますことを、御理解ください。(実際に、途中で中断してしまう方も少なくないといわれています)

以上をよく読んだうえで、ご希望される方は御来院ください
宇賀治医院 宇賀治陽一より


舌下免疫療法・すぎ花粉症治療

2014-12-02 09:52:36 | 医療
すぎ花粉症で、「舌下免疫療法」と呼ばれる新しい治療が 保険適応となり本格的に始まりました。
ためしてガッテン(NHK)でも 上記 治療法が紹介され 現時点(2014年10月)では
すぎ花粉症に対して最も有効な治療法であると考えられています。

舌下免疫療法で治療した場合、治療を受けた患者の7~8割は 症状が軽くなり、そのうち1~2割
は症状がなくなる、つまり根治すると言う報告があり マスコミ報道関係で たびたび放送されて
おりました。

宇賀治医院でも 舌下免疫療法を 開始しております。1回目は医師の指導のもと 外来に30分間
様子をみる必要がありますが、2回目以降は自宅で自分できるのが大きな特徴です。
エキスを1日1回舌の下にたらし、2分間保って飲み込む。その後、5分間はうがいや飲食を避け
2時間程度は激しい運動、アルコール摂取、入浴を控える。原則毎日続け、副作用が出た場合に
すぐ受診できる午前中に行うのが望ましいとなっております。

すぎ花粉症の治療は従来、薬で症状を一時的に抑える対症療法が中心でしたが 今回 治療にて
注射の苦痛もなく、自宅で投与が可能な しかも根治すると言う報告がある治療が全国で開始
された事は 患者さんにとり 朗報と思われます。

現時点では 学会の講習を修了しテストに合格し 登録された医師のいる医療機関でのみの開始と
なりましたので どの医療機関でも 治療を受けれる事ではないのですが 今後 すぎ以外で
他のアレルギー等(例としてダニ)にアレルギーのある患者さんにも 将来 同様の治療が広がる
事を考えると アレルギー疾患に強い医師が治療にかかわっていく事も大切と思っております。

当院で 上記 治療を受けれますが 初回30分は かかりますので 時間に少し 余裕をもって
受診ください。



総合診療医

2014-09-16 16:44:47 | 医療
今は 情報化時代で インターネット上ですぐ情報がみられます。ただ間違いも多い 総合診療部が 日本の大学病院で初めて出来たのは
1981年(昭和56年)4月川崎医科大学で そのあと 5年後に国立大学として1986年佐賀医科大に総合診療部が設立されました。
この事すら間違えて記載している情報があり
この当時 医師1年目から総合診療部・総合診療科に入り総合診療医として研修・勉強をしてきましたが もう何十年もたつのに
いまだに 最近 注目されている科で・・・なんと日本全国もうどの病院にも総合診療部・総合診療科ができておりますが 本当に訓練を
受けた医師の少ない事にも驚きますね。
やっと名称が 今年 総合診療医に決まったとの事。そんな名称決めるのに何十年もかかり その医師教育内容はこれから決めていく予定
との事で 医師1年目より大学病院で総合診療医の訓練を受けてきた私にとり あまりにも本当の意味での広がりの遅さにあきれるばかり
です。