上垣ゆうこの小走り日記

日本共産党、吹田市議会議員上垣優子の日記です。

ラジオ体操ー青山台近隣センターにて

2018-08-23 17:20:04 | 日記

きのう、きょうの2日間、朝6時半から青山台近隣センターでラジオ体操をしています。

4年前に新しく建ったマンションのママたち数人で、マンション敷地内の小さな広場で始められたラジオ体操。

音がうるさいとクレームがあり、翌年は場所を移して実施。が、そこは9時からしか使えず、参加者が減り、翌年つまり去年はまたマンションに戻ったものの、子どもたちも大きくなり今年の場所のめども立たず、どうしようかなということで悩んでおられました。じゃあ、場所は市が管理する青山台近隣センターの銭湯の跡地はどうか、と提案し、とんとん拍子に話が進みました。

期間は2学期が始まる直前の今週の水木金の3日間だけですが、両日とも20人前後の子どもたちと10人を超える大人が参加してにぎやかに実施できました。全日参加したら北千里駅前のドーナツ屋さん「フロレスタ」さんのドーナツがもらえます。

ささやかですが、要求実現!!子どもたちの笑顔と見守るおとなのまなざし。きらり青山台!だぞ!

おとなは、ラジオ体操のあるあるで盛り上がってます。ちなみに今年はラジオ体操90周年だそうです

体操


災害時、消防車や救急車が通れるような道路に

2018-08-17 17:43:05 | 日記

遅くなりましたが、7月31日視察2日目、杉並区の報告です。

  6月18日の大阪北部地震の発生で、消防や救急のための車両などが入るのが難しい狭あい道路(道幅4メートル未満の狭い道路)の問題が、吹田市でもあらためて浮かび上がりました。建築基準法では建物を建てる際に4メートル以上の道路に接していることが義務付けられていますが、昔建てられた古い住宅などはそのようになっておらず、建てかえの時に、道路の中心から2メートル後退させることで、新しい建物をつくることができます。

  視察した杉並区では、関東大震災や東京大空襲などのあとにつくられた町並みを中心に、この狭あい道路が区内の道路の約3割にも及ぶそうです。近い将来発生が予測される首都直下型地震などに備え、道路の拡幅が緊急の課題であるとして、すでに30年前に「狭あい道路の拡幅に関する条例」を制定、その後の課題と条例の限界を整理し、2年前に改正したそうです。「狭あい道路整備課」が設けられ、重点地域を設定して職員が住民等に丁寧に働きかけ、計画的に拡幅に先進的にとりくんでいます。

 吹田市で、どのようにしてこの課題を解決していくか、智恵を出し合わなくてはと思いました

おまけの写真は、区役所ロビー、翌日からの平和展の準備中でした。


きぼう号復活の声は今もー吹田でなにができるのかー

2018-08-01 19:11:09 | 日記

わたくし、今年度は建設環境常任委員になりました。

さっそく、委員会視察があり、7月最後の2日間行ってきました。1日目は愛知県豊田市の交通まちづくりのとりくみについて。

吹田市では、高齢の方や障害のある方、妊婦さんの移動手段として喜ばれていた福祉バスきぼう号というのが、維新市政のもとで廃止され、なにかちがった形でもいいから復活してほしい、という声は今もあちこちで聞かれます。移動手段=交通の問題と福祉施策の両面から検討すべきと、議会等でもとりあげてきていますが、なかなか進みません。

吹田は一般的には交通利便地域とされていますが、ニュータウンや千里山など坂の多い地域では、近くのバス停や鉄道の駅に徒歩で行くのも、ひざの痛みなどで難しいという高齢者が増えています。いま、求められているのは、福祉的なニーズとあわせて移動の自由を保障するための方法ではないかと思います。

豊田市は、トヨタ自動車のおひざ元。車のシェアシステムや自動運転車の試験運行などなど、さまざまな手法で、やはりトヨタ自動車が交通政策に参画していました。が、ハード面での試みはいろいろできても、高齢者の移動支援となると、マイカーやタクシーの相乗りなど、人と人がつながりあうことが前提になります。このソフト面が課題です。移動手段の充実は地域づくりやまちづくりと一体のものだと痛感しました。今まで塾や病院、スーパー銭湯など、まちを走る送迎バスといった民間の協力を得て新しい移動方法を考えられないかなどと、市に提案してきましたが、豊田市の「たすけあいプロジェクト」を参考に、吹田でなにができるのか。ひきつづき考えたいと思いました。

さすが、トヨタのおひざ元、商業施設内のこどもの移動に、これ!

