就活ルック

女子大生の就活ルックをよく見掛けます。
黒いスーツに黒いビジネスバッグ、黒のローヒール、髪もあまり染めず、
ポニーテール、といったところが定番のようですね。

我が娘1号も2年前にはそんなかっこうで浮かない顔で就活していました。
文系の学部で、アチコチ落ちた末に中規模の会社に救ってもらい、今も無事
(かどうか分りませんが)勤めています。

さて、娘2号も来年は4年生になるので、そろそろ就活の予行訓練が始まるらしく、
カミさんに就活ルックをねだったらしい。
娘2号の場合は、服飾デザイン関係の学部なのだから就活ルックはないだろうと
勝手に思っていたのだがそうでもないようです。

私が卒業したデザインの専門学校では、就活(当時はそんな言葉は無かった)でも
ほとんど日常と同じ服装で、すっ頓狂な服装をしている女子も少なくありません
でした。

中には面接で個性的な服装についてとやかく言われてキレてしまい、
『これが私のライフスタイルです！認めてもらえないなら雇ってもらわなくて
結構です』
と啖呵を切って帰って来たら採用の通知が届いた、という猛者もいました。

服飾デザインの世界で仕事をしようと思うならそのくらいの覚悟が欲しいけど…
残念ながらうちの娘2号はそうはいかない模様。

カミさんは、今、ウチはおカネが無いからお姉ちゃんのお古でがまんしろと言い
含めたが姉よりも身体が少し大きいので、さすがに靴だけは買ってやらねば
なるまい、と言っていました。