久しぶりに産直野菜の配達で船橋方面まで出かける。予報と違い少し薄日があったりで畑のほうがよかったかなと思ったりする。隔週で購入していただいているIさんは高校の同級生だ。引きこもりの息子さんをいつも気にかけているのだが、彼女も病気があったりで今は専業主婦をしている。昨日は早目の時間だったのでついつい立ち話、息子さんがぜんそく持ちというのも初めて聞いた。小さい時には夜中に何回も病院に駆け込んだそうだ。彼女も高校の講師をしていたのだから大変だったと思う。もう24歳になる我が家の長男も、生まれてからアトピー性皮膚炎のようなものが出た時があった。最初は産院に行ってステロイド軟膏をもらって塗っていたのだがあまりよくはならなかった。この事を聞いた産直のお客さんから‘アトピーにステロイド軟膏を塗っていると大きくなってぜんそく、大人になって腎臓を悪くしますよ‘と言われ、自然療法ということで親戚からびわの葉をいっぱいもらってきて大鍋で煎じてタルに移しておいて、毎日風呂上がりに子供をその煎じ汁のタルにいれて7～8分ぐらいは入れておいた。一週間に一回びわの葉を取り換えて約三カ月、本当に自然に治ってしまった。あまりひどいアトピーでなかったからかもしれないが、根気よく続けた。彼女の息子さんもアトピーがあったというので、自分の体験をもっとみんなに言っておけばよかったとつくづく感じた。今度‘生姜湿布をやってあげるね‘と約束して別れたが自分が今あることの有難さをついつい忘れてしまうのだ。みんなの支えがあってやれてこれたという。