シェアリングシステムに使われてる COMUS(コムス:1人乗りと2人乗りがあります)

視察2日目は杉並区。狭あい道路の解消に向けたとりくみについては、後日書きます。


中学校の道徳の教科書展示・・心は評価できない!

2018-07-03 16:24:56 | 日記

小学校に続き、中学校でも来年から始まる道徳の教科化に伴う教科書の選定に先立ち、一部図書館や中学校など市内数か所で道徳の教科書の展示が行われていました。あす7月4日までの期限ギリギリになりましたが、地元青山台中に見に行きました。

道徳を否定するものではありませんが、それを国が検定した教科書を使って教え、評価することは、特定の道徳観にこどもたちを誘導する危険があり、わたしは反対です。

全部に目を通す時間がなかったので、この間、関連記事など読み、気になっていた「自己評価表」がどのように掲載されているか、この点にポイントをしぼりました。

道徳は教師による数値評価でなく文書評価とされています。さすがに教師が内心を数値で評価するのは無理だということでしょう。そこで、文書評価の参考に、ということでしょうか、教科書巻末にさまざまな自己評価表がおまけのようについているというのです。教科書に評価させるものとも言われています。

展示されていた8社のうち、4社が巻末やノートに自己評価のページを設けていました。日本教科書社は「中学生で身につけたい22の心」について、1レベルの「意味はわかるけれど大切さを感じない」から「大切さや意味は理解していて、多くの場面で態度や行動にできている」の4レベルまで、自分を4段階評価するようになっています。

「自分で考え判断し行動し、責任をしっかり持つ心」や「法やきまりの意義を理解して、それらを守ろうとする心」「郷土を愛し、地域の一員として郷土の発展に努めようとする心」「国を愛し、伝統や文化を受け継ぎ、国を発展させようとする心」「弱さを克服して、誇りを持ってよりよく生きようとする心」などなどです。心・・と表現されているのも、日本教科書社の特徴です。みなさんは、これらの項目にどんな自己評価をなさるでしょうか。

教材にさまざまなショートストーリーが使われています。それらのうけとめは十人十色、その違いを交換し、認め合う、その過程の中で自分の心と向き合い、個性を磨き、社会の中でどう生きるか、他者とどのような関係をつくるのか、探りさぐり私たちおとなだって生きているのではないでしょうか。それを他者に評価などされたくはありません。

自分で考えよう、話し合って深めようといいながら、特定の考え方に誘導することなどあってはならないことです。7月末には教科書を最終決定する教育委員会会議が開かれ、傍聴もできます。会場、日時は決まり次第吹田市のホームページに掲載されます。

小学校では、すでに今年度から教科化が始まっています。まもなく学期末、どんな評価をしようか、先生方のご苦労を察します。この問題について、みなさまのご意見も、ぜひお聞かせください。

 

 


青山台小学校避難所3日目

2018-06-22 17:17:45 | 日記

おととい、青山台小学校で開設されていた避難所にお見舞いにうかがいました。

単身の高齢者の方が避難されているのでは、とおもっていましたが、3人の留学生の方たちがおられました。

この夜の担当職員の方のお話では、地震を体験したことのない留学生の方は、夜になると恐怖がよみがえるので、夜だけ来られる。昼間は乳児を連れたお母さんが余震の不安で来られ、校長先生の配慮で授乳室を別部屋に確保していただいている。とのことでした。

すでに、全市の避難所は閉鎖されましたが、今後の避難所の運営にとって具体的な参考にすべきことがあると思いました。

北千里は、赤いポールだらけです。

日々、補修されています。

ーなお、休会になっている5月定例会は来週火曜日から再開されることになりました。私の個人質問は木曜28日になります。もちろん、今後、大きな余震がない場合です。ー