もともと忘れっぽい質で、過去のことだけでなく、これからの予定もうっかり
忘れてしまう自分が情けない。
齢を重ねたからと言いたいところですが、さにあらず、若い頃からのどうにも
ならない欠陥なので、手帳にメモを取ることで何とか対応してきました。
自分がいつ何をしたか、あるいは何をする予定か、要するに備忘録というやつ
ですね。
でも、手帳だと過去の記録や予定の記述はあっても検索することはできないし、
ましてや予定が近づいたら通知してくれるなどという気の利いたことはしてくれ
るはずもありません。
そこで、スマホの「リマインダー」や「カレンダー」アプリを利用するように
なりました。
日頃の生活の中でふと気がついたこと、アレを買っておかなければ・・・、
アレを調べないと・・・、○○さんに連絡しなければ・・・などなど、
気がついた時に直ぐにリマインダーにメモり、それを思い出すために
通知して欲しい日時を設定しておけば、アプリは忘れることなく知らせて
くれるので、カミさんに何か頼まれたことはほとんど忘れたことは
ありません。
なにかの都合で意図的に、忘れたことにしたことはありますがね(汗)
ひとを信頼して頼み事をしたのに『あっ!忘れてた!』と言われるほど
虚しいことはありません。
“忘れる”ということは誰にでもあることだから、頼まれたことを実行しな
かった理由として『忘れていた』という言い訳がいちばん卑怯で見苦しく
悔しいことだと私は思います。
『あっ!忘れてた!』と言われると「あっ、そう・・・」くらいしか口には
出しませんが、心のなかでは「このバカヤロウ!!」に始まり、とてもここ
には書けないようなありとあらゆる罵詈雑言でそのひとの全人格を否定する
ほど怒り狂っているのです。