新しい年の幕開け、やれオリンピックだ、万博だ!と、相変わらず景気のよさそうなはなしで、庶民の不安感を忘れさせようとするかのようなにぎやかさ。けれど、国民はうすうす、そんなイベント頼みで景気もくらしもよくならないと感じているのではないでしょうか。第一、オリンピックも万博も景気浮上を目的にすること自体がおかしいじゃないか、それぞれの崇高な目的はいったいどうなってんですか、と。恥ずかしくありませんか、と。
吹田でも、年頭の新年会で健都(岸辺駅周辺の健康医療都市、昨12月には市民病院が、今年7月には国立循環病研究センターが移転)だ、カフェ(まもなく千里南公園内にオープン)だ、新駅(JRおおさか東線南吹田駅が開業)だ、と大騒ぎ。人口が増え、発展を続ける全国屈指のまち、吹田。その都市ブランドをいっそう魅力あるものに!の大合唱です。いずれも、よくない話ではないけれど、心の中で叫ぶ私です「ちょっとまったあ!」
全国の自治体が人口減、財政難で苦しんでいる時、そんな右肩上がりの市が、高校卒業までの医療費助成、全員喫食型の中学校給食、35人学級、国保料引き下げ、公園のトイレの改修など山ほどある市民の要望になんでこたえないねん!議会でも何度も質問してるのになんでやねん!(だんだん大阪弁になってくる!)長生きしてもうしわけない、生きててもしょうがないって嘆いてる高齢者、子育てするなら箕面とささやきあう子育て世代、そんな市民の声は届かないのか!
新年早々、怒りすぎましたが、ことしもみなさんの声を市政にとどけて頑張ります。どうぞ、よろしくお願いします